先日母から「クレジットカードの利用明細が有料になっちゃったみたいなんだけどどうしたらいい？」と相談されました。
確認してみると父のほぼ使っていない “クレジットカード” のものでした。
“使っていないし解約してしまうか、でもすぐに解約しないとまた明細の発行手数料を取られてしまう” という状況。
少し面倒ですが、インターネット上で明細を確認する【WEB明細】に切り替えれば手数料は掛からなくなるようです。
そこで、後で解約する可能性はあるもののとりあえずWEB明細に切り替えることにしました。
この記事では、私がセゾンUCの “ヤマダLABIカード” をWEB明細に切り替えたときの手順をまとめて解説しています。
利用明細の発行手数料？まず何をすればいい？
2023年の11月に明細書発行有料化のアナウンスはされていたようです。
しかし、私の父のように届いた明細書のハガキで “発行手数料” が請求されたことを知った人もいるのではないでしょうか。
セゾンUCのクレジットカードは2023年12月の請求分からカードの利用明細書の発行に “110円” 掛かるようになってしまいました。
しかし、ちょっとした手続きでその手数料が掛からないようにすることが出来ます。
セゾンUC【利用明細発行手数料】を払いたくない場合
“利用明細書” はカードでの支払いの有無に関係なく郵送されるそうで、毎月 “発行手数料” が掛かります。
月に一度も使用しなくても明細書がハガキで届くので、その手数料として “毎月110円” が引き落とされる訳です。
そのため、そのクレジットカードが “使っていないもの” なら解約してしまうのも手です。
“利用している・利用していないけれど解約したくない場合” は、紙（ハガキ）の利用明細書からWEB（インターネット上で確認する）明細書に切り替える手続きをすれば “発行手数料” は掛からなくなります。
【WEB明細書】に切り替えるとどうなる？
「WEB明細書に切り替えれば発行手数料が掛からなくなる」のはわかった。
では、WEB明細書に切り替えるとどうなるのか？が気になる方もいると思います。
変化①：ハガキの【ハガキの利用明細書】が届かなくなる
切り替え手続きすると、今まで毎月届いていた “ハガキの利用明細書” が届かなくなります。
今まではカード会社が利用明細を送ってくれましたが、切り替え後は “自分で確認する” 必要が出てきます。
と言っても、専用サイトで確認するだけなので難しくはありません。
変化②：セゾンUCの専用サイトで利用明細を確認する
毎月の利用明細は “アットユーネット！” というセゾンUCの専用サイトで確認するようになります。
今までと違って自動で届く訳ではないので、毎月自分で確認しないといけません。
WEBで確認するので、”インターネット環境” と “パソコン・スマホの操作” が必要になります。
何日までに手続きすれば次の発行手数料が掛からなる？
本来なら有料化される2023年12月分の利用明細が発行される前に手続きを済ませておきたかったですよね。
でも “発行手数料” を請求されてはじめて知ったという人も少なくないとおもいます。
そんな人が次に気になるのは「いつまでに手続きをすれば次の発行手数料を請求されなくて済むか」だとおもいます。
期限は【 毎月15日 20:00 】です。
期限内に切り替えをすることでその月の利用明細から “ハガキ” から “WEB明細” に切り替わり、発行手数料が掛からなくなります。
15日20:00を過ぎてしまうとその月の発行手数料は掛かってしまうので、なるべく速く手続きをするのがおすすめです。
WEB明細に切り替える為に必要な手順
WEB明細に切り替える手続きには “インターネット環境” が必要になります。
インターネットに接続できれば “パソコン” “スマートフォン” のどちらからでも手続きできます。
専用サイトから “切り替え手続き” をおこないますが、”アットユーネット！” というサイトへのアカウント登録が必要です。
そのため、
“アットユーネット！” 登録済みのユーザー
↓
ログインしWEB明細に切り替える手続き
“アットユーネット！” 未登録のユーザー
↓
アットユーネット！への新規会員登録の手続き
（自動的にWEB明細で登録されるようです）
と状況によって必要な手順が違います。
父の “アットユーネット！” のアカウントは作ったことが無かったので、今回は新規会員登録からはじめました。
アットユーネット！の新規会員登録手続きに必要なモノ
アットユーネット！に新規登録（アカウント登録）をするには
・セゾンUCのクレジットカード（今回はヤマダLABIカード）
・カードの名義人の生年月日
・引き落とし銀行口座の口座番号
・メールアドレス（携帯・パソコンどちらでもOK）
が必要になります。
登録時にこれらの情報を入力する場面があるので、手元に用意してから手続きを開始するとスムーズにおこなえます。
ハガキの明細書→WEB明細書への【切り替え手順】
私が父のクレジットカードの明細書をWEB明細に切り替えたときの実際の手順をまとめておきます。
カードの違いこそあるかもしれませんが、セゾンUCのカードの場合は同じ手順のハズです。
利用明細ハガキのQRコードで専用サイトにアクセス
届いたハガキの “専用ページはこちら” に記載されているQRコードをスマホで読み込みます。
↓
“【株式会社クレディセゾン発行のUCカードおお持ちの方】ご利用明細発行の有料化に関するお知らせ” というサイトが開きます。
画面を下に進めていくと “利用明細の発行が有料化する説明” と “対象のカードの説明” が確認できます。
その中の［アットユーネット「明細書受取方法の変更」はこちら］というボタンをタップします
www2.uccard.co.jp
↓
“アットユーネット！” のログインページが開きます。
“アットユーネット” にすでに登録済みのユーザーは登録済みの “ID” と “パスワード” を入力して、パズルを完成させて［ログイン］ボタンをタップします。
私のように未登録の新規ユーザーはその下の［新規会員登録］をタップします。
api.saisoncard.co.jp
↓
アットユーネット！の新規会員登録手続き
“アットユーネット利用登録（１／２）” のページが表示されます。
ここでは
・クレジットカード番号
・カードの名義人の生年月日
・口座番号下４桁
を入力します。
【クレジットカード番号】の入力
【クレジットカード番号】の［選択］の “▼（※①）” をタップすると画面下に選択肢が表示されます。
選択肢の中からクレジットカード番号の “最初の４桁” と同じものを選択します。
後は入力欄（※②）に残りの12桁を入力していきます。
４桁ごとにハイフンで区切ることになるのでその点だけ注意すれば大丈夫です。
atunet.uccard.co.jp
【生年月日】、【口座番号】の入力
【生年月日】もクレジットカード番号と同様に［選択］の “▼” をタップすると画面下に選択肢が表示されます。
選択肢の中から生年月日を選択します。
“西暦”、”月”、”日” の全てを選択します。
【口座番号下４桁】はカードの引き落としに登録している銀行口座の口座番号の下４桁を入力するだけです。
・クレジットカード番号
・カードの名義人の生年月日
・口座番号下４桁
の全ての入力が完了したら画面下の［次へ］をタップします。
atunet.uccard.co.jp
【メールアドレス】、【パスワード】の入力
“アットユーネット利用登録（２／２）” のページが表示されます。
ここでは
・メールアドレス
・パスワード
を入力します。
ここで入力したメールアドレスは
・UCカードからのお知らせ
・ログインに必要なワンタイムパスワード
などのメールを受信する為のアドレスです。
“携帯電話のメール”、”パソコンメール” のどちらでもいいので確認し易いメールアドレスを入力しましょう。
↓
【パスワードの設定】では “自分で決めた” パスワードを入力します。
注意書きに従って安全性の高いパスワードを考えましょう。
入力欄の下の “パスワードの安全性” が青くなる長めのものがおすすめです。
atunet.uccard.co.jp
パスワードが決まったら “確認用” の蘭に同じものを入力します。
【アットユーネット利用規約】の確認
パスワードの蘭の下にある利用規約の確認をします。
“アットユーネット利用規約（※①）” という青い文字をタップすると別画面で利用規約が表示されます。
atunet.uccard.co.jp
規約を確認したら［閉じる（※②）］ボタンをタップすると前の画面に戻ります。
画面下の［利用規約に同意して確認画面へ（※③）］ボタンをタップします。
【アットユーネット利用登録】の完了
“アットユーネット利用登録” という画面が表示されます。
今まで入力した
・クレジットカード番号（一部伏せ字）
・生年月日
・口座番号下４桁
・メールアドレス
・パスワード（伏せ字）
が表示されるので確認します。
一部伏せ字になっているもののあるので確認しにくいかもしれませんが、メールアドレスに間違いがないかしっかり確認して、問題が無ければ画面下の［登録］ボタンをタップします。
atunet.uccard.co.jp
画面が切り替わって “登録ありがとうございました” と表示されます。
後は登録メールアドレス宛に “アットユーネットID” というモノが届くのを待ちます。
画面は閉じてしまって大丈夫です。
アットユーネットの【初期設定】
しばらく待つと登録したメールアドレス宛に “UCカードアットユーネット！登録完了のお知らせ” というメールが届きます。
このメールには “アットユーネットID（※①）” が記載されています。
この後の手続きに必要になるので、まずは “アットユーネットID” をコピーかメモします。
IDの確認が出来たら、メールを下に進めると “初期設定はこちら。” という表記があります。
その下の青文字のアドレス（※②）をタップします。
UCカード
【秘密の質問設定】【ワンタイムパスワードによる本人確認】
“「秘密の質問設定」「ワンタイムパスワードによる本人確認」の設定方法” というページが開きます。
これから必要な手順の説明が書かれているので目を通して、画面一番下の［「秘密の質問設定」「ワンタイムパスワードによる本人確認」の設定］のボタンをタップします。
アットユーネット！のログイン画面が開くので、先ほどのメールに書かれていた “アットユーネットID” と ”パスワード” を入力します。
taunt.uccard.co.jp、api.saisoncard.co.jp
次はその下にある “鍵” のイラストを動かして、画像の中の “鍵のシルエット” に重ねて、画面下の［ログイン］ボタンをタップします。
api.saisoncard.co.jp
初期設定（秘密の質問の設定）
初期設定（秘密の質問のご設定）の画面が開きます。
“秘密の質問” の欄の［質問を選択して下さい］の ”▼” ボタンをタップします。
atunet.uccard.co.jp
画面下に選択肢が表示されるので、好きな質問を選びます。
“自由に質問を設定する” を選ぶと、質問の入力欄が表示されるので自分の好きな質問を設定できます。
あとは選んだ質問に対する答えを ”秘密の答え” の欄に入力して、画面下の［確認画面へ進む］ボタンをタップしましす。
↓
ワンタイムパスワードによる本人確認
“秘密の質問” の確認画面が表示されます。
問題なければ画面下の［ご本人様確認へ進む］ボタンをタップします。
atunet.uccard.co.jp
↓
“ワンタイムパスワードによるご本人様確認” の画面が表示されます。
ワンタイムパスワードを受信するメールアドレスを確認して、画面下の［次へ］ボタンをタップします。
↓
ワンタイムパスワードを入力する画面が開きます。
このタイミングで “アットユーネット” からワンタイムパスワードが書かれたメールが届きます。
メールに記載されていた “ワンタイムパスワード” を入力して［確認］ボタンをタップします。
atunet.uccard.co.jp
もしメールが届かない場合は画面を下に進めて［ワンタイムパスワード再発行］ボタンをタップしてみてください
↓
ログインが完了します。
利用明細書をハガキからWEB明細に切り替え
私のように ”新規会員登録” をした場合は、その時点で “WEB明細” 設定になっているようです。
ここでは、もともと登録済みでWEB明細に切り替える場合の手順を紹介します。
新規登録者も念のため確認してみたほうがいいかもしれません。
ログインした状態で画面を下に進めていくと ”利用明細確認・各種お手続き” という項目があります。
atunet.uccard.co.jp
その中の［WEB明細申込・解除］のボタンをタップします。
“WEB明細とは” という画面が開くので［WEB明細お申し込み・解除］のボタンをタップします。
↓
“秘密の質問によるご本人様確認” の画面が表示されます。
登録時に設定した質問の答えを入力して、［次へ］ボタンをタップします。
atunet.uccard.co.jp
↓
“明細書受取方法の変更” という画面になります。
【現在の設定】の欄が ”WEB明細を希望する” になっていれば大丈夫です。
【変更後】の欄で選択したものに変換されます。
あとは画面下の［次へ］ボタンをタップします。
画面が更新されます。
変更がない場合は ”明細書受取方法の変更がありません” の表示がでます。
以上で手続きは完了です。
これでハガキでの利用明細は送られてこなくなり、発行手数料も掛からなくなります。
↓
他に用事がなければ画面右上の［ログアウト］ボタンをタップしてサイトを離れます。
お疲れ様でした。
まとめ
いかがだったでしょうか？
WEB明細は手数料が掛からない代わりに “インターネット環境” と “確認の手間” が掛かります。
その環境が無かったり、確認し忘れが心配な場合には “110円” の発行手数料も高くはないのかもしれません。
しかし、個人的には明細の確認だけで “年間1,320円” も払うのは勿体ないとおもいます。
これからはどのサービスでも紙の請求書はどんどん少なくなります。
慣れる意味でも、この機会に “WEB明細” に切り替えてみてはいかがでしょうか？
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの
