[パニック障害]災害時の症状や役に立ったモノの記録

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ボクが住んでいる地域は災害の被害を受けることが無かったので、今回の “台風15号” は初めてに近い大きな災害でした。

東日本大震災の時でさえ少し大きめな地震がきて、30分ほど停電しただけだったので、長時間の停電や断水は初めての体験でした。

ボクは日常生活でも “不安発作” が出ることがあるので、災害が起きた時にはどうなってしまうのか、普段ニュースで大きな災害をみる度に心配になっていました。

この記事では “パニック発作” 持ちのボクが初めて大きな “台風災害” を経験して感じた “症状” や “あって良かったモノ” について備忘録としてまとめています。

被災時に “不安発作” が出た “状況” や “タイミング”

大きな災害を経験していないので、被災時にどのようなタイミングや状況で “不安発作” が出てしまうのかが長年の心配ごとでした。

今回の “台風15” の災害もボクの住んでいる地域に “床上浸水” や “洪水被害” のような大きな被害はありませんでしたが、停電や断水、親戚の家の片付けの手伝いなど “非日常” の状況で度々 “不安発作” が出てしまいました。

状況① 朝起きて家中が “停電・断水” していることを知ったとき

“被災=停電・断水” のイメージがあったので停電した時の備えや、断水した時の水の確保先は準備していましたが、いざ実際にその状況になるとやはり発作が出かけてしまいました。

その原因は、被害の大きさや範囲などの情報不足からくる不安でした。

テレビがつかないので情報源が “ラジオ” と “スマートフォン” しかないのにラジオ呑気にはよくわからないスピリチュアルな話を流し、県から発信されている情報はほぼ無し。

ツイッターとネットニュースの情報しか入ってこないので、”どのくらいの範囲まで停電しているのか”、”復旧のめどが立っているのか”、”停電や断水以外の被害があるのか” などわからないことで不安が大きくなって、発作が出そうになりました。

幸い、防災用に買っていたポリタンクがあって、近所には井戸水がでるお宅もあるので、発作が酷くなる前に “水汲み” や “防災用品を倉庫から出す作業” をして気を紛らわせることで対処できました。

“停電・断水” 程度で不安が出かけたのはショックでしたが、作業に没頭することで気を紛らわせることが出来ることも知ることが出来てよかったです。

状況② 仲のいい友達、親戚の家に酷い被害が出たことを知ったとき

幸いにも”携帯電話” の電波は無事で、連絡が取れたので家族や友人、仲のいい親戚が無事なことは確認できましたが、その際に友人の家と親戚の家にひどい被害が出ていることを知り、現場の写真を見ていたら不安がこみ上げてきてしまいました。

①の時とは違い、想像すらしていなかったひどい被害に、なかなか発作が治まらず “頓服” を服用して対処しました。

無事を確認できたことは良かったのですが、気分が不安定な時は現場の写真や映像などは刺激が強すぎて “発作” の引き金になってしまうことがわかりました。

状況③ 被災した親戚の家の片付けをしているとき

台風15号が直撃したのが24日の土曜日で、25日の日曜日には天気も回復していたので浸水被害にあった親戚の家の片付けを手伝いにいきました。

親戚の家は “床上浸水” してしまったので1Fの荷物はほとんど濡れてしまって、処分する “災害ゴミ” は凄まじい量でした。

作業をし始めた時は良かったのですが、台風の翌日ということもあり気温が非常に高く、それに加えて被災した街の風景や異臭などで作業中に発作が出かけてしまいました。

やはり “状況①” と同様に、不安な気持ちや動悸に意識を向けず、ひたすら汚れた荷物を外に出す作業を続けていくうちにだんだんと症状は治まっていきましたが、今度はマスクによる呼吸の制限と暑さで “熱中症” のような症状が出てしまい、過去の記憶がフラッシュバックしてしまい、仕方が無いので “頓服” を服用しました。

“状況②” で現場の状況はある程度わかっていたのですが、実際には “臭い” や “暑さ”、”マスク” など想像以上に過酷な状況が発作を起こしてしまいました。

被災した直後だけでなく、そこから復興する為の備えもしていく必要があると知ることが出来ました。

被災後 “不安発作” が出た時に “あってよかったモノ”

普段ニュースで災害の情報を目にする度に自分にも “もしも” の事態が起きた時を想像して “防災用品” のようなものを準備していました。

その中で、発作に関して役にたったものを、今後備蓄を切らさない為にまとめておくことにしました。

“龍角散のど飴” 通常タイプと個包装の “ブルーベリー味”

いろいろな商品を試してきましたが、発作が出そうになった時や出てしまった時の気分の切り替えにはハーブの清涼感やちょっとした苦みを感じる “龍角散のど飴” が一番効果がありました。

日々の生活でも常にバッグに入れて持ち歩いていますが、非常事態の時の為に備蓄していました。

今回の被災後にも効果はテキメンで、水を汲みにいく時や情報収集をしている時に口にしていました。

自宅や車での外出時には通常のパッケージの商品を愛用していますが、親戚の家の片付けにいった時には個包装の “ブルーベリー味” のモノが便利でした。

通常の味のものはチャックの付いた袋に数十粒の飴が入っていますが、龍角散の “ブルーベリー味” はひと粒ずつの個包装です。

汚れた荷物を運んでいる作業中でも個包装なら気にせず食べることが出来ます。

個包装されているので少し割高なのと、通常の味の方が好きなので普段はあまり買いませんが、今後は防災用の備蓄としても買っておくことにしました。

食欲の無い時のエネルギー様に “ウィダー in ゼリー”

今回の被害を知ったのは朝起きてすぐでした。

その為、発作とは別に食欲がわかなくて困りました。

その時に役に立ったのがゼリー飲料です。

災害後は普段よりもやることが多くなり、エネルギー補給は大事です。

しかし、いつもとは違い状況や、被害状況の情報など強い刺激を受けて食欲がわかなくなることを初めて知りました。

ドラッグストアやスーパーなどどこでも入手できるので、体調を崩したとき用に購入しておいたものですが、今回すごく役に立ちました。

過去にいろいろな商品を試してきましたが、”ウィダー in ゼリー” の味が一番飲みやすかったので今後も備蓄しておく予定です。

食欲が無くてもエネルギー補給が必要な時はゼリー飲料がおすすめです。

中にはものすごく不味くて飲みたくないとおもうほどの商品も売っているので、自分のお気に入りの商品を見つけておくことをオススメします。

まとめ

自宅に受けた被害少なかったとはいえ、大きな災害に遭うのは初めてで “不安発作” がどのくらい出るか確認するのに良い機会になりました。

普段から備えているつもりでしたが、今回の経験で “必要なモノ” もわかってきました。

ボクは “不安発作” が災害時の不安要素ですが、今回被害にあった人でもっと辛い病気のかたも多いとおもいます。

食料や水分はもちろん大事ですが、非日常の時に持病の対処が出来るだけの備えの重要さを再確認できました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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