マンションの大家さんが代わり、管理会社や家賃の振込先が変わる事になるという通知を受け取りました。
管理会社はともかく、家賃の振込先が変わるのは少し面倒です。
しかも、指定されている金融機関は口座を持っていない “静岡銀行” でした。
他行からの振込は手数料が高くついてしまうので静岡銀行で新しく口座を開設することにしましたが、最近は口座開設も厳しくなっていると聞きます。
そこで、 “2023年” 現在のしずおか銀行での新規口座開設について調べてみる事にしました。
この記事では、2023年現在の “静岡銀行” で新規の口座開設をする方法や注意点について静岡銀行のコンシェルジュさんに教えて貰った内容を備忘録としてまとめています。
この記事を読んでみようと思ってくれた方へのお知らせ・注意点
この記事でまとめている情報は静岡銀行のコンシェルジュさんに教えて貰った
・新規口座開設の方法と申込に必要なモノ
・新規口座開設にかかる手数料
・口座開設の注意点
などの情報を備忘録としてまとめています。
教えて貰った情報を正確にまとめているつもりですが、もしかしたら間違った認識もあるかもしれません。
エリアによっても多少の違いはあるかもしれません。
また、”郵送” での口座開設は時間と手間が掛かる方法でメリットを感じられなかったのでこの記事では取り上げていません。
以上の点をふまえた上で、それでも読んでいただけたらとってもうれしいです。
【注意】2023年現在、通帳の発行は基本的に無くなっていた
今回コンシェルジュさんにいろいろ教えて貰った中で一番驚いたのは “預金通帳” に関してでした。
いまはどこの銀行も通帳が無いのが普通になっているそうで、静岡銀行も2022年11月で預金通帳の発行は行われなくなったそうです。
その為、口座残高の確認は静岡銀行の専用サイトやスマホの公式アプリで行うそうです。
銀行口座を作るのは数年ぶりだったので、時代の変化に驚きました。
通帳発行に掛かる手数料と無料で発行できる対象者
銀行を利用するにあたってどうしても預金通帳が必要な方もいるとおもいます。
その場合、希望すれば預金通帳は発行できるそうです。
しかし、預金通帳の利用は有料で “年間550円” の手数料が掛かるそうです。
“発行に” ではなく “利用に” かかる手数料なので預金通帳を発行したら口座を利用し続けている限り年間手数料は引かれ続けると教えて貰いました。
これは2022年11月以降に口座を開設する人が対象で、それ以前に口座開設をして通帳を取得している人は引き続き無料で利用できるそうです。
また、18歳未満の方と70歳以上の方が口座を開設する場合は無料で通帳を作ってもらえるそうです。
【2023年】静岡銀行で新規口座を開設する方法は3つ
静岡銀行の “コンシェルジュ” さんに教えて貰った2023年現在の “新規口座開設” の方法は大きく分けて3つでした。
一つ目はインターネット上で行う “オンラインでの新規口座開設手続き” を行う方法。
二つ目は静岡銀行の各支店に行き “窓口で申込用紙を記入する新規口座開設手続き” を行う方法。
三つ目は “郵送で新規口座開設手続き” を行う方法です。
説明を聞いていると静岡銀行的には “オンライン手続き” を非常に強くおすすめしているように感じました。
確かに説明を聞いていても “オンライン” での手続きが便利で簡単そうですが、いくつか気になった部分もありました。
郵送での口座開設は時間と手間が掛かる方法でメリットを感じられなかったので、オンラインでの口座開設と窓口での口座開設についてまとめていきます。
【2023年】静岡銀行で新規口座開設する時に必要なモノ
口座開設する時に必要なモノ(持ち物)は “オンライン”、”窓口” のどちらで手続きを行うかで微妙に違います。
どちらにも共通しているのは “身分証明証” で、窓口で手続きする場合のみしずおか銀行に登録する “銀行印” を持っていく必要があります。
これ以外に必要な持ち物はありません。
口座を作るのに手数料なども必要ありませんが、窓口で手続きする場合いくらか口座に入れるように言われる場合もあるので多少の現金も持っていった方が確実です。
【2023年】オンラインで新規口座開設する方法と特徴
パソコンやスマホから静岡銀行のホームページにアクセスして口座開設を行う方法です。
住所、氏名、生年月日などの情報を入力して、身分証明証を撮影した写真を提出することで本人確認が完了します。
申込からキャッシュカードの受け取りまで一度も店舗に出向く事無く完了できるのが大きな特徴です。
オンラインの手続きなので静岡銀行を利用する際に必要な “キャッシューカード” の受け取りは郵送です。
口座開設の申込をして、静岡銀行側で受理・手続きが行われてキャッシュカードが送られてくるまで最短でも一週間ほど、平均で二週間ほどの時間が掛かるそうです。
また、オンラインで手続きの場合は “印鑑レス” で “銀行印” の登録も必要ないそうです。
銀行に行かずに自宅から申込が出来るので忙しい方や、外出が困難な方にはとても便利な方法だと思います。
オンラインでの新規口座開設手続きのメリット
メリット①:自宅から24時間申込が可能
インターネットで行う手続きなので銀行が開いている時間に関係なく24時間いつでも口座開設の手続きが出来るのが大きなメリットです。
忙しくて営業時間内に銀行に行けない方だけでなく、外出が困難・苦手な方にとっても便利な方法だと思います。
メリット②:銀行印の登録が必要ない
口座開設する場合には “銀行印” の登録が必要でしたが、オンラインでの登録の場合はそれが必要ありません。
これが最近よく聞く “印鑑レス” というものだそうです。
通帳の発行が基本的には行われなくなったことで、通帳も銀行印もなしで利用が出来るようになっているそうです。
オンラインでの新規口座開設手続きのデメリット
デメリット①:本人確認書類にできるのは “運転免許証” のみ
当然ながら新規口座開設をするには “本人確認書類” の提出が必要になります。
その “本人確認” に利用できるものが、オンライン手続きの場合は “運転免許証” のみです。
パスポートやマイナンバーカードは利用できないので、運転免許証を持ってない方は利用できません。
デメリット②:パソコンに不慣れな方には少し大変
オンラインでの口座開設の場合は本人確認を “運転免許証” を撮影した写真の提出で行います。
運転免許証を撮影した写真をパソコンに取り込んでおき、申込画面で提出(アップロード)すると言う操作はパソコン操作が不慣れな方には少々難しいと感じました。
しかし、スマホの場合はそのまま撮影が出来るはずなので、スマホから申し込む場合はデメリットになりません。
デメリット③:通帳の発行は出来ない
この記事の冒頭で書きましたが、預金通帳の発行は基本的に行われていません。
しかし、年間手数料を支払う事で “紙の預金通帳” の発行・利用をする事が出来ます。
しかし、オンラインからの手続きの場合は紙の預金通帳の発行は出来ないそうです。
年間手数料を払ってでも預金通帳が必要という方もいると思いますが、その場合は店舗窓口での申込手続きが必要です。
【2023年】銀行窓口で新規口座開設する方法と特徴
ご自宅の近くにある静岡銀行の支店に行って、窓口で口座開設の手続きを行う従来の方法です。
申込用紙に住所、氏名、生年月日などの情報を記入して、身分証明証を提示して本人確認を行い、銀行印の登録をして手続きが完了します。
銀行員の方の指示に従って進める事が出来るので、”自宅にインターネット環境が無い方” や “説明を読んだけど不安な方” でも安心して手続きができるの手続き方法です。
銀行に行く手間は掛かりますが、一番確実な方法だと感じています。
窓口で口座開設の手続きを行った場合でもキャッシュカードが自宅に届くまでに一週間ほどの時間が掛かるそうです。
銀行窓口で新規口座開設開設手続きをするメリット
メリット①:直接説明・指示を受けながら手続きできる安心感
インターネット上での手続きは手軽で魅力的ですが、きちんと申し込めているか不安になる事があります。
特に身分証明書の提出に使用する写真はきちんと撮れていないと再提出になる事もあり、きちんと撮れてるか不安になります。
その点、銀行窓口なら手順は逐一説明してもらえて、身分証明書も写真ではなく書類自体を呈示して確認してもらえるので失敗はありません。
銀行が混んでいると待ち時間が掛かってしまう可能性もありますが、安心感は大きなメリットだと感じています。
メリット②:身分証明書に使える書類の種類が多い
オンラインでの手続きでは本人確認に使用できる身分証明証は “運転免許証” のみですが、窓口で手続きする場合には
・パスポート
・マイナンバーカード(通知書は不可)
の写真付きの身分証明証でも本人確認が出来ます。
また、写真が無い身分証明書でも
・健康保険証
・国民年金手帳
・印鑑証明
・住民票の写し
の内の2種類を呈示すると本人確認が出来るそうです。
写真付きの身分証明書を持っていない方でも新規口座開設が出来るのでオンラインに比べて大きなメリットだと思います。
メリット③:希望すれば紙の預金通帳の発行が可能
一部の方を除いて “年間利用料” が掛かってしまいますが、希望すれば “紙の預金通帳” の発行が可能です。
これはオンラインでの手続きでは出来ないそうなので、預金通帳を作りたい場合は窓口での口座開設が必要です。
銀行窓口で新規口座開設開設手続きをするデメリット
デメリット①:銀行の営業時間内に行かなくてはならない
オンラインでの申込は24時間いつでも受け付けていますが、窓口で口座開設手続きをする場合は銀行の営業時間内に銀行に行って申し込まなくてはなりません。
その為、平日の営業時間内のみしか申込が出来ません。
仕事や用事で忙しい方には非常に大きなデメリットです。
デメリット②:”銀行印” の登録が必須
これはデメリットに感じる方と、そうでない方がいると思いますが、窓口で手続きを行う場合は “銀行印” の登録が必要です。
どの口座がどの印鑑だったかわからなくなるという場面を経験した事がある方は多いと思います。
基本的に通帳がない現在、銀行印が必要な場面は極限られると思いますが、もし必要になった時にきちんと管理できていないと不便に感じる場面に出くわすかもしれません。
オンラインでの手続きなら “印鑑レス” での申込が出来るのでデメリットとしてカウントしました。
まとめ
長くなってしまいましたが、これらが静岡のコンシェルジュさんに教えて貰った2023年現在の “新規口座開設” に関する情報です。
コンシェルジュさんはオンラインでの手続きを強く勧めていましたが、安心感と確実性からぼくは窓口での手続きをする予定です。
実際に銀行口座を作ったらまた別の記事で手順や注意点をまとめていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの