高齢者(70歳)の母が運転免許証を更新した時の記録

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昨年の9月に “高齢者講習” を受講した母が運転免許証の更新を済ませてきました。

高齢者(70歳)ということもあって更新手続きも一般の手続きと違い時間が掛かるものだと思い込んでいたので母に詳しくメモをとってもらうようにお願いをしました。

結果、想像とは全く逆で、高齢者の運転免許証の更新手続きは非常に短時間で簡単に済ませることが出来たようです。

この記事では母の体験を聞いた “高齢者の運転免許証の更新手続き” について、なぜ短時間で更新できたのか、なぜ簡単だったのかを中心にまとめてみようと思います。

この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点

この記事で紹介している情報はボクの母の体験談をもとにまとめた内容です。

70歳になった母が運転免許証を更新した時の記録なので、75歳以上の方は他にも持ち物が必要で、検査内容も異なる可能性があります。

また、母は運転区分が “優良” で免許証もゴールドなので、”運転者区分” などによって状況は違ってくる可能性があります。

もしかしたら住んでいる地域によっても違いがあるかもしれません。

以上の点をご了承いただき、それでもまだ読んでいただけるようでしたらうれしいです。

70歳の免許更新には事前に高齢者講習を受けなくてはならない

高齢者の運転免許証の更新手続きは通常の手続きとはいくつかの違いがあります。

その一番の違いは “高齢者講習” です。

運転免許証の有効期限が切れる(満了する)時に70歳以上の人は運転免許証を更新する前に “高齢者講習” というものを受けなくてはなりません。

これは事前にお知らせがくるので、そこに記載されている高齢者講習を行っている自動車学校などに自分で申し込んで受講します。

過去の記事で母が受講した際の記録もまとめているのでよかったらご覧ください。

高齢者講習を受講すると “高齢者講習終了証明書” というモノが貰えます。

高齢者講習を受講するともらえる"高齢者講習終了証明書"

この証明書が運転免許証の更新手続きの時に必要になります。

受講した場所によって書類の形式は違うと思います。

70歳以上の運転免許証更新手続きに必要な持ち物

70歳以上の方の運転免許証更新の手続きには

・運転免許証

・更新手数料:2,500円(他県で更新する場合は2,550円)

・高齢者講習終了証明書(高齢者講習を受けた時に貰った紙の証明書です)

・更新のお知らせのハガキ

・眼鏡(必要な人)

・安全協会費(任意)

が必要です。眼鏡は視力に不安がある方だけで、安全協会費も任意ですが、それ以外の “書類” や “更新手数料” は必須です。

高齢者講習終了証明書は自動車学校などで事前に受けた “高齢者講習” の受講後に貰っているので忘れずに持っていきましょう。

“高齢者講習”を受けているので更新手続きは非常に簡単

当然、運転免許センターや警察署の込み具合によっても違いはありますが、母が運転免許証の更新をした時は非常に簡単に短時間で手続きが終わりました。

ここからは母から聞いた体験談をもとに更新手続きにかかった時間と手順をまとめていきます。

運転免許証の更新手続きをした時の母の状況

母は “運転者区分” が “優良” で有効期限は “5年”、免許証の色は “金”、”講習区分” は “高齢者” になっていました。

“運転免許証更新手続きのお知らせ” を読んでみると最寄りの “警察署” や県内のどの “運転免許センター” でも手続きが出来るようです。

運転免許センターは遠く、常に混雑しているので、自宅から行きやすい警察署で手続きをすることにしました。

更新手続きに行ったのは平日(火曜日)の午前9時30分を少し過ぎた頃です。

警察署の受付時間が9:00からだったので受付開始から30分ほど過ぎてはいるものの朝イチといった感じです。

警察署で免許証の更新をした時の手順や時間などの記録

①受付と申請書の記入

警察署の窓口で受付を済ませたのが “9時35分”

窓口で

・運転免許証更新手続きのご案内 のハガキ

・運転免許証

・高齢者講習終了証明書

を係の方に渡します。

“免許更新の申請書” という紙を渡され、高齢者講習で受講済みなので “講習”は “受けなくていい” という説明を受けたそうです。

申請書に住所、氏名、電話番号、暗証番号2つを記入し、紙をひっくり返して病気等の質問に”はい/いいえ”に”レ点”で答える(5~6問)

最後に日付と署名をして記入は完了。

②手数料の支払い

更新手数料の支払いをするために支払い窓口にいきますが、平日の午前中ということもあって待ち時間は0だったそうです。

記入した申請書と免許証、ハガキを窓口に渡して、更新手数料の説明と交通安全委員会の寄附を頼まれたそうです。

支払いが完了したら通常は視力検査がありますが、免除になっているので写真撮影に進むように指示されたそうです。

③視力検査

支払いを済ませたら “視力検査” をする窓口に進みます。 

“高齢者講習” でも視力検査は受けていて、当時も問題なかった様なので更新手続きの日の検査も問題なくクリアできたそうです。

④情報の確認と写真撮影

写真撮影の場所でも待っている人は0で待ち時間無しで窓口に行けたそうです。

窓口で更新する免許に記載される情報に間違いが無いかの確認をします。

それが済んだらすぐに免許用の写真撮影できたそうです。

通常ならこの後講習を受けている間に新しい免許証が作られるんですが、高齢者講習で受講済みで “講習” が免除なのでその場でベンチに座って待つように言われたそうです。

ベンチで待っているとすぐに名前を呼ばれて、新しい免許証を受け取って更新手続きは完了です。

警察署を出たのが “9時52分” だったそうなので所要時間 “17分” だったそうです。

ボクが免許証を更新した時は1時間近く掛かったので “17分” で終わったと聞いてビックリしました。

高齢者の更新手続きと通常の更新手続きの違い

大きな違いは “講習” の免除です。

通常の更新手続きではビデオを視聴する “講習時間” が設定されています。

この講習時間は最短の “優良運転者” の場合でも “30分” は受ける必要があります。

しかし、高齢者の場合は高齢者講習で “講義” (ビデオの視聴)をすでに受けているので “運転免許証更新手続きのご案内” のはがきに書かれている講習時間は “講習時間” が “通知済” の表記になっていました。

お知らせのハガキに記載されている"講習時間"は"通知済"になっていた

もしかしたら “運転者区分” が “優良” の人だけかもしれませんが、特に時間のかかる “講習” を受けなくて良いことで短時間で免許証の更新手続きを済ませることが出来ています。

“高齢者講習” での “講義” や “運転定期性検査”、”運転実技” で「運転免許証を更新して問題が無い」と確認されているので免除されるというのもわかりますが、想像以上に手続は簡単に、短時間で済ませられるようです。

まとめ

母に高齢者講習のハガキが届いたと聞いた時から “高齢者” の免許証更新は “大変” というイメージを持っていました。

しかし実施には “高齢者講習” を受けることで免許証自体の更新手続きは非常に簡単になることがわかりました。

空いている警察署での更新というのも関係しているかもしれませんが、30分も掛からずに更新できるのは本当にビックリです。

高齢者の運転免許証の更新は通常とは違い “高齢者講習” など手間や時間がかかる部分もありますが、その代わりに更新手続きはスムーズに簡単にできるようです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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