毎年冬になると食べるのが楽し過ぎて体重が増えてしまいます。
今年も正月だけで3キロ体重が増えてしまいました。
しかし、「冬はダイエットしやすい!」とい情報を信じている私は危機感を持たずに過ごしていました。
ところが、私の知っている情報はごく一部でしかなく、よかれと思ってやっていたことが逆に “脂肪” を増やしてしまう間違った方法だったことをつい最近知りました。
この記事では、
・私の間違った行い
・間違いに気が付けたきっかけ
・改善した点
などを備忘録の意味も含めてまとめておこうとおもいます。
冬は体温維持の為にカロリーを消費するから夏より痩せ易い
昔読んだ記事で「冬はダイエットがしやすい季節」だと書かれていました。
それは “体温の維持” のためだけでも熱を生み出すためにカロリーを消費するからとのこと。
【暑い時期】 気温35度で体温36度を維持する
【寒い時期】 気温10度で体温36度を維持する
当然 “寒い時期” の方がエネルギーが必要になります。
そのため、冬は夏よりも “ダイエットしやすい季節” と言う訳です。
すごく納得できたので、私もここ数年これを信じていました。
【勘違い】寒い環境の方が痩せやすいと思って薄着で生活
寒い方が体温を維持しようとしてカロリーを消費する
↓
薄着で生活した方がカロリーを消費できる
と勘違いした私は、仕事中はあまり厚着をしないようにしていました。
「ちょっと肌寒いかな?」くらいで過ごすことでカロリーを消費しているつもりだったんです。
しかし、それは間違いだったことを意外なモノで知ることになりました。
偶然読んだ漫画で冬のダイエットの【勘違い】に気が付いた
【ピッコマ】という漫画アプリで偶然読みはじめたマンガは “君に足りないのは筋肉だ!” という作品でした。
その【第10話 デイブDays】というお話が、私の考えが間違っていることに気が付くきっかけになりました。
君に足りないのは筋肉だ!【第10話:デイブDays】
残業を終わらせた “デイブ” というキャラが仕事帰りにジムに向かいます。
貸し切り状態のプールで一生懸命泳ぎ、疲れて休憩をしているとトレーナーの関口さんから「休むならプールから上がらないと脂肪がつきますよ」という衝撃の台詞が飛び出します。
驚いてプールから上がったデイブは「体温を保つためにカロリーを使ってると思ったのに…」と呟きます。
まさに私と同じ考えです。
関口さんは「体温を保つために断熱効果のある脂肪がつくんですよ」と返します。
しかし、デイブも「脂肪がついているトコって冷たくないですか?」と返します。
それに対して関口さんは「脂肪は筋肉と違って熱を生み出さないので、動かずにいて冷えてきたら冷えっぱなしで更に脂肪がつきます」と。
簡単に説明するとこんな感じです。
寒い環境で動かないでいると保温の為に脂肪を蓄えようとする
“体温維持の為にカロリーを消費する” と思っていたのに
身体を動かさない → 身体が冷える → 脂肪がつく
という負のスパイラルになるそうです。
とは言えこれはマンガの情報です。
正しい情報なのか調べてみることにしました。
寒い場所でじっとしていると脂肪がつく?
調べてみた結果、”気温が低いと皮下脂肪が蓄えられる” は本当のようです。
気温が低いと身体が冷えて “基礎代謝” が落ちる
↓
代謝が落ちると “脂肪燃焼” の働きが低下する
↓
内蔵を冷えから守る為に皮下脂肪を蓄えて防御
という流れで「寒いと脂肪が増える」は正しいようです。
ただ、さすがにプールでちょっと休んでいる程度ではそんな変化があるのかは疑問です。
冬はダイエットしやすいんじゃなかったの?
「寒いと脂肪が増える」が正しいとすると、よく聞く「寒いとカロリー消費が増えてダイエットしやすい!」は嘘なの?と疑問が生まれました。
結論としてはどちらも正しいようです。
「寒いと脂肪が増える」を詳しく書くと、「寒いときにじっとしていると脂肪が増える」が正しいです。
つまり、”寒い部屋&薄着でソファーに座って映画を見て過ごす” 場合には、寒いからと言ってカロリー消費が増える訳ではなく、逆に “身を守る為に脂肪を蓄えてしまう” ということです。
そして、寒い時期に身体を動かすと “運動で消費するエネルギー” + “体温を上昇させる為のカロリー消費” で痩せやすいのも事実。
「冬はじっとしているだけで痩せる」はさすがにあり得ないけど、運動の効果は冬が一番出やすいということですね。
私のように、寒い環境であまり動かずにパソコン仕事をしていると “カロリー消費” のメリットよりも “脂肪を蓄える” デメリットの方が大きく作用する “ダイエットと真逆の行為” になっているわけでね。
冬に効果的にダイエットする為に【改善】したこと!
数年前に知った情報を信じてここ数年の冬を自分なりに工夫して過ごしてきました。
しかし、今回読んだマンガをきっかけに新たな情報も知り、間違いに気が付くことが出来ました。
そこで、正月に蓄えた脂肪を効果的に落とす為に今年の冬から “環境” や “服装” を見直すことにしました。
【ジッとしている時の環境・服装】の改善
・パソコン仕事
・映画、動画視聴
・読書
など、あまり動かずにジッとしている時には寒くてもカロリー消費が増える訳ではないことがわかりました。
逆に、寒さで身体が防御態勢に入る方が問題があることを知りました。
そのため運動量が少ない時には、なるべく身体を “防御態勢” にしないように気をつけることにしました。
寒さから身体(内蔵)を守る=脂肪を蓄える
と、ならないように “快適な室温 & 服装” で過ごすように心がけています。
【運動するときの服装】の改善
逆に、運動する時は「肌寒い」くらいの格好でするようにしてみました。
これで、”運動で消費するエネルギー” + “体温を上昇させる為のエネルギー” を消費できるハズです。
ただ、場合によっては “体調を崩す” 可能性もあります。
そのため、”極端な薄着は避ける” や “運動後にすぐに着替えて身体を冷やさない” などに注意しています。
特に薄着で汗をかいてしまうと冬場は一気に体温が下がってしまいます。
・スタート時は肌寒いくらいの格好
・運動後はすぐに着替えて身体を冷やさない
このふたつを意識して運動に取り組むように改善しました。
きっかけになったマンガ【君に足りないのは筋肉だ!】について
タイトル:君に足りないのは筋肉だ!
作 者:大石ワタル
出 版:小学館
ガリガリとデブの二人組がたるんだ心と身体を鍛えなおすマッスルコメディ!
パーソナルトレーナーの関口さんによる筋トレ方法やプロテインの選び方…
こんなトレーナーに出会いたかった。
作家自らのトレーナー経験を元にした今までになかった筋トレ漫画で目指せマッスルボディ!!!!
ピッコマ
私の感想としては、「キャラが二人ともポジティブで愛嬌があって良い!」です。
また “筋トレ” を「頑張る練習」と表現しているところが特に気に入っています。
正直、濃いトレーニング内容が紹介されている訳ではありません。
作中で説明されている “プロテイン” や “食事” に関しての情報も “濃い” とは言えません。
しかし、”これからトレーニングをはじめるたい人” には読むとやる気が出るいい作品だとおもいます。
【君に足りないのは筋肉だ!】は全4巻で完結している短い物語です。
amazon.co.jp
また、無料マンガアプリ【ピッコマ】でも読むことが出来ます。
2024年1月現在、”22話” までは毎日1話無料で読むことが出来ます。
後半は有料になってしまいますが、”試し” で読んでみるにはピッタリだとおもうのでこちらも是非!
まとめ
いかがだったでしょうか?
「寒い時は体温を維持する為にカロリーを消費する」という情報だけを信じて、ここ数年間違った冬の過ごし方をしていました。
しかし、実際には “身体を動かしているか”、”ジッとしているか” で気温の低さは “良い方” にも “悪い方” にも作用することがわかりました。
そのことに気が付けたきっかけが “マンガ” なのは意外でした。
筋トレ漫画は【ダンベル何キロ持てる?】が有名ですが、今回紹介した【君に足りないのは筋肉だ!】もまた違った面白さがあります。
気になったら是非読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの