70代母が詐欺を疑った”身に覚えの無い当選メール”を調べた結果本物だった話

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ある日、母から「これは詐欺?本当?どっち?」と、静岡銀行から届いたメールを見せられました。

送り主が “静岡銀行” だったので “詐欺メール” ではないだろうと思いつつも、件名が【デジタルギフトプレゼントのご連絡】。

母にはしずぎんのキャンペーンに応募した記憶は無いとの事だったので、とりあえず疑って掛かる事にしました。

結果、このメールは本物で、プレゼントのデジタルギフトも無事にもらう事ができました。

そこで、この記事で母が詐欺を疑った理由や、本物と判断できた理由、などを備忘録としてまとめてみたいと思います。

静岡銀行から届いたメールなのに母が【詐欺】を疑った理由

届いたメールの送り主が “静岡銀行” だったにも関わらず、母が【詐欺メール】を疑った理由は3つあります。

理由①:静岡銀行から定期的に注意喚起のメールが届いていた

理由の一つ目は、定期的に静岡銀行から “不審な電子メールにご注意ください” のメールを頻繁に受信していたからです。

“当選メール(デジタルギフトプレゼントのご連絡)” を受け取ったのが5月30日でしたが、その前後の5月24日と6月7日にも静岡銀行からは

 【重要】当行を騙った不審な電子メールにご注意ください!  

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というメールを受信していました。

詐欺を疑った静岡銀行からのメールを受信した前後には詐欺への注意を呼びかけるメールを受信していました

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母はメールは読んでいたようで “詐欺メール” への警戒は強かったようです。 

私も確認のため、メールに記載されていたURLから静岡銀行の “重要なお知らせ” のページに飛ぶと詐欺と確認されているメールの件名の一覧が確認できました。

静岡銀行で詐欺への注意を呼びかけているページには確認済みの "例" が確認できます

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【注意】の部分には “メールアドレスを偽装している詐欺メールが届いている事例が確認されている” とも書かれていたので、”静岡銀行” から届いたからといっても “怪しかったから触らない” という行動は正解でした。

理由②:詐欺メールへの警戒心から”プレゼントの連絡”という件名を怪しんだ

届いたメールは開かなくても件名が表示されます。

"デジタルギフトプレゼント" の件名に怪しさを感じました

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その件名が “【デジタルギフトプレゼントのご連絡】” でした。

母には、静岡銀行からプレゼントをもらうようなキャンペーンなどに応募した記憶が無かった為、件名だけを見て「ちょっと怪しい」となりました。

「でも本文読めば内容はわかるでしょ?」と思うかもしれません。

それが理由の3つ目になりますが、”怪しいメール” になった事で母は一応本文を “未読” の状態でキープしてくれていました。

理由③:怪しいメールは開かない様に伝えていたから

母の携帯をスマホに替え、操作方法を教えていた当時、SMSで運送会社を騙る詐欺メールが何度か母宛にも届いていました。

そういった怪しいメールは「開かないで削除」と伝えていました。

その結果、Gメールに届いた今回の静岡銀行からのメールも「身に覚えの無いプレゼントのメール=怪しい?」となり、削除しようと思ったけど念のため開かずにキープしていた訳です。

私の “開かないで” はメールに記載されている “URLを” 開かないで、という意味でしたが、母は “本文” と勘違いしてメール自体を開かないでいてくれました。

開いていないので本文も確認できなかった結果、応募に関係なく抽選の対象になっているキャンペーンだった事がわからなかったのでした。

メール本文を確認して詐欺メールではない事が確認できた

母と一緒にメールの本文を確認してみると、母が新規で口座を開設した時にキャンペーンが行われていた事がわかりました。

口座開設後にダウンロードした “しずぎんアプリ” でおこなわれていたキャンペーンで、利用登録した人を対象に抽選がおこなわれたそうです。

その為、”応募していないのに当選した” という状態でした。

ある期間にしずぎんアプリをダウンロードした人を対象に行われていたキャンペーンだと確認できました

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“身に覚えが無いけどプレゼントが届いた” という、思わず詐欺を疑ってしまう状況にはこういった背景があった訳です。

一応、パソコンでメールの詳細を確認してみた

詐欺ではないことはわかりましたが、一応パソコンでメールの詳細も確認してみました。

※今回は画面が見やすいようにパソコンで作業しました。

スマホの “メールアプリ” でも送り主の名前をタップすると詳細が確認できます。

届いたメールを開いて、送信者のアドレスの横にある “経由” の文字をクリックしてみます。

すると送信者の下に “確認済みメールアドレス” の表示が確認できました。

送り主情報を確認したところきちんとした静岡銀行のアドレスだと確認できました

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静岡銀行のホームページに書かれていた “アドレスの偽装” がここもパスしてしまうものなのかはわかりませんが、一つの判断材料にはできそうです。

静岡銀行で紹介されていた詐欺サイトの見極め方は、誤って怪しいURLを開いてしまったときのものでした。

開いてしまったページのURL(アドレス)が静岡銀行のものか確認する事で見分けられるというものです。

静岡銀行のホームページで紹介されている確認方法はアドレス(ドメイン)の確認でした
今回は静岡銀行以外のページへ飛ぶURLだったのでこの方法は使えませんでした

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ただ、今回はギフトを受け取れる外部サイト(d-gift.jp)のURLだったので、この方法は使えませんでした。

今回は記載されていたURLが “.jp” だった事もあり開く前から危険が少ない事は確認ができていました。

URLをクリックしてみた結果、きちんと “鍵マーク(暗号化)” されたサイトである事も確認できています。

メールに記載されていたURLをクリックすると"デジタルギフト セレクトサービス" というサイトに移動しました

shizuokabank.co.jp と d-gift.jp

今回受信したメールはきちんとしたものである事は途中でわかっていましたが、少しでも怪しく思ったときはこれらの情報(送信者の情報とURLのドメイン)をチェックすると安心感が高まるかなとおもいます。

まとめ

結果として、今回は無事問題の無いメールで安心しました。

“応募した覚えがないプレゼント当選のメール” といういかにも怪しいメールだったことありますが、母がきちんと「詐欺メールかもしれない」と感じた事にすこし安心しました。

最近の詐欺メールは非常に見分けづらくなってきています。

疑った結果 “問題ないメール” だったなら良いですが、逆だったら金銭的な被害や個人情報の流出などの危険があります。

みなさんも少しでも “怪しい” と思うメールに記載されているURL(アドレス)はクリックしない様に注意してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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