祖父母の家の片付け中に体験した恐ろしい出来事まとめ

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祖父母が亡くなった後、祖父母の家の片付けは全て孫のボクが行いました。

祖父母は高齢だった事もあり、家の中には自分たちでは捨てられなかった大量のモノで溢れていました。

なので片付けはいらないものをどんどん捨てる事からスタートしました。

今日は “古い家を片付ける時の注意喚起” として、この記事でその時に体験した出来事についてまとめてみようと思います。

この記事を読んだらきっと掃除をするときの対策をキチンとするようになると思います。

祖父母の家の状態と片付け作業のときのボクの装備

祖父母の家は築60年を越える古い家です。

“古民家” という様な作りではなく、静かな田舎の住宅街に建っているただ単に古い家です。

“土間” や “囲炉裏” 、”井戸” などの “あったらすてきな古民家アイテム” は無く、窓もアルミサッシで敷地もとても狭いです。

ただ、古い家なのでとにかくアンティークなどの価値もないただ単に “不要なモノ” がとても多い。

じいちゃんとばあちゃんは生前1Fの “リビング” “風呂” “トイレ” “洗面所” と2Fの “寝室” “趣味部屋” だけで生活していて、その他の2部屋や倉庫などは使わない荷物が詰め込まれていました。

じいちゃんの趣味のモノ” や “ばあちゃんの趣味のモノ” “母たちが子供の頃のモノ” など全てそのまま置いてあり、元々広くない家が荷物だらけでした。

荷物を詰め込んでいるだけの部屋は換気もほとんどされておらず、またタンスやキャビネットが置かれ、中には何が入っているか全くわからない状態でした。

家の中は非常に乾燥していて、少し動くだけで細かなホコリ舞うのがわかる状態でした。

まず手始めに処分するゴミも “雑貨” や “日用品” などがメインだったので特に手が汚れるような心配はしていませんでした。

靴下が汚れないように “スリッパ” を履いて、ホコリを吸わないように “マスク” をして、手袋はモノをつかみにくいので “素手” で作業をしていました。

この判断が後に後悔する事になります。

片付け中の恐怖体験①:突然裂ける食料品のパッケージ

これは台所を片付けていたときの体験です。

台所のガスコンロ脇に5段の引き出しがあるプラスチック製のチェストが置かれていました。

引き出しを開けてみると中は “サランラップ” や “アルミホイル” “ポリ袋” や “輪ゴム” など台所用品が入っていました。

下の段にも “ゴミ袋” や “油を固める商品”、生ゴミ用?らしき使用済みの “スーパーの袋” が入っているだけで、古いものや使えそうにないものはどんどん捨てていきました。

順調に片付けていって、一番下の引き出しに取りかかりました。

中には調味料?なのか古い “ビニール製のパッケージ” に入ったものや、何かの食品が入っているらしき “缶詰” が沢山出てきました。

どれもかなり古く、商品名をみてもよくわかりませんでした。

缶詰のラベルはボロボロになっていて読めません。

缶の底に書かれている賞味期限は軽く10年以上過ぎているものばかりで、中には20年以上前の缶詰も出てきました。

缶詰や袋詰めの中身がどんな状態になっているか、水分がある状態かわからなかったので後でまとめて処分しようと思い、とりあえず引き出しから出して台所のシンクに移す事にしました。

ビニールパッケージの食品を持ち上げてシンクに移そうとした瞬間、パッケージが裂けて中からドロドロの真っ黒い液体が流れ出て床に落ち、跳ねた汁が体に大量にかかってしまいました。

パッケージのビニールが劣化して、ギリギリ形をとどめていたところを持ち上げられて限界を迎えたようです。

持っていた手にもベッチャリついているし、しゃがんで作業していたので跳ねた汁は顔周りにもにも大量に飛んできました。

手は洗えば済みますが、何十年も前の何かもわからない汁がもう少しで目に入るところでした。

その液体はものすごい臭さで、服は捨てるしかありませんでしたが、マスクのおかげで口に入らなかったのは不幸中の幸いでした。

あの悪臭を放つドス黒い液体がもし口に入っていたら、目に入っていたらと考えるとゾッとします。

片付け中の恐怖体験②:家具の解体中に古い釘を踏んだ

最初はゴミの処分ばかりしていましたが、作業をすすめていくうちに不要な家具も解体して処分しはじめました。

その為、装備は相変わらず “スリッパ”、”マスク” の装備で、解体のときは手の保護として “軍手” だけはして作業していました。

棚の中身を処分して、空っぽになったら棚自体も “のこぎり” “バール” “ハンマー” を使って解体していきます。

祖父母の家の備え付けの家具は建てられた年代の関係か、今の家具とは違って釘が使用されていました。

ボクの住む地域は1m以下の長さであれば木材なども “燃えるゴミ” としてゴミの収集場所に出す事が出来るので、解体した部材を1m以下に切っていきす。

解体して切って、ある程度の量がまとまったら紐でしばって駐車場の脇に移動、という作業を繰り返している時に突然足の裏に激痛を感じました。

あまりの痛さに持っていた木材を落とし、何が起こったかわからずに足下を見るとスリッパに板が張り付いています。

解体した家具の板に打ち付けられていた釘がスリッパの底を貫通して足裏にも刺さっていました。

板に釘が刺さった板が、釘が上を向いた状態で床にあり、それに気がつかずに踏んでしまったようです。

幸いにもそこまで長い釘ではなかったので足を貫通するような自体にはなりませんでしたが、1cm以上あるスリッパの底を貫通して足裏にまで刺さっていました。

釘は古く “真っ赤” に錆びていて、土ぼこりも付いていたので “破傷風” が怖くて病院に行くはめになってしまいました。 

スリッパすら吐いていなかったら貫通して足の甲まで達していたかもしれません。今思い出しても背筋がゾッとします。

片付け中の恐怖体験③:○○○のミイラ化した死骸

押し入れの天袋の荷物を片付けていたときの体験です。

天袋にも母の子供の頃のおもちゃや服、人形や本などいろんなものが詰め込まれていました。

荷物を降ろして、すぐに処分できるものだけどんどんゴミ袋に入れて駐車場に運んできます。

祖父母の家は押し入れが沢山ありましたが、古い家の為天井が低く、天袋に入れられている荷物も手前のものは脚立無しで取り出せるので作業は順調に進んでいました。

次の押し入れに取りかかり、天袋を開けたらダンボールが沢山詰まっています。

どうやら雛人形だったらしく、大小さまざまな箱が詰まっていますが、どの箱も非常に軽いので手を伸ばして奥の箱もどんどんとおろしていました。

奥の箱を何とか手前まで引っぱりだして持ち上げようとした時に茶色い固まりが “ふぁさ” っと顔の上に落ちてきました。

ホコリの固まりか?とおもって下を見るとそれは “ネズミの死骸” でした。

意味が分からず、危ない菌やウイルスが怖くてすぐに台所に行って顔を手洗い石けんで何度も洗い、何度も “うがい” をしました。

何度洗っても菌が付いているのが心配で、目も水道水で何度も “パシャパシャ” しました。

しばらく “洗顔” と “うがい” を繰り返して、落ち着いたところで現場に戻って確認してみる事にしました。

やはり見間違いではなくネズミの死骸でした。

毛は “薄い茶色” で、体長は7~8cmぐらいでした。サイズからするとハツカネズミのようですがクマネズミの子どもの可能性もあります。

“カラッカラ” に乾燥してほぼ毛皮だけの状態だったのでかなり昔に押し入れの中で死んだ個体かもしれません。

素人なので “病原菌” や”ノミ”、”ウイルス” などの心配はわかりませんが、それ以降に体調が悪くなったりはしていないのが救いでした。

もしマスクをしていなくて口周りに当っていたら、もしミイラ化していなくて死んで間もない状態だったら…と考えるゾッとします。

祖父母の家の片付け中の恐怖体験からの教訓

恐怖体験①~③を体験した中で一番怖かったのが③で、続いて②、①といった感じです。

①はもしマスクをしていなかったらお腹の弱いボクには相当怖い経験です。

マスクは③の時にもとても役に立ちました。③の恐怖体験は今思い出しても鳥肌が立つレベルのトラウマに近い恐怖です。

もしマスクをしていない状態で顔に当たっていたらとおもうと “ゾッ” とします。

ただ、出来ればその時に防護ゴーグルもしておくべきだったなと反省しています。

②に関しては片付けの最中、特に家具の解体などをするときはスリッパではなく最低でも運動靴の方が安心かなと思います。

しかし、運動靴でも釘は貫通する事はあるので足下に注意して整頓しながらの作業を心がける必要があると思います。

とにかく①~③までで学んだ事は、どんなに軽い作業でも肌の露出は極力減らして、目は防護ゴーグルを装着して、口周りと呼吸器を使い捨てマスクで防護、手は片付けの作業内容によって “ゴム手袋” “軍手” などを使い分けて、分解や解体の作業がある時には最低でもスニーカーを履く必要があるという事です。

新しい家や綺麗な家の片付けではここまでする必要は無いかもしれませんが、片付け作業中にボクのように怪我をしたり、汚染に脅える事が無いように、どんなに軽い作業でも装備はキチントしてから望む事を強くオススメします。

まとめ

ただ家の中を片付けるだけと油断して軽装のまま作業していたらトラウマレベルになる恐怖体験をするはめになりました。

①はまだしも②、③はもう二度と体験したくないレベルで今思い出してもイヤな気分になります。

特に②の怪我はスリッパを貫通していたとはいえそれでも中々の深さに達していたので念のためと破傷風の注射を打つはめになり痛い出費でした。

マスクとゴーグルをしていると曇って見づらかったり、手袋をしているとモノをつかみにくくて作業がしづらいかもしれませんが、多少不便でも身を守る装備は非常に重要だと気づかされる体験でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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