祖父母の家を片付けている時にボクの姉の服が入った衣装ケースが出てきました。
どうやら姉が着なくなった服を置かせてもらっていたらしく、女物の服がパンパンに詰まった衣装ケースが2箱置かれていました。
姉に確認して「捨てて良い」と言われましたが、中には “新品” で “タグ付き” の着ていない服が何着かでてきました。
さすがに新品のまま捨てるのももったいないと思い、”タグがついた未使用の服” だけ近所のチェーン店のリサイクルショップに持ち込んでみる事にしました。
結果、1店目の査定額はビックリするくらい低く、そのあまりの金額の低さにもう一店舗違うチェーン店のリサイクルショップに持ち込む事にしました。
すると2店舗目の全体の査定額は1店舗目の “約4.5倍”、一番高値が付いたものは1軒目の “13倍以上” の査定金額になりました。
この記事では近所のリサイクルショップのチェーン店2件へ古着を持ち込んだときの査定金額の違いに驚いた当時の記録をまとめています。
この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点
“全体で4.5倍の査定金額が!”、”最高で13倍の値が” と高らかに書いてしまっていますが、買取金額自体が非常に小さいのでガッカリするかもしれません。
数千円の査定金額が別のお店では4.5倍に!?などというモノではなく、”数百円” の査定金額が4.5倍の査定金額が付いて結局 “数百円” と言ったスケールの小さなお話です。
持ち込んだのも今から5年近くも前の話で、今でもこれほどの差が出るのかはわかりません。
また、この記事内では当時の “査定金額” を載せていまが、そのことで特定の企業の不利益になるといけないので企業の名称は表記していません。
以上の点をふまえた上で読んでいただけたらうれしいです。
持ち込んだ服の状態や数、当時の状況について
当時はフリマアプリの人気が高まりつつある時期で、古着を売るならフリマアプリやオークションの方が高値がついたと思います。
ただ、服が女性物で詳細がわからないので出品はやめておきました。
また、フリマアプリやオークションは落札者とのやり取りや梱包・発送が大変なので手っ取り早く近所のチェーン店へ持ち込む事にしました。
持ち込んだのは祖父母の家から車で7~8分ほどの位置にあるお店で、2軒目はそこから5分ほどの位置にあるお店でした。
持ち込んだ服の状態や点数、持ち込みかた
持ち込んだ服は全部で “11点” で、プラスチックの衣装ケースに綺麗にたたんで入れて持ち込みました。
写真を撮っていなかったので持ち込んだものの記録は残っていませんが、
- 厚手のコート1枚
- 薄手のアウター4点
- デニムパンツ3本
- ブラウス(Yシャツ)的なもの3点
を持ち込みました。
どれもタグ付きで、高級ブランドではありませんが一応名前の知られているブランドのモノだけを持ち込みました。
ただ、長期間保管していたため小さな黄色のシミが少し出ているものもありました。
持ち込んだお店の大まかな情報
持ち込んだのは1軒目も2軒目も、”どの街にも一店はあるだろう” というくらい有名なリサイクルショップのチェーン店です。
1軒目と2軒目は同じ種別ですが、経営が違う企業なので扱っている商品が若干違う印象を受けました。
店内の広さはどちらも同じぐらいで、1軒目のお店は比較的交通量の多い広い通り沿い、2軒目は1軒目の近所ですが少し奥まったところにありました。
立地に違いはありますが、どちらも店内は賑わっていて、ボクが持ち込んだ時にも買い取り査定待ちの人が何人かいました。
1軒目に持ち込んだリサイクルショップ
店内に並んでいる商品は有名ブランド品が多い印象で、比較的新しい商品をメインに扱っている印象を受けました。
衣料品だけでなく “雑貨”、”家具”、”家電製品”、”趣味の道具”、”おもちゃ” など幅広いジャンルを扱っていて、”ジャンク” 的な扱いのモノはほとんどありませんでした。
衣料品のスペースはあまり広くなく、家電や雑貨が大部分を占めているお店でした。
2軒目に持ち込んだリサイクルショップ
有名ブランド品から聞いた事が無いブランドの服まで幅広く扱っていて、商品の質も新品から黄ばんでしまっている古い商品まで幅広く陳列されていました。
衣料品の他には “食器などの日用品”、”家具”、”家電製品”、”趣味の道具”、”おもちゃ” “パソコン” “ゲーム類” など非常に幅広いジャンルを扱っていて、”ジャンク製品” も扱っています。
1軒目のリサイクルショップに比べて種類も質も非常に幅広いので掘り出しものを探す “宝探し” 感があるように感じました。
店内で衣料品が占めるスペースが広く、店内の3分の1くらいは衣料品が陳列されていました。
リサイクルショップに持ち込んだ古着の査定結果
1軒目のリサイクルショップでの査定金額が低くて、買取をキャンセルしてそのまま2件目に向かったので査定してもらった服は全く同じものです。
査定日も同じ日で、時間にして30分の誤差もない状況です。また、持ち込みでの査定なのでどちらも出張費などは発生していません。
同じ日に同じ服を同じ状況で査定してもらった結果が以下の通りです。
1軒目に持ち込んだリサイクルショップでの査定結果
女性物の服11点の持ち込みでの査定結果は “172円”

商品名 “衣料C” という名称になっていて、一番高い単価のものでも1枚30円の査定結果でした。
その他は “エコ買取_衣料” “エコ買取_服飾” となっていて、どちらも買取金額は “1円” です。
査定金額があまりにも低いので質問してみましたが詳しい事は教えて貰えませんでした。
“衣料C” という名称になっている事を考えると “C級” という状態だということなのかもしれません。
“エコ買取_衣料” “エコ買取_服飾” に関しては買取金額から考えて “売り物にならないもの” という事かもしれません。
新品でタグ付きのモノだけを持って行ったので少しは値段がつくと思って期待しましたが、結果はガソリン代程度。
この金額にはさすがにビックリしたので買取はキャンセルして別のお店に持ち込む事にしました。
2軒目に持ち込んだリサイクルショップでの査定結果
女性物の服11点の持ち込みでの査定結果は “770円”

商品名は “婦人服” で統一されていて、中には “まとめて” という表記のものもあります。
査定金額についてはカウンターに衣類を広げて査定が低くなったポイントなどを教えてくれました。
状態は問題なかったらしく、持ち込んだ季節と合わないものは安く、また人気のないブランドのものは低くなっていると言われました。
正直、1軒目の172円からいきなり770円になった事に驚いて詳しい説明は覚えていません。
“センイ” という表記のものがどれの事を言っていたのかも忘れてしまいましたが、それでも1点10円は付けてくれています。
1軒目に比べて “4.5倍” の値段をつけてくれたことと、さらに別のお店に行くには車で15分以上かかる事を考えて、このお店で買い取ってもらう事にしました。
1件目と2件目の査定結果の差の詳細
全く同じものを同じ日に査定してもらった結果が1軒目の査定額の約4.5倍でした。
1軒目で一番高い単価のものでも1枚30円だったのが、2軒目の査定では400円でした。
つまり単価で言えば13倍以上の金額を付けてもらえた事になります。
更に、1軒目で一番低い “エコ買取_衣料” “エコ買取_服飾” の査定は1円でしたが、2軒目は一番低い “婦人服(まとめて)” でも買取金額は5円で5倍の査定金額を提示してくれました。
2軒目のリサイクルショップの査定は、1軒目の査定で提示された単価より低いものは1点もありませんでした。
査定の基準はわかりませんが、同じものを持ち込んでこれだけの差が出る事には驚きました。
2件で査定結果に大きな差が出た理由を予想
あくまで想像ですが、もしかしたら1軒目は超有名ブランドや高級ブランド以外は買取したく無かったのかもしれません。
店内は有名ブランド品が多い印象で、衣料品自体もあまり多くない印象でした。
逆に2軒目は衣料品の売り場が非常に広く、全くの無名のものも陳列されていました。
その為、買取の対象が広く、今回持ち込んだものも問題なく買い取ってくれたのかもしれません。
また、いくら “未使用” でも洋服は流行り廃りが早く、1軒目のような新しい商品を扱っているお店としては積極的に買い取りたいものではなかったようにも感じます。
今年発売されたばかりの超有名ブランドのモノなら1軒目の方が高く査定されたかもしれませんし、超有名ブランドなら “質屋” 的なお店の方が高価買取してくれるかもしれません。
やはり、自分お持ち込みたいモノと近いジャンル・近い状態の商品を多く扱っているお店に持ち込むのが大事なんだと感じました。
まとめ
「小額の買取についてまとめるのもどうか」と思いましたが、査定金額の差がここまで大きい事が未だにビックリで、過去のブログ記事を書き直す事にしました。
今ではフリマアプリなどを利用して個人で売買した方が高値で売れるので、リサイクルショップに持ち込む人はあまり多くはないのかもしれませんが、もし自宅の片付けや断捨離で出た不要品をリサイクルショップに持ち込む場合は、そのお店がどんな商品をメインに扱っているかを事前にチャックしてみると良いかもしれませんね。
自分が持ち込みたいものが高級ブランドならブランド品をメインに扱っているお店へ、無名のものや比較的安いブランドのものなら古着に力を入れているお店へ持ち込んでみるといいかもしれません。
また、近くに他のお店もある場合は面倒でなければ両方に持ち込んでみると、ボクのように全く違う査定金額を提示されるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの