危険性に気がついて【終活】と考えるのをやめたおはなし

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生活

私は30代ですが、数年前から身の回りの片付けを「終活」としてはじめました。

きっかけは “自分の病気” と、”亡くなった祖父母の家の片付け” をした体験からです。

不要なものを溜め込んだままにしておくと「もしも」の時に残された家族が苦労する事を身をもって経験しました。

なので、少しずつ片付けを進めてきて、はじめた当時よりはだいぶモノを減らせたと思います。

しかし、少し前に読んだある本をきっかけに「終活」と考えて片付けをするのは危険だと思うようになりました。

この記事では、

・【終活】と強く意識するのは危険と考える理由

・【新居への引越準備】と考えるのをおすすめする理由

など、私の考えを備忘録の意味も込めてまとめてみたいと思います。

なぜ【終活】と強く意識するのが危険だとおもったか!

きっかけは知人におすすめされた本「引き寄せヨガ」からです。

「ヒマラヤの伝統的なヨガ」と「引き寄せの法則」を組み合わせた解説が面白い本【引き寄せヨガ】
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その本を読んだ事で、いままで興味が無かった「引き寄せの法則」というものに興味が出てきました。

もう少し詳しく知りたくなって、世界中でベストセラーになっている「ザ・シークレット」という本を読んでみることにしました。

考え方を変えるきっかけになった本【ザ・シークレット】

ザ・シークレット】はオーストラリアの作家「ロンダ・バーン」によって書かれた世界的ベストセラー本です。

オーストラリアの作家ロンダ・バーンによって書かれた「引き寄せの法則」の世界的ベストセラー【ザ・シークレット】
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この本には「引き寄せの法則」を使いこなしている人たちの ” 解説 & 体験談 ” がまとめられています。

ただ、正直、かなりスピリチュアルに感じる部分も多かったです。

読んでいてうさんくさく感じるところもありましたが、 “プラシーボ効果” を例に説明されていた部分がとてもしっくりきました。

厳密には違うのかもしれませんが

引き寄せの法則=プラシーボ効果

と考えると納得できたので、この法則にますます興味が出ました。

10年前に抱えていた不安が【最悪の未来】を引き寄せた

「ザ・シークレット」を読んで “今の自分の状況は過去の自分の思考が引き寄せたもの” という説明に興味が出ました。

そこで記憶を掘り返してみると、確かに10年近く前に抱いていた “不安” や “恐怖” が現実化していた事に気が付きました。

本に書かれているような「幸せな未来」ではなく「最悪な未来」を引き寄せていたんです。

具体的な内容に関しては過去の記事

でまとめています。もし興味が湧いたら読んでいただけるとうれしいです。

この事に気が付いてから “思考” には気をつけるようになりました。

それと同時に、【終活】という言葉やイメージを日常的に思い浮かべる事を「危ないんじゃ?」と考えるようになりました。

終活を強く意識すると最後に向かって進んでしまうかも…

自分の過去の体験から「思考は実現する」ことを信じるようになりました。

そのため “片付け” を【終活】と考える(呼ぶ)事をやめることにしました。

というのも、”終活” がメディアで頻繁に取り上げられた事もあり、私の中で「終活=人生の片付け」というイメージが脳内で作り上げられているからです。

たかが “呼び名” ですが、近いイメージを脳内に持っている人は多いと思います。

すると、自分では無意識でも「終活をしている自分はもう終わりに向かっている」と考えてしまっている可能性も少なからずあります。

引き寄せの法則の本には「望むのではなく、もうすでに手に入れた状態を想像しろ」という解説がありました。

片付けを「終活」と呼んでいると「終わりが近いから片付ける必要がある」と “もう既にやる必要がある状態” を想像してしまう可能性があります。

大丈夫かもしれませんが、過去の体験から「気をつけるに越した事は無い」とおもい、【終活】をやめる事にしました。

片付けを【終活】ではなく【新居への引っ越し】と意識

私が「終活を強く意識するのは怖いよ」と言っている理由はわかってもらえたでしょうか?

とはいえ、身の回りの片付けはとっても大事で、続けていくつもりです。

ただ、この事に気が付いた頃から “呼び名” を【片付け】、 “片付けの目的” を【 新居への引っ越し 】に変えました。

それでは何故【新居への引っ越し】と考えるようにしたかを説明したいとおもいます。

【終活】から【夢のマイホームへの引越】へ意識を変更

私が終活をはじめた当初の目標は

・不要なものはとっとと捨てる

・各種サービスの契約状態を明確にする

・お金にまつわる事をわかりやすく整理する

などでした。

この目標を【終活】では無い言い方ではなんと言ったらしっくりくるかを考えた結果が【新居への引っ越し】でした。

ただの引っ越しではありません、【新しく建てた(購入した)夢の新居】への引っ越しというのが重要なポイントです。

これなら「不要なものを捨てる」は「スムーズに引っ越しするための準備」の理由となります。

また、「各種サービスの契約状態を明確にする」も「光回線や各種インフラを引っ越しを機に見直す」という理由が当てはまります。

「お金関係をわかりやすく整理する」に関しては「新生活をはじめるにあたって自分の資産状況を確認する」という理由がピッタリです。

自分の中では「完璧」とも思える “呼び名” と “目的” が見つかったとおもっています。

【新居への引越】なら実現してもまったく問題なし!

片付けをする “目的” と、”最終目標” がぶれないように考えましたが、一番の重要視したのは

もし仮に【引き寄せの法則】によって引き寄せられても困らないもの

という点でした。

【終活】で “自分の死後” を強く意識して、それを引き寄せてしまったら “人生の終わり” が近づいてくる危険があります。

同じように【夢のマイホームへの引っ越し】もそれを強く意識していたら、もしかしたら引き寄せて “夢のマイホームへ引っ越し” する事になるかもしれません。

でも、それは “引き寄せの法則” で引き寄せたとしても全く問題がありませんよね。

むしろ、身の回りもスッキリして本当に新居で暮らせるようになったらまさに「願ったり叶ったり」だとおもうんです。

「今住んでいる家が最高で離れたくない」

「ここの土地以外考えられない」

という人には向きませんが、私のように “理想の家” を想像するのが好きな人にはピッタリだと思うんですよね。

“終わりへの準備” よりも “新居への準備” の方が楽しく進められますしね。

新居への引越と意識したら【断捨離がスピードアップ】

“終活” を “夢のマイホーム(新居)への引っ越し準備” と意識するように変えてからうれしい効果がありました。

それが【断捨離のスピードアップ】です。

判断が速くなったと言うより、判断基準が明確になったことが大きいとおもいます。

【引っ越し】と考えるようになって変わった判断基準

“終活” と考えて捨てるものを選んでいる時は「新しいの買わないしこれはとっておくか」という感じでした。

「新しいの買わないし」これって今おもうとかなり危ないですよね。

30代なのにもう “新しいモノ” を買う気が失せてたんです。

「終活、終活」って意識していたから本当に思考も “終わり” に向いていたってようです。

対して “夢のマイホーム(新居)への引っ越し準備” と意識しながらだと

・これは新居でも使いたいか

・夢の新居にふさわしいか

という判断基準で選ぶようになりました。

だから “ここ数年使ってないけどとっておいてあるモノ” なんかもバンバン捨てられました。

「そんなもの最初に捨てろよ」とおもうかもしれませんが、さっき書いた通り「新しいの買わないし」と思っていたんで「一応」という理由で取っておいてしまっていたんです。

でも「必要なら新居に引っ越してから新しいの買うし」という考えならドンドン捨てられました。

理想の新居への引越に持っていきたいものだけ残すイメージ

一番片付いたのはが “家具や雑貨” 類でした。

照明器具やイスなんかは「なくても困らないけどもったいない」と思って捨てられずにいるものが沢山ありました。

特に、飾っていた小さな雑貨類は好みが変化してきたことと “地震” の事も考えると撤去してしまう方が良かったんですが、好きで買ったものだったので多少の愛着もあって中々処分できずにいました。

しかし、日々妄想している【夢の新居】に “それを置く場所を作るか” を作るかを考えてみるととっておく理由が無くなりました。

だから普通の引っ越しではなく【夢のマイホームへの引越】と考えるのがオススメです。

“ただの引っ越し” だと惰性で残しておきたくなってしまう可能性がありますからね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

本を読んで「怖い!」となってからまだ日が短いのでこの先まだまだ改良点はあるかもしれませんが、今のところかなりしっくりきている方法の紹介でした。

ここ数年メディアが盛んに「終活」を取り上げたことで、終活がブームのようになっているとも感じます。

誰の身おこりうる「もしも」に備える事はとっても大事だし、そうすることで家族へ掛かる負担が大幅に減らせるのでそれ自体は素晴らしい事だと思います。

ただ、いつか起こりうる「もしも」を常に意識して、自分からその状況に寄っていく必要は無いと思います。

片付いた部屋に暮らす自分を想像するなら全く問題ないと思います。

しかし、私のようにいつのまにか「人生の片付け」へと思考が変わっていってしまうのは危ないです。

まだまだ続く可能性がある人生、終わりを意識しすぎない為にも【終活】という言葉はあまり意識しない方がいいかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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