[レビュー]はじめてのブログをワードプレスで作るための本

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この記事は僕がこのブログをはじめるときに読んだ「はじめてのブログをワードプレスで作るための本 [第2版]」のレビュー記事です。

WordPressでブログをはじめる前に、ブログやアフィリエイト入門本を数冊読みました。

契約するサーバーの違いはありましたが、僕にはこの本がなかなかわかりやすかったので感想をまとめておくことにしました。

どんな内容の本で、どんな人におすすめの本か

本のタイトルの通りワードプレスを使って初めてのブログを開設するまでの手順を細かく解説してくれている本です。

まだブログをやったことが無い全くの初心者の方や、ブログはやったことがあるけど自分でサーバーを借りたり、独自ドメインを取得したことが無い初心者向けの本です。

著者は「じぇみじぇみ子」さん、監修/執筆はブログ飯で有名な「染谷昌利」さんです。

何かを調べるとき本の情報はとても参考になります。しかし出版時期が古い物だと情報が古くて参考にならないものもたくさんあります。

特に入門書ではリアルタイムの情報で無いと初心者は戸惑ってしまうことがあります。

僕も一番最初に読んだ本は少し古い本だったので手順説明の画像が全然参考になりませんでした。

この本は出版時期が2019年3月1日に第1版第1刷されています。

今から3年前に出版された本なので現在のサービスの手順と若干の違いはありますが、ブログをはじめるまでの手順のおおまかな流れを理解するのに参考になりました。

写真を多用して手順を解説してくれているのでパソコンの操作に不安がある方や、オンラインでの契約の経験がない方でもスムーズに作業を進められます。

僕はロリポップサーバーを契約したのでサーバーの契約の章は参考にはしませんでしたが、これからエックスサーバーを契約しようとしている人にはすごく参考になると思います。

この本で解説されている内容

この本の中で紹介されている内容はChapterという形で章が区切られていて「Chapter1~7+おまけ」の全8章で構成されています。

各章を順番通りに進めていくとブログの開設し、ある程度カスタマイズするところまで完了します。

それでは各章で解説されている内容についてまとめていきます。

Chapter1

  • 独自ドメインの取得方法
  • レンタルサーバーの契約
  • ワードプレスをレンタルサーバーにインストールする方法

について解説されています。

ワードプレスはどんなものなのか、ブログを始める際になぜワードプレスを使うと良いのか、無料ブログサービスの注意点など、ワードプレスに挑戦するか迷ってちょっと躊躇している人の背中を押してくれる内容です。

ドメインの取得方法はムームードメインでの契約手順の紹介がされていて、ドメインを決める時に知っておきたいちょっとした情報や、NGなドメインの説明もありわかりやすかったです。

レンタルサーバーの契約はエックスサーバーで契約する時の手順が解説されていて、合わせて常時SSL化できるサーバーを選ぶ理由もわかりやすく説明されています。

ドメインは「ムームードメイン」、サーバーは「エックスサーバー」なのでそれらを連動させる(DNS設定)手順の紹介や、エックスサーバーでのSSL設定のやり方が解説されています。

契約が完了したエックスサーベーにワードプレスをインストールする手順もわかりやすく説明されているのでこの章だけでもブログを始める最初の難関が突破できます。

Chapter2

第2章ではインストールが完了したワードプレスの初期設定の手順が解説されています。

この本では今村哲也さんが作成した「Nishiki」というテーマをおすすめていているのでテーマをNishikiに変更する手順が紹介されています。

ほかにもワードプレスをインストールした後に変えておきたい大事なセキュリティー面での設定や最低限入れておきたいプラグインの設定方法が紹介されています。

プラグインとは何かの説明にあわせて

  • Jetpack
  • Simple 301 Redirects
  • Akismet
  • WP Multibyte Patch

のインストール方法や有効化の手順、プラグインの削除方法なども詳しく解説されています。

ワードプレスの更新とバックアップの方法の解説に合わせて、ワードプレスの更新の必要性の説明やプラグインの更新方法、バックアップの為のプラグイン「BackWPup」のインストール手順&設定方法についても解説されている大事な設定をたくさん解説してくれている章です。

 Chapter3

第3章では実際にワードプレスで記事を書く手順や、その際に大事な設定や装飾方法についてまとめられていて最終的に記事を公開するまで解説されています。

投稿ページと固定ページの簡単な説明と使い分ける理由の説明

投稿画面の使い方の説明や、読みやすくするなるように文章を整理する方法が参考になりました。

Chapter4

第4章では記事に画像を貼る方法や、アイキャッチ画像の設定方法などブログを読みやすくするための方法が紹介されています。

特に画像ファイルの大きさと画像のサイズに関しては悩んでいたのですごく参考になりました。

僕は使用しないので参考にしませんでしたが、画像を複数枚配置したい場合に便利なギャラリー機能の紹介などもされていたので、記事に写真をたくさん使いたい人にはすごく参考になると思います。

「GooglePhoto」とWindowsストアアプリの「フォト」を使った無料アプリでの写真の加工方法も簡単に説明されてます。画像の加工に関しては自動補正の方法程度の情報しか記載されていないのであまり参考にはなりませんが、写真の加工経験全くない人には参考になるかもしれません。

他にもYOUTUBE、ツイッター、インスタグラムの投稿を自分の記事に配置する方法も紹介されていたので、初心者だけでなくちょっと知識があるブログ経験者にも参考になる章だと思います。

Chapter5

第5章は記事の更新の頻度や記事の質、記事のネタの生み出し方とコツなど、ブログをやっていく上で役立つとこについて説明されています。

キーワードの入れ方や記事の文字数の増やし方、ネタがない時の解決策など実践的なことについて説明されています。

Chapter6

第6章ではブログを装飾する方法が紹介されています。

テーマカスタマイザーや、プロフィール画像の設定方法の他に「yStandard」というテーマも簡単に紹介されています。

「Nishiki」のテーマカスタマイザーの説明がされているんですが、カスタマイザーの項目はテーマによって内容が違います。

Nishikiユーザーではない僕は参考にしませんでしたが、

サイト基本情報の説明

  • ロゴの設定
  • サイトアイコンと全体のフォントの色設定

トップページの説明

  • メインビジュアル>ヘッダー画像
  • プレースホルダーについて
  • 画像の上に重ねるカラー
  • 動画をアップロード
  • キャッチフレーズ、サブテキスト、ボタンテキスト
  • トップページ>最初の投稿

投稿ページの説明

  • サイドバー
  • タイトル背景カラー、テキストカラー
  • 著者
  • 関連記事の表示

固定ページとアーカイブページの説明

ヘッダーの説明

  • 背景カラー
  • 検索ボタンを表示
  • ヘッダーを固定する
  • ヘッダーの色を固定する

フッター

メニュー

などカスタマイザーの項目の説明と各項目のカスタマイズの方法が簡単に紹介されていすので、Nishikiを使っている人にはとても参考になると思います。

それ以外のテーマを利用する人には装飾の種類を大まかに理解するのに役立つとおもいます。

Chapter7

第7章ではブログで稼ぐための仕組みと種類の説明がされています。

アフィリエイトに特化した章なのでブログを収益化する気がない人にはあまり関係がありませんが、知っていて損はないと思います。

クリック報酬型、物品販売型、Google AdSenseの簡単な説明があるのでアフィリエイトについてまだしっかりと理解できていないという人はこの章から読んでみてもいいかもしれません。

広告収入以外の魅力の紹介のほか、著者がブログだけでどのくらいの収入があるかも書かれていたので参考になりました。

おまけ

おまけの章はスマホで読まれることを意識する重要さの説明です。

簡単に紹介されていますが、スマホで読まれることを意識して、記事を書くときに気をつけたいポイントを解説しています。

今はスマホで閲覧する人の割合がかなり高いのでこの章の内容が少なかったのは少し残念でした。

他の本とくらべて特に良かった点

部分部分のスクリーンショットが載っているだけの本をたまに目にします。

初心者の方はみんなそうだと思いますが、僕は手順通りに進めて行ったときにパソコンに出ている画面が手順として紹介されていないと合っているのか不安になります。

その点、この本はスクリーンショット画像が多くて、一つ一つの操作方法に迷うことがなくてすごく参考になりました。

手順の合間にはその作業の重要性なども書かれているので、意味もわからず作業が完了して、結果どんな設定をしたか記憶に残らないということもなく、一つ一つ勉強しながら進めていける感覚がとても良かったです。

画像にも吹き出しで注意点などが書かれているし、自分が設定した項目や変更した部分が反映されるまで大体の時間が書かれているので、全体的に安心して手順を進められる点が特に良かったです。

2章のワードプレスの管理画面の説明は他では見たことがないくらいわかりやすくて、この点だけでもこの本を読んで良かったと思えるほどでした。

もう少し解説して欲しかったポイント、残念だったポイント

独自ドメインの契約手順のところで、簡単にでもいいのでWHOIS公開情報の設定に関してもに説明が入っていたらもっと良かったと思います。

ドメインの手順の項目では.comと.jpの説明しかされていなかったので、もう少し他のドメイン「.xyz」とか「.work」についても簡単な説明があって、個人ブログで選んでしまうとあまり良くないものなどの説明があったら判りやすかったかなと思います。

これは仕方がないことなんですが、”Nishiki”というテーマに関しての本なので”Nishiki”を使用しない人には装飾方法やカスタム方法は参考にはならないと思います。

まとめ

アフィリエイトの入門系やブログの入門系、WordPressの入門系など初心者向けの本を何冊か読んできました。

どの本も入門本として最低限の内容は書かれていましたが、全くの初心者が「WordPress」を使って、「独自ドメイン」でブログを始めるには今回レビューした「はじめてのブログをワードプレスで作るための本」がオススメだと思います。

「もう少し解説して欲しかったポイント」はあくまでその説明もあったらなお良かった!というもので、他の本でもその部分お説明がないものはたくさんあります。

むしろ「他の本と比べて特に良かった点」の部分が飛び抜けて良かったです。

“Nishiki”を使用しない人にはこの一冊ですべてがわかるわけではありません。

他にも何冊か読まないと理解できない部分などもありますが、今からブログを始めたい人、独自ドメインを取得してWordPressを使ってブログをやってみたい人におすすめできる一冊だと思います。

再度まで読んでいただいてありがとうございました。 にわけもの

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