ウォーキングをしていただけなのに警察に通報された話

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リハビリと体力づくりを目的にはじめたウォーキングですが、続けていくうちに習慣になり、今では趣味と言えるほど大好きなものになりました。

しかし、つい先日そんな大好きなウォーキングでまさかの “通報&職務質問” を受けるというビックリな体験をしました。

その時に車内の持ち物検査も受けなくてはいけなかったんですが、一つ間違えば面倒なことになっていたかもしれない場面もありヒヤヒヤしました。

この記事では、ボクがウォーキングをしていただけなのに通報されてしまった理由、車内の持ち物検査でヒヤヒヤした理由、今後気をつけようと思ったポイントなどをまとめてみようと思います。

この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点

この記事はボクの体験をもとにまとめています。

その為、地域や各警察官の判断によっては結果が違ってくる場合があります。

また、とても特殊な状況だったので普通にウォーキングを楽しんでいる分には今回の様な目に遭うことはまず無いとおもいます。

以上の点をふまえた上で、それでも読んでいただけたらとってもうれしいです。

趣味のウォーキング中に通報・職務質問された時の状況

その日は平日で、時間は昼の1時ぐらいでした。

いつもは自宅の近所でウォーキングしていますが、その日は用事があって隣の市まで出かけていたのでいつもとは違う状況でウォーキングをしたくて、少し前に知り合いから教えて貰った “海沿いのサイクリングロード” を歩いてみることにしました。

そこは大きな駐車場があって、大きな公園も隣接していました。

サイクリングを楽しむ人や釣り人、ボクのようにウォーキングやジョギングをしにきた人の車で結構な混雑をしていました。

車をとめて、靴とズボンを履き替え、海沿いのサイクリングロードを歩きはじめました。

どのくらいの時間歩いたかわかりませんが、結構疲れたので一度車の戻って休憩することにしました。

車のハッチバックを開けて腰掛けて、飲み物を飲んだりちょっとお菓子をつまみながらスマホをいじって休憩していました。

すると休憩をはじめて10分も経たないうちに駐車場にパトカーが入ってくるのが見えました。

サイレンは回っていますが音は鳴らしていない状態で “スー” っと入ってきたパトカーは、そのままボクの車の後ろまで一直線で走ってきて真後ろに停まりました。

ボクは車の後ろに腰掛けていたので助手席の警察官と目が合い「何事だ?」と内心ビックリしていました。

助手席の警察官が降りてきてボクの方にまっすぐ歩いてきたので「あっ、職質されるパターンだ」と心の中で考えていましたが、内心ドキドキでした。

だって、ただウォーキングして疲れたから休憩していただけなんです。

しかし、その駐車場には十数台の車が停まっているのに、駐車場に入ってきてまっすぐボクのところへ来たことから考えるとボクを目的に駐車場に来たように思えます。

警察官に「こんにちわ、ちょっとお話聞かせてください」と言われ、ドキドキは最高潮になっていました。

駐車場での休憩中に受けた職務質問と持ち物検査の内容

警察官に話しかけられたボクはドキドキしながら立ち上がって返事をしました。

「はい、どうかされましたか?」

すると警察官から「いくつか質問と車の中の検査をさせてください」と言われました。

ドキドキしながら心の中で「なんで?この駐車場休憩禁止なの?」という考えがグルグルしていました。

「はい」と答えると、警察官から “身分証明書” の提示を求められました。

運転免許証を渡すと

・名前

・年齢

・住所

・職業

・ここで何をしていたのか

を質問されました。

「ここで何をしていたのか」の質問の時には「住所は隣の市だけど何故ここへ?」とも聞かれました。

なので、「用事でこの市に来た」ことと「知り合いにウォーキングにいい場所と教えてもらったので」と理由を細かく答えました。

質問が終わった後は車の中の持ち物検査を求められました。

断っても心証が悪くなるだけですし、危ないものや違法なものも持っていないので応じると「私が運転席から順に確認していきますので横で見ていてください」と言われました。

運転席→運転席側の後部座席→荷室→助手席側の後部座席→助手席の順で懐中電灯で覗き込みながら隅々まで確認されました。

特にシートとシートの間や、ダッシュボードの中は重点的に確認されました。

ボクは車に余分な荷物を載せておくことが好きではないのでダッシュボードの中も “車検証” と “ナビの説明書” ぐらいしか入っていないので検査は5分ほどですぐに終わりました。

職務質問・持ち物検査を終えた後に警察官に質問をしてみた

車内の持ち物検査も終えて警察官から「ご協力ありがとうございました」と笑顔で言われました。

何事も無く終えたので “ホッ” としてようやくドキドキも治まってきましたが、それと同時に「なんだったの?」という考えが浮かんできました。

どうしても気になったので警察官に「ボク通報されたんですか?」と聞いてみました。

すると警察官は「いえ、ただのパトロールですよ」と笑顔で答えましたが、ボクが「でも駐車場入ってまっすぐここに来ましたよね?」と言うとちょっと困った様な笑顔で「実は近隣住民の方から長時間停まっている車があるから様子を見にきてくれ」という通報があったと教えてくれました。

「でもここ路上じゃなくて駐車場だし、ボクが来て1時間も経ってませんよ?周りにはボクが来た時にはもういた車もありますし」と言うと「聞いていた車の特徴がこちらと一致していたので声をかけさせて貰いました」と言われました。

納得はいきませんが、これ以上警察の方を問いつめても意味がないので最後に「ここに駐車してサイクルロードを歩くのは問題ありませんか?」と聞くと「大丈夫です、ご協力ありがとうございました」と言われてパトカーは帰っていきました。

ほんの10分ほどの出来事でしたが “パトカーが来たこと” 、”職務質問・車内の検査” を受けていたことで駐車場中の視線を集めてしまったらしく、離れたところからこちらを見ている人が沢山いました。

似た経験を目撃したことがある人が話しかけてくれた

離れたところからちらちらこちらを見ている人たちがいて居心地が悪くなり、なんだか悲しくなってきたので帰ろうとおもい検査で動かされた荷物を整理していると70歳ぐらいのおじさんが「通報されちゃった?災難だったね」とニコニコしながら話しかけてきました。

正直「野次馬か?おもしろがってんじゃねーよ」と思いながら「ははは、怪しかったんですかね?」と苦笑いしながら答えるとおじさんは真顔で「大丈夫だよ、何ともなかったんだろ?」と言いました。

苦笑いとはいえ笑顔のつもりでしたがかなり不安な顔になっていたのかもしれません。真顔になったおじさんは「前にもこういうのあったんだよ」と続けました。

なんでもおじさんは前にもパトカーがきて職務質問しているところを2度見たことがあるらしく、「どうやら近所頻繁に通報する人がいるのかもしれない」と言っていました。

夜中に騒いでいた訳でもなく、エンジンを掛けっぱなしにしたり騒音を出していた訳でもありません。

昼間に駐車場に車を止めてウォーキングの途中で休憩していただけで通報する意味は全くわかりませんが、ボクだけが怪しまれて通報された訳ではないのかもしれないと知ってなんだか少しだけ気持ちが落ち着きました。

ただ、他にも車が沢山あるのに何故ボクが通報者の気に触ったのかは全くわかりません。

とても景色が良く、歩いていて楽しい場所で駐車場も完備というすてきな場所でしたが今後二度と近づきたくないとおもう嫌な印象をもって帰ることになりました。

荷物を降ろしていたので面倒を避けられた

車内の持ち物検査を受けた前の日に車に積んでいたDIY工具を下ろしたばかりでした。

DIY工具は週末に使用したもので、工具の中にはカッターナイフなどの刃物類もありました。

後から教えて貰ったことですが、実はカッターナイフなどの刃物類だけでなくマイナスドライバー1本ですら事情聴取に繋がることがあるそうです。

金槌なども同様で、きちんとした理由(職人さんが仕事道具として積んでいる等)がなく持ち歩いているとアウトになるそうです。

ボクにこれらのことを詳しく教えてくれた知り合いは、過去にバーベキューに行った後で面倒で積みっぱなしにしていた調理器具の包丁を指摘され、警察署に行き事情を聞かれたことがあったそうです。

その時は何度も説明させられ解放されるまで結構時間が掛かったそうです。

今は当時よりもっと厳しくなっているかもしれません。

まさか駐車場に車を止めてウォーキングしていただけで職務質問されて持ち物検査を受けるとは思っていませんでしたから、その時もしDIY工具を積みっぱなしにしていたら “銃刀法違反” の疑いで更に面倒なことになっていたと思います。

パニック障害持ちのボクが警察署で事情聴取なんて受けたら間違いなく発作が出てトラウマものになるので、たまたま荷物を降ろしていたことで助かりました。

まとめ

ボクにサイクリングロードを教えてくれた知り合いにこの出来事を話すと「確かにあそこはよくパトカーがくる!」と言っていました。

本人は職務質問されたことは無いけど隣に停まっていた車が受けているのを見たことがあるそうです。

ここからはその人とボクの予想ですが、通報があったというのは嘘で、その駐車場が釣り人が良く利用する駐車場、もしかしたら釣りの道具を載せたまま普段の仕事の休憩などで休んでいる人もいるかもしれない、それをターゲットに職務質問を理由に車内の持ち物検査→釣り目的じゃないのにナイフや包丁が積まれていたら”銃刀法違反” →署に連行という流れのために定期的に来ているんじゃなんかと考えました。

その為、その時に車にいる人がターゲットで、その時たまたま休憩で車にいたボクがターゲットになった→何も出なかったということかもしれません。

嫌な想いをしているのでかなり邪推ですが、駐車場に車を止めていてピンポイントで通報される理由が思いつきません。

とにかく前日に荷物を降ろしていたことで面倒なことにならずに済んだので、みなさんも不要な荷物は車から降ろすのを強くおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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