祖父母の家の片付けで後悔してる事:金属の処分方法編

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祖父母の家の片付けをし終えてからいろいろ気がついた事がいくつかあります。

そのひとつが金属ゴミの処分方法です。

片付けで出た金属ゴミ(鉄くず)は市のゴミ処理場に持ち込んで処分してもらいましたが、専門業者に持ち込めば買い取ってもらえたそうです。

全て集めたら相当な量になっていたと思いますし、きちんと分別したら相当な金額になっていたと思います。

この記事では、祖父母の家の片付けで出た金属ゴミの後悔しているもったいない処分方法処分方法や、今後片付けをする人に向けてのおすすめの方法をまとめています。

片付けをはじめたばかりの頃の金属ゴミの処分方法

祖父母の家を片付けている時には金属のゴミもたくさん出ました。

家具の一部分だったり、金属製の雑貨だったり、調理器具や家電、工具など金属はいろいろな部分に使われています。

家具などを “燃えるゴミ” で処分するには金属のパーツは取り外さなくては行けません。

部品だけでなくそれを留めている “ビス” や “釘” なども外し、木材やMDFなどは “燃えるゴミ” で、金属は “粗大ゴミ” として分けて置いていました。

燃えるゴミは市の規定に従って近所の “ゴミ集積所” に出し、金属製のゴミは駐車場の片隅にまとめておいて、家電や調理器具など他の金属製の粗大ゴミとあわせて車いっぱいに詰め込んで市のゴミ処理場に直接持ち込んで処分してもらっていました。

金属のゴミは想像以上に多く、古い家電が多かった事もあり金属のゴミだけでも車に満載にして3回捨てにいきました。

一般人でも金属ゴミ(鉄くず)を買い取ってもらえる

ある日、当日努めていた会社の別部署の人に頼まれて事業用ゴミの処分に同行した事がありました。

産業廃棄物の処理をしている会社に行き、会社で出たゴミを処分してもらいました。

“マニュフェスト” など当時は聞き慣れない書類を提出して、係の人に説明を受けてからゴミを指定場所に下ろします。

ゴミの重さに対する処分費を事務所で支払って、書類にサインをします。

はじめての経験で、やはり業者の特殊なゴミの処分は、家庭のゴミの処分とは比べ物にならないくらい大変なんだと改めて実感しました。

次に向かったのは金属の処理をしてくれる専門業者です。

その会社につくとそのまま大型の “秤” に車ごと乗ります。

“マニフェスト” という書類の提出も求められませんでした。

そして計測が終わったら指定場所に鉄くずを下ろして、もう一度 “秤” に載って下ろした金属の重さを調べます。

処分費の支払いをしようと事務所に向かうと逆にお金を貰えました。

その時、金属ゴミは “処分” ではなく、”買取” して貰える事をはじめて知りました。

社長さんと雑談している時に「個人の持ち込みでも買い取ってもらえるんですか?」と聞くと、「鍋一個とかじゃ困るけど、ある程度の量があれば買い取りますよ」と教えてくれました。

まさか、一般家庭から出た “鉄くず” を、一般人が業者に持ち込んでも買い取ってくれるとは夢にも思っていなかったので本当にビックリしました。

ボクが祖父母の家を片付けていて、調理器具や家電を市のゴミ処理場へ持っていった話をすると「市のゴミ処理場で回収した金属もその後うちみたいな会社が回収するんですよ」と言っていました。

今度持ち込む事を伝えて、会社へと戻りました。

“金属の処分は面倒” という勝手な思い込みがあったので、市のゴミ処理場で処分してもらえて「助かった」と思っていました。

しかし、調べてみると一般人の持ち込みでも鉄くずを買い取ってくれる業者結構あるみたいです。

出張費はかかりますが、量が多い場合には自宅にトラックで取りにきてくれる業者もあるようです。

業者に買い取ってもらえる事を知るまでに大量の鉄くずを捨てていたので、うれしいと同時にすごく悔しさを感じました。

鉄くずの買取業者を知った後の金属ゴミの処分方法

鉄くずを買い取ってもらえる事を知った後も、それまで通り金属を一カ所に集めていきました。

しかし、片付けはかなり進んでいて、すでに車に満載して3回も市のゴミ処分場に持ち込んだ後だったのでたいして金属ゴミが出てきません。

それでもいらない工具や分解した家具なんかから出た “鉄くず” を集めたところ何とかトランクルーム一杯分の “鉄くず” が溜まりました。

溜まった “金属くず” を業者に持ち込み “秤” に乗り、車両重量を引いた重さは   kg。

当時の買取価格で1,700円でした。

その後もしばらく経ってから2度目の買取に持ち込みましたが結果は  kgで1,500円。

どちらも車に満載ではなくトランクルーム一杯程度なので対した金額ではありませんが、市のゴミ処理場の持ち込んでいた当時の車に満載して3回分の量を全て買い取ってもらっていたら軽く1万円以上になったと思います。

ゴミを分別する手間や運ぶ手間はほとんど変わらないので、”買い取ってもらえると知らなかった事”、”金属の処分” について詳しく調べなかった事をすごく後悔しました。

しかし、後悔はこれだけでは終わりません。金属の買取でもまた違う失敗をしました。

アルミ・ステンレスを分別すれば買取金額は一気に上がる

金属はその種類によって買い取り価格が大きく違います。

所謂 “鉄” は買取価格は低く、”ステンレス” “アルミ” “真鍮” などは高額で買い取ってもらえます。

業者によって違いはあるようですが、”アルミ” の中でも細かくランクをもうけてあって、”塗料や汚れがついているモノ” と “まっさらなアルミ”、”アルミサッシ” など状態や使われていた種類で買い取り価格は大きく違うそうです。

その中で特に買取価格が高いのが “銅” です。

銅も “ピカピカの状態” なのか、”緑青(ろくしょう:銅の表面に出るサビのようなもの)が噴いている状態” かで大きく違いがあったりします。

素人が細かく正確に分別する事は難しいですが、最低でも”アルミ” だけ、”ステンレスだけ” “真鍮だけ” “銅だけ” といった感じできちんと分別して持ち込むことで、買い取り価格はその素材正規の価格に近いモノになり、結果として高額になります。

分別しないと安い”くず鉄”と判断される事が多いらしい

しかし、種類ごとに分別しないでごちゃ混ぜ状態で持ち込むとたとえ “高価買取” してもらえる金属がたくさん含まれていても一番安い “鉄くず” としてカウントされ、結果買取金額も安くなってしまうそうです。

これは買取している業者によっても違うそうですが、大体の業者さんは分別していないと安くなると教えて貰いました。

ボクは “買取” を知ってはじめての持ち込みの時も、2回目の持ち込みのときも分別せずにごちゃ混ぜで持ち込んでしまいました。

その為、ステンレスやアルミがたくさんあっても、ごちゃ混ぜの “鉄くず” と判断されて安くなってしまったんだと理解しました。

「持ち込む前に教えてくれれば」とも思いましたが、業者さんのホームページにはきちんと記載されていて、日々変動する買取価格の目安も表記されていました。

またしても事前に調べなかった事で失敗を繰り返し、後悔する事となりました。

事前にきちんと調べて、種類ごとに丁寧に分別して持ち込んでいたらほとんど手間も変わらずにまとまったお金が手に入っていたと思うと悔しくなります。

もしこれを読んで業者に持ち込んでみる気になった方はご自宅から行ける距離の業者に事前に連絡を取って買取が可能か、分別持ち込みで査定してもらえるかの確認をしてみる事をオススメします。

まとめ

今では一般人が業者にゴミの処分をしてもらえる事が知れ渡ってきていますが、ボクが片付けをしていた当時はあまり知られていなかったとおもいます。

知られていなかったというか、一般の人の持ち込みを大々的には受け付けていなかった業者が多かったのかもしれません。

しかし、当時と違って今は「一般のお客さま歓迎」という看板を掲げている業者もあります。

普通のゴミはそのまま市のサービスを利用して処分すれば問題ありませんが、金属のゴミはまとめて持っていくと予想以上の買取金額だったりします。

ゴミ処理場に持っていく手間とほとんど変わりません。

普段近づかない特殊な場所なのでちょっと躊躇してしまうかもしれませんが、近くにある金属のスクラップ業者に持ち込んでみるのもありだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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