SNSで勝手にダメージを負っている事に気付いた話

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生活

令和6年1月1日に発生した能登半島地震。

あり得ない話ではないのに、まさか元日に災害が起こるなんて想像もしていませんでした。

そして翌日1月2日には、羽田空港でJALの旅客機と海上保安庁の航空機が衝突して炎上する事故も起きました。

連日の恐ろしい災害・事故を目の当たりにして、私はテレビやネット、SNSで流れてくる情報を見ていました。

結果、直接被害を受けたわけでもないのに精神的にダメージを受けてしまいました。

そんな時に “X(旧ツイッター)” の一つのポスト(投稿)を目にしました。

そして、”無意識に自分で勝手にダメージを負いにいっていた” ことに気付かされました。

この記事では【自分への警告】として、大きな災害や事故後の “SNS” の危険性をまとめておこうとおもいます。

震災後のSNSで勝手にダメージを受ける

 “X(旧Twitter)”で被災地の情報を調べている時に “吉田卵白” さんというアカウントのポストが流れてきました。

そこには

「無意識にダラダラとSNSを見て、情報を過剰に摂取し、勝手にダメージを受ける」

吉田卵白(@yoshidaranpaku)

という一文がありました。

まさに私の事で、

・道路状況

・家屋の倒壊

・津波被害

など見たら不安になるとわかっている情報をSNSで沢山目にして、勝手に気分が沈んでいました。

調べずとも流れてくる情報、それに加えて自らも検索して勝手にダメージを受けている事を気付かせてもらいました。

つらい情報だけでなく【悪意】に対してもストレスが溜まる

私は SNSで “被災地” や “事故現場” の生々しい情報を見ることで精神的にダメージを負ってしまいました。

しかし、それよりも災害や事故に乗じて悪意ある誤情報を流そうとするアカウントや、日本へのヘイトなど【人の悪意】の方が見ていてストレスが溜まる事に気が付きました。

特に揚げ足取りのように「不謹慎だ」と騒ぐアカウントのツイートが流れてくるのは本当にうんざりしました。

災害現場の情報よりも人の悪意の方が私にはストレスなんだと気が付きました。

被災地意外の人間にはSNSでの情報収集は向かないと感じた

私は昔から地震に対して強い恐怖心がありました。

そのせいか「地震が起きた」という速報を目にすると不安感から情報を調べたくなってしまいます。

しかし、最近では “悪意” や “お金稼ぎ” 目的のゴミ情報が多過ぎて、そんな情報が邪魔で思うように調べられなくなってしまいました。

改悪で【無駄で邪魔なゴミコメント】が溢れて調べにくい

私が利用しているSNSは “X(旧Twitter)” です。

Xでは閲覧数によって収益化出来るようになった事で “インプレゾンビ” と呼ばれる

・収益目的のゴミのようなアカウント

・収益目的の無駄なコメント

が非常に多くなりました。

みんなが反応している呟き(ポスト)に “絵文字だけ”、”全く読めない文章”、”関係ない画像” を投稿して閲覧数を延ばす目的のゴミみたいな行為です。

有名になった呟き(現地の情報)を見て、それに対して他の人がコメントとしてあげている補足情報を見たいのに、インプレゾンビ達のゴミコメントで荒れてしまっていて、本当に見にくくなってしまいました。

改悪された事で、 “X(旧Twitter)” での情報収集は難しくなってしまったことを実感しました。

【嘘の情報】が邪魔をして参考にし辛い

東日本大震災のときにも問題になりましたが “嘘の情報” を流す人がいます。

それに加えて日本へのヘイト意識なのか、情報を “ねつ造”してまで海外と比較して “日本は酷い” という情報を流す輩まで出てきます。

特に今回の能登半島地震では「生き埋めになっている」という嘘情報まで流したヤツがいました。

救助に駆けつけたら何も無い、結果どの情報が本当の通報なのかわからなくなってしまったそうです。

情報を調べたいのに、出てきた情報が本当か調べる手間まで掛かってしまいます。

テレビで流れてくる情報が正確とも言えませんが、少なくともSNSはもう参考にしない方がいいと感じました。

被災地にいる人同士で交わされる情報にはSNSも便利らしい

私のような被災地以外の人間の情報収集には “X” はもうあまり便利ではないと感じました。

しかし、その伝達の速さから現地にいる人たちの

・避難所の情報

・配給が貰える場所の情報

・給水が受けられる場所の情報

などの “リアルタイムの情報交換” にはとても便利で効果的らしいです。

幸いにも今まで避難をするような災害を経験していないので実感できませんが、もしも自分が被害を受けた場合の為に覚えておこうとおもいました。

【インプレゾンビ対策】をしても次のが湧いてくるので止めた

Twitter上には “インプレゾンビ” への対策方法を投稿してくれている方もいました

邪魔なインプレゾンビの投稿を

[ツイートを報告する]→[スパム]→[ミュート]または[ブロック]

するという方法です。

この方法でお金稼ぎ目的の邪魔でしかないアカウントは対処してもらえるそうです。

わたしもその方法で何回かスパム報告をしていきました。

しかし、次々に新しいインプレッション稼ぎのアカウントがわらわらと湧いてきます。

結果、私には大した効果は実感できませんでした。

次第に面倒になって、そんな面倒な手間をかけてまで見なくていいやと思うようになって報告しなくなりました。

情報過多で勝手にダメージを負うくらいなら見ない

自分から情報を集めにいかなくてもテレビやラジオで被災地の情報は流れてきます。

ネットニュースや防災アプリでも現地の被害情報は知る事が出来ます。

それに加えて自らもSNSで調べると “情報過多” になってしまいます。

特にSNSは “嘘” や “悪意” の情報で情報過多になるので最悪です。

さらには挑発するかのようなコメントや、自分の考えと合わない人をバカにするコメントなど見る必要が無い情報が溢れています。

私は “不安だから調べる、調べたら更に不安になった” という負のサイクルにハマりがちです。

それでも今まではリアルタイムで情報を知ることが出来たので積極的に見ていました。

しかし、もう “災害情報・事故情報” は少し古い情報にはなりますが “ニュースで流れてくるもののみでいい” と考えるようになりました。

災害後には有益な【防災対策】を知る事が出来る

“X(旧Twitter)” の改悪からのデメリットばかりに目がいきますが、時にはすごく参考になる情報も見つける事が出来ます。

特に大きな災害や事故の後は今まで知らなかったような “防災情報” や “身を守る方法” などの有益な情報が投稿されます。

私は今回の能登半島地震後に知った情報を参考に備蓄の見直しをしはじめました。

“東北地震” 、古くは”阪神淡路大震災” の被災者が役に立ったものや商品を紹介してくれているので為になります。

今後はそういった “役立つ情報の検索ツールとして利用していくくらいの方がいいかな” と考えています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

SNSの強みはリアルタイムの情報を知る事が出来る点だとおもいます。

ただ、”人が困っているタイミングで更に混乱を引き起こそうとする輩” や “お金を稼ごうとする輩” のせいで便利なツールではなくなってしまったように感じました。

私はSNSは “X” しか利用していないので全てのSNSがそうとも言えません。

ただ、どちらにせよ幸いにも被災せずに日常生活を送れている私が、わざわざ辛い情報を見に行って勝手にダメージを追う必要は無いと気付かせてもらえました。

ただでさえ情報過多な現代です。

つらい情報はテレビやニュースなどで自然に知ったものだけでいいのかなと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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