祖父母の家の片付けを続けてたどり着いたゴミの捨て方

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親の代わりに祖父母の家の片付けをした時に一番多かった作業がゴミを捨てることでした。

祖父母の家は荷物も多く、その中にはなんでとっておいてあるのかわからないものも沢山ありました。

判断に困る荷物は後回しにして、とにかくひと目で “ゴミ” とわかるものをどんどん捨てていきましたが、トータルで45Lのゴミ袋150袋以上捨てました。

そのゴミの捨て方もはじめは無駄が多く、高い “市の指定ゴミ袋” をもったいない使い方をしていました。

この記事では、ボクが片付けを続けていくうちにたどり着いた “効率が良いとおもうゴミの捨て方” についてまとめています。

もっと効率がいい方法があるかもしれませんが、誰かの参考になれば幸いです。

片付けをはじめたばかりの頃のゴミの捨て方

片付けをはじめたばかりの頃は、市の指定の45Lのゴミ袋に直接ゴミを入れていき、満杯になったら捨てるというごくごく普通だとおもう方法でゴミを捨てていました。

その日に片付けをする部屋や場所で、ひと目でゴミとわかるものを処分したら次の場所へ移っていきます。

ボクはもともと飽きっぽく、物事を効率的に進められるタイプではないのでその日の気分で片付ける場所を変えていました。

車をラクに出し入れしたいから駐車場部分を片付けたり、次のタイミングでは台所のゴミが目について台所の片付けをはじめたりといった感じです。

いろいろなところに手をつけながら45Lのゴミ袋が満杯になるまで作業を続け、満杯になったら縛って駐車場の脇にまとめていました。

週末の作業で少なくてもだいたい3~5袋はゴミ袋をまとめて、翌週のゴミ収集の日の朝に会社に行く前に祖父母の家に寄ってゴミ出しをしていました。

ごくごく普通の方法だとおもっていましたが、作業を続けていくうちに改善点が見えてきて、だんだんと効率のいい方法に変わっていきました。

はじめたばかりの頃のゴミの捨て方の”デメリット”

はじめは効率など全く考えず、ましてこの捨て方に問題があるなんておもってもみませんでした。

ただ、日常生活ではまず体験しない量のゴミを捨てていった結果、改善点がみえてきました。

ゴミをコンパクトにまとめられなくてもったいない

祖父母の家の不要物を処分していく時に、衣服や布製の雑貨も沢山ありました。

“綺麗なもの” や “未開封のもの” などは親戚のおばあちゃんや近所の人に好きなものを持っていってもらいましたが、古いものなのや汚れているものも沢山ありました。

当時は今のように “不要になった衣類の回収サービス” も見かけなかったのでボミ袋に入れて処分しましたが、今になっておもうと相当もったいない捨て方をしていました。

捨てる衣類の中には “かさばる” ものも沢山あり、特に酷かったのが冬物の衣類でした。

冬物の衣類はゴミ袋に入れても中で膨らんだり、広がってしまってスペースを圧迫します。

その結果、45Lのゴミ袋なのに対して量が入らず、パンパンなのに軽いゴミ袋が大量に作ってしまいました。

“臭い” や “害虫” が発生する心配が大きい

台所の片付けをしていると食品を捨てる作業が必ずでてきます。

冷蔵庫は祖父が入院した時点でほぼ空にしてあったので油断していましたが、棚や収納庫らしきスペースから賞味期限切れの食材もたくさん出てきました。

出てきた食品が乾物ならまだ良いのですが、缶詰や瓶詰めのものも多く、水分が出てしまうものも沢山ありました。

“レトルトパックのモノ” や “袋に入ったままカリカリに乾いているもの” はそのまま捨てましたが、缶や瓶は分別する必要があります。

缶詰を開けて、水分を切ったら45Lの袋にどんどん投入していきましたが、いくら水分を切ってもやはりどんどんと水分は出てきてゴミ袋の中はぐちゃぐちゃになっていました。

週末に片付けをしてゴミ袋を縛っても、ゴミを捨てるまでに2日ほどは放置しなくてはいけない状況だったので、その期間に臭いが発生したり虫がわいてしまうことがありました。

また、作業できる時間の関係でゴミ袋がいっぱいになっていなくても縛って捨てなくてはいけない事があり、今にしておもうととてももったいない事をしていました。

まだ容量に余裕があるのに捨てる無くてはいけない

“臭い” や “害虫” の項目にも書きましたが、作業時間の関係でゴミ袋がいっぱいでなくても捨てなくてはいいけないことが多々ありました。

一番の理由は食品を捨てる時の “臭い” や “害虫” 対策ですが、週末に作業していると「もう少し入るけど手頃のゴミが無い」、「せっかくゴミを詰めたんだから場所を空ける為にも出したい」というタイミングが出てきました。

6~7割ほどしか入っていない袋でも「少しでも処分して場所を空けたい」という気持ちが出てきます。

また、今にしておもうと少しでも家からゴミを捨てる事で片付けの作業に達成感を感じたかったという想いも強かったのかもしれません。

まだ余裕のある状態でゴミを出すのはとてももったいないのですが、当時のゴミ捨ての方法ではしかたが無かったかもしれません。

デメリットを回避する為にたどり着いたゴミの捨て方

ボクが最終的に行っていたゴミの捨て方は、ゴミを小分けにして一カ所にまとめておき、ゴミ出しのタイミングで複数個のゴミの固まりを組み合わせて45Lの袋を満杯にして出すという方法です。

小分けにするのに使用したのはばあちゃんが台所に溜め込んでいた、買い物の時に貰ったスーパーのビニール袋です。

他にも、ある程度大きなものは紐で縛ってコンパクトにまとめて一塊として扱っていました。

ビニール袋の無駄遣いにおもえるかもしれませんが、元々使用済みのビニール袋で、”入れ物として使うか”、”そのまま処分してしまうか” の違いでしかないので問題ありません。

ぼくのばあちゃんの様にビニール袋を溜め込んでいる人は意外と多いとおもいます。

ゴミ捨てに利用している人も多いとおもいますが、中に入れるものも “すぐに捨てたいもの” と “放置しても問題が無いもの” に分けると更に便利ですよ。

まず、ゴミを入れていく時に “時間が経っても変化しないものの袋” と “時間が経つと変化するもの” で分けていきます。

 “時間が経つと変化するもの” は水分が出たり、発酵・腐敗するようなものです。

小分けにしたゴミを一カ所にまとめていく時に “時間が経つと変化するもの” はその時点で45Lのゴミ袋に入れていきます。

後はゴミを出す日にゴミ袋がいっぱいになっていればそのまま出し、まだスペースがあるようなら他の “時間が経っても変化しないものの袋” を足して一袋にするだけです。

スペースにあうサイズのゴミを選んで足すだけで余分なスペースを埋めて指定ゴミ袋をフルに活用できます。

 “時間が経っても変化しないものの袋” はそれで一袋になれば出しても良いし、足りないようならそのまま置いておいて次の週で出せば良いだけなので簡単です。

また、小分けにする時に空気を抜くように圧縮して縛るとゴミが想像以上に小さくなります。

この方法のおかげで市の指定ゴミ袋の使用量を減らす事ができ、もったいない使い方をしなくて済むようになりました。

ゴミをできるだけ効率良く捨てる為にあると便利なもの

ゴミを小分けにして効率良く捨てる時にあると便利なものがいくつかあります。

どれもお金を払って準備する必要は無いものばかりですが、あるのとないのとでは作業の効率が全然違います。

ぜひ、片付けをする際にはこれらの資材を十分に用意してから作業に取りかかってみてください。

きっと作業のストレスをちょっとだけ和らげてくれるとおもいます。

使い古しや使い道の無くなった大量のビニール袋

ゴミを小分けにする時に使用します。

ゴミを入れた後に空気を抜くように圧縮して縛るとゴミをコンパクトにまとめる事ができます。

ゴミを捨てるのに使用するだけなので、当然使用済みのものでかまいませんし、どのサイズでも役に立つタイミングが出てくるのでどんなものでも良いのでとにかく大量にあると便利です。

ボクは “ばーちゃん” が台所に “買い物でもらうビニール袋” を大量に溜め込んでいたのでそれを使用しました。

ある程度大きな袋はもちろん、小さな袋でも45Lの大袋の隙間を埋める時には必要です。

ビニール袋ではなく、いらなくなったバッグでも大丈夫です。

小分けにする事で移動もラクになり、種類ごとに分類できるのでとにかく大量の不要な袋を準備すると快適に作業できます。

“新聞紙”や”ボロ切れ”など水分を吸ってくれるもの

“期限切れの食品” や “化粧品関係” を捨てる時にすごく便利なのが水分を吸収してくれる “新聞紙” や “ボロ切れ” です。

ゴミを小分けの袋にいれて、それを45Lの袋に入れて捨てることで実質二重になっていますが、水分が出るとゴミ袋の中はぐちゃぐちゃになります。

ゴミ袋の中がびちゃびちゃになるだけなら良いのですが、ゴミで袋に穴があく事も多く、床が汚れてしまう事もあります。

そんな時に “新聞紙” や “ボロ切れ” がとても役に立ちます。

小分けのゴミ袋の底に “新聞紙” や “ボロ切れ” を敷いてからゴミを入れるだけでかなりの水分を吸収してくれます。

読み終わった “新聞紙” と着なくなった服を切って作った “ボロ切れ” を利用できるのでお金も掛からずに済みます。

水分での汚れの心配が少なくなるだけで生ゴミ系を捨てる作業は一気にラクになります。

できれば新聞紙は古紙回収に出した方が良いので、ゴミの選別の時に不要になった衣類だけを一カ所に集めておいて、それを吸水材と使用するのが無駄が無くておすすめです。

“ビニール紐”や”布の紐”などの”とにかく縛れるもの”

ゴミの中でも特にかさばったのが冬服です。

畳んだ状態で45Lのゴミ袋に入れても中で広がったりしてスペースが奪われてしまいます。

そんな時に役に立ったのが “紐” です。

服をたたむと言うよりは筒状に丸めるようにしてから紐で縛って捨てるだけでかなりのスペースの節約になります。

ボクは祖父母の家にあったビニールひもを使用しましたが、”ボロ切れ” 同様にいらなくなった衣類を使用する事もできます。

長袖のTシャツなどで広がってしまう服をくるんで縛ってしまうことで、紐が無くてもゴミをコンパクトにする事ができます。

また、ボクの住んでいる地域はビニール袋に入らないものでも1m以内の長さに切って紐んで縛るだけでゴミとして出す事ができます。

かさばるものが広がらないようにするにも、大きいものをまとめて捨てるにも “紐” はとても役に立ちました。

ゴミの片付けの時には紐類も用意しておくとゴミをコンパクトにできておすすめです。

まとめ

ゴミの片付けで一番気を使うのは分別だとおもいます。

ボクの住んでる地域では “燃えるゴミ” で捨てる事ができるものが隣の市だと回収してもらえなかったりと、住んでる地域によっても厳しさが大きく違います。

その為、ボクが行っているゴミの捨て方が他所の地域ではできない可能性がありますが、今のところこの記事でまとめた方法が楽で、ゴミ袋を節約できる効率の良い方法だとおもっています。

小分けにして “空気を抜いて圧縮” 、広がってしまうものは “縛って圧縮” このふたつを意識するだけでかなりゴミ袋が節約できる筈です。

片付けは “時間” と “根気” と “体力” が必要です。

なるべくストレスが掛からないように、自分のやりやすい方法を探してみてください。 

ボクがまとめた方法が、この記事を読んでくれた人の参考に少しでもなれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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