地震・台風・水害、最近の災害は被害が大きくなっていて、停電や断水になる事が多くなっている気がします。
私の住む地域でも昨年台風被害で “停電” と “断水” を経験しました。
その時に、人生でほぼはじめて “備蓄” していた食料のありがたみを実感しました。
そして、その時にうれしかったのは缶詰の食料やレトルト食品よりも “お菓子” でした。
そのお菓子というのは、私がローリングストックを欠かさない大好きなお菓子【ミレービスケット】です。
この記事では、
・ミレービスケットをローリングストックしはじめた理由
・我が家での “ミレービスケット” の日常消費と非常用としての備蓄方法
・他社のビスケットではなく【ミレービスケット】が大好きな理由
・ミレービスケットを非常食・備蓄食にするデメリットと対処法
など、私が非常食として備蓄している “ミレービスケット” について防災目線でまとめています。
ローリングストックしている【ミレービスケット】について
ミレービスケットは高知県高知市の “有限会社 野村煎豆加工店” が製造・販売しているビスケットです。
地元の高知では知らない人はいない！という程有名なお菓子らしく、2007年あたりから全国で販売されはじめたそうです。
「お豆の加工会社がビスケット？」と思いましたが、お豆を揚げるのに使用した油でビスケットを揚げることで独特の美味しさを出しているそうです。
さらに、油で揚げたビスケットにはミネラルが豊富な “天日塩” を振りかけられていて、”しょっぱさ” を感じた後にビスケットのほのかな甘さを感じます。
一度食べはじめたらなかなか手が止められないほど美味しい “ビスケット” です。
【ミレービスケット】をローリングストックしはじめた理由
近所で買える様になり、あまりの美味しさに夢中になってしまった
ミレービスケットをはじめて食べたのは２年ほど前の事です。
SNSで「美味しい」と話題だったので存在は知っていましたが、残念ながら近所には販売しているお店はありませんでした。
食べてみたかったものの、やはり送料を考えるとネットショップでの購入にはなかなか踏み出せず、簡単に手に入る他社のビスケットを購入していました。
しかし、ある日近所のスーパーで売られているのを発見しました。
見つけたときは本当にうれしくて、早速買って帰り食べてみると、今まで買っていたビスケットに比べものにならない歯ごたえと香ばしさに一気にハマりました。
日常のおやつとして頻繁に購入、ローリングストック開始
はじめて食べたその時から、すぐに大好きな “お菓子” になり、スーパーに行く度に購入する様になりました。
そして、ある日このお菓子が非常食に最高だということに気がついてしまいました。
そこからは常に買い置きがある状態続き、いつの間にか “ローリングストック” が開始していました。
ミレーをはじめて食べた日から今まで、自宅に「ミレーが無い事はない！」と言えるほど常に買い置きがある状態です。
我が家での “ミレービスケット” の日常消費と非常用としての備蓄方法
我が家では “ミレービスケット” はもしもの時の備えにもなるお菓子としてローリングストックしています。
【非常時】乾パンの代わりの非常食として購入・備蓄
昔は非常食のド定番の “乾パン” を備蓄している時期がありました。
好きな人もいるかもしれませんが、私は正直 “乾パン” は苦手で、賞味期限が近づいても食べる気になれませんでした。
それでも「 “非常時” には我慢するしか無い」と備蓄していましたが、ある日「ビスケットで良いじゃん」ということに気がつきました。
ただ、市販のビスケットは非常食を目的として作られていないので賞味期限が短めです。
そこで、長期備蓄として倉庫などに備蓄するのではなく、日常で消費しながら一定量を買い溜めしておくローリングストックをしはじめました。
それから数年、近所でもミレーの販売がはじまり、ミレーが大好きになった私はローリングストックするビスケットを “ミレー” に変更しました。
今では備蓄食料として、常時６袋以上は “買い溜め” がある状態を維持しています。
【日常消費】賞味期限の近いものから順にお菓子として消費
ミレービスケットは賞味期限が “半年ほど” です。
非常食としては少し短めで、倉庫などに備蓄してしまう気がついた頃には賞味期限切れになってしまいます。
賞味期限が確認し易い様にリビングにストックしておいて、期限が近いものから順に食べる様にしています。
しかし、美味し過ぎて買ってきてすぐ食べてしまうので、賞味期限がギリギリになった事はありません。
非常食目的のつもりですが、日常消費がはやくて頻繁に買い続けています。
常に新しいものが備蓄されている状態なので、理想的なローリングストックができています。
他社のビスケットではなく【ミレービスケット】が大好きな理由
もともとビスケットが大好きなので、近所のスーパーでミレーの販売がはじまるまでは他社のビスケットを購入していました。
しかし、ミレーをはじめて食べたときから “ミレービスケット” 一択になってしまいました。
天日塩の塩味とビスケットの甘さのバランスが最高
口に入れた瞬間に感じる天日塩の “しょっぱさ、” ビスケットを噛むと感じる “ほのかな甘さ” のコンビネーションは、なかなか手が止まらないほどの美味しさです。
“しょっぱさ” と “ほのかな甘さの後味” は他社の商品も同じはずなのですが、噛むほどに広がるビスケットの香ばしさとほのかな甘さはミレーが一番でした。
いくつもの会社のビスケットを食べてきましたが、”ミレー” は飽きがこない最高のバランスの “味” だと思いっています。
香ばしく、歯ごたえがある硬めの食感が最高
ミレービスケットは仕入れた “ビスケット” を油で揚げて作られています。
その為、”香ばしさ” と “歯ごたえ” は抜群で、普通のビスケットには無い美味しさがあります。
さらに、使用している油にも美味しさの理由があるそうです。
ミレービスケットを揚げているのはお豆を揚げるのに使用した油です。
別の油で揚げてみたら「味が違う」と言われてしまったそうで、お豆の旨味がしみ出した油で揚げているのが美味しさの秘密とインタビューに答えていました。
現に、他社でも油で揚げたビスケットは販売されていますが、私が食べた事がある中では “ミレー” が一番でした。
ミレービスケットを”非常食・備蓄食”としておすすめする理由
ミレービスケットが “美味しいお菓子” としてだけでなく、”非常食・備蓄食” としておすすめする理由は２つあります。
緊急時でも手軽にエネルギー補充ができる
ミレービスケットは想像以上にカロリーが高いお菓子です。
普段ならカロリーの高さは気になってしまいますが、災害時には非常に重要になります。
ミレービスケットのカロリーは１００gあたり “５４２kcal”
私がいつも購入しているパッケージは１２０g入りなので、一袋食べると “約６５０kcal” です。
栄養の面から考えればあまりよくない事はわかりますが、緊急時に必要なエネルギーを手軽に摂取出来るので優秀な食品だと思います。
食欲が無いときでも食べやすい味で、食べたい量だけ食べられる
私は昨年の “台風被害” の時には食欲がわきませんでした。
もともとお腹が弱いので、ストレスを感じると一気に食欲が失せてしまい、ご飯が食べられなくなってしまいます。
そんな自分の体質を知っているので、災害時にはきっとご飯を受け付けない状態になってしまうのが容易に想像がついていました。
そんな時に、食べたい分だけ食べられる食品は最適でした。
ミレービスケットに限った事ではありませんが、
・ちょっとずつでも食べられる食品
・好きな分だけ食べられる食品
は食が細い人、ストレスで食べられなくなってしまう人にピッタシだと思います。
ミレービスケットを備蓄する時の注意点：デメリットと対処法
大好きな味で、”非常食・備蓄食” としておすすめしていますが、残念ながらミレーにもデメリットがあります。
注意点：賞味期限が短いので長期の備蓄には向かない
ミレービスケットの賞味期限は “半年ほど” です。
その為、防災グッズや倉庫に “備蓄食” として保存すると、チェックした時には “賞味期限切れ” という可能性があります。
日常的に消費しながら買い足していく “ローリングストック” には最適ですが、”長期備蓄” には注意が必要です。
しかし、その点もキチンと対策されています。
長期備蓄をする場合には防災用に販売されている缶タイプの購入でOK
ミレービスケットを “備蓄” したい人向けに、長期保存できる商品が販売されています。
未開封で “５年間” 長期保存できる缶詰タイプの商品です。
その為、”ローリングストック” ではなく “長期備蓄” が出来ます。
「たまに食べたい」という人には長期保存できる缶詰タイプの方が向いていると思います。
まとめ
普段は “美味しいお菓子” 、非常時には最高の “非常食” になるミレービスケットの紹介でした。
カロリーが高いので気になる方も多いと思いますが、もし興味がでたら是非一度食べてみてください。
きっと “しょっぱさ”、”香ばしさ”、”ほのかな甘み” の絶妙な味を気に入って貰えると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの
