母のスマホの回線を “SoftBank” から “日本通信SIM” にのりかえて2ヶ月経ちました。
乗りかえて続き前にしっかり調べたので、日本通信SIMでも不便無く使えているとは思いますが一応母に使い心地を聞いてみました。
結果、日本通信SIMにのりかえたのは大正解だった事がわかりました。
この記事では、日本通信SIMを2ヶ月使ってみての母の感想を、乗換え前の “SoftBank”との比較も含めてまとめてみたいと思います。
この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点
この記事で紹介している “感想” と “比較” は私の母(70代のライトユーザー)の感想です。
通信速度の比較なども計測器などでは計っていません。
専門的な知識がある訳ではない一個人の感想です。
以上の点をふまえた上で、それでも読んでいただけたらとってもうれしいです。
乗換え前(SoftBank)と日本通信SIMのプランや料金の比較
のりかえ前に契約していた”SoftBank”のプランと月額料金
SoftBankの月額利用料金
乗換え前に母が契約していたのは “SoftBank” でした。
月々1,980円(税込み2,178円)のプランに契約から12ヶ月間は割引(1,080円)が効いて “900円(税込み990円)” で利用していました。
ただ、すでに契約から丸1年利用していたので、今回の3月末のタイミングでのりかえていなかったら割引が効かなくなる状況でした。
SoftBankのプラン:利用可能なパケットと通話のオプション
母が契約していたプランは “スマホデビュー割り” で、使用できるパケットは5GB(本来3GBがキャンペーンで増量)でした。
データ通信が5GBを越えても “速度制限” が掛かるだけで追加料金はありません。
母は自宅ではWi-Fi、外出時はあまり調べモノはしないので5GBものパケットは必要なく、速度制限に掛かった事はありませんでした。
“通話のオプション” もプランに含まれていて、一回5分までの通話は月に何度でも無料で利用できるものでした。
5分を越えると30秒ごとに22円が掛かる仕組みです。
母は基本的には “LINE” で友達と連絡取り、電話を利用する場合でもほとんど受けるばかりだったので追加の通話料金の請求もありませんでした。
たまに、父宛のSMS(ショートメッセージ)の送信料が “数円” 追加で掛かるだけだったので、”基本料金:900円” に “ユニバーサルサービス料” や “電話リレーサービス料”、”消費税” 全て込みで月額 “992円~1,000円以下” で利用していました。

今回契約した”日本通信SIM”のプランと月額料金
日本通信SIMの月額利用料金
日本通信SIMを契約してまだ2ヶ月なので、2回しか請求は起きていません。
一ヶ月目の請求額は “292円”、二ヶ月目の請求額は “326円” でした。

平均すると “309円” です。
日本通信SIMのプラン:利用可能なパケットと通話のオプション
今回契約したのは “合理的シンプル290プラン” で1GBまでのデータ通信が可能で “290円(税込み)” というプランです。
データ通信が “1GB” を越えると追加でパケットを “1GB;220円” で購入していく仕組みです。
※設定で1GBを越えても追加料金を払わず、速度制限が掛かるだけにすることも可能になったようです。
母は一ヶ月目の消費パケットは “505MB”、二ヶ月目の消費パケットは “183MB” で余裕で1GB(1,000MB)に収まっていたので追加料金は発生していませんでした。
“通話オプション” は契約していないので、電話は掛けた分だけ追加請求される仕組みです。
ただ、日本通信SIMは通話料が “30秒:11円” で大手の通話料金の半額に設定されています。
母の連絡手段は “LINE” がメインなので、一ヶ月目の通話料金は “0円”、二ヶ月目の通話料金は “30秒:11円×3回” で “33円” だけでした。
その為、”基本料金:290円” に “ユニバーサルサービス料” や “電話リレーサービス料”、”通話料” 全て込みで月額 “292円(一ヶ月目)” と “326円(二ヶ月目)” の請求でした。
月額利用料金の差
“ソフトバンク” の時は “992円~1,000円以下”
“日本通信SIM” になってからは “292円”、”326円”なので “650~700円” ぐらいの差額があります。
月々はそれほど大きな差ではありませんが、長い目で見ると1年で7,800~8,400円の差になります。
いろいろなものがドンドン値上がりしていく中、これだけ節約できるのはありがたいとおもっています。
ただ、この差額(節約)の為に母が我慢や意識して節約していたら不憫です。
そこで、2ヶ月使っての使い心地を母に聞いてみました。
SoftBankと比べての日本通信SIMの通信速度や電波状況
母は外出先で動画を見たりしないので、それほど大量のデータ通信は行いません。
その為、日本通信SIMを使いはじめて “遅い” と感じた事は無いそうです。
また、”電波が悪い” とも感じた事は無いようで、むしろ買い物に行った時にお店に入ってもしっかり電波が立っていてうれしいようです。
ここが意外だったのですが、SoftBankの時に大型店舗の奥にいると電波が2本・3本しか立たなくて気になっていたそうです。
それでも検索していて “遅い” と感じる事は無かったようですが、”日本通信” は5本立つから「なんだかうれしい」と言っていました。
では、田舎の方に行ったときはどうだったか聞いてみました。
日本通信を使いはじめてから “遠出” を何回かと、”旅行” を1回しています。
山の近くや田舎、人混みの “植物園” でも「電波はしっかり入ったし、インターネットもすぐに繋がった」と言っていました。
「インターネットにすぐ繋がった」が何のことを言っているかわからなかったので聞くと、どうやらお店の検索や地図アプリの表示をしていたようです。
結構しっかり使っていて、それでも電波や通信速度に不満が無い事がわかって安心しました。
SoftBankの方が良かったことはあるか?
月額利用料も3分の1程度になり、通信速度も電波状況も不満が無い状態です。
それでもやっぱり「SoftBankの方が良かった」と思う事はあるか聞いてみました。
結果、「無い」そうです。
それどころか、毎月の利用料金の確認もすごく楽になって今の方が便利だと言っていました。
“SoftBank” は料金が確定するとメールが届きますが、料金の確認はマイページにアクセスしなければいけません。
逆に “日本通信SIM” は料金が確定すると金額と内訳が記載されたメールが届きます。
メールを確認するだけで済むのはすごく便利でうれしいそうです。
契約手続き・設定をした私の感想
SoftBankを契約したときは店頭で手続きをしましたが、初期設定などは私が行いました。
そこから更に、今回の “日本通信SIM” にのりかえた時は “契約・設定” ともに全て私が行いました。
それらの経験から強く感じた事が一つだけあります。
それが「SoftBankは面倒くさかった」です。
ソフトバンクだけに限った事ではないかもしれませんが、料金や通信量を確認できる純正アプリの初期設定では「位置情報をオンにしないと保障が…」などの怖い文章が出てきたり、情報提供への同意を求められました。
ただ料金確認の為にプリを使いたいだけなのに、”とにかく情報を集めたがっている” 感じがして気持ちが悪くてアプリの設定を止めました。
「集められて困る情報なんて無いだろ?」という話ではあるんですが、なんだかすごく嫌な感じがしてしまったんです。
しかも、SoftBankのマークのついたアプリが沢山インストールされていて見ただけでうんざりしたのを覚えています。
日本通信SIMでもいろんな “規約” や “注意事項” に同意する必要は多かったんですが、なぜか印象が違いました。
自分でも何がそんなに違ったのかわからないんですが、文章がわかりやすいと言うか、あまり “面倒”、”嫌” という感情が生まれませんでした。
これは完全に私の感想なので全く逆の印象を受ける方もいるかもしれません。
ただ、契約手続き・初期設定と行った私的には “日本通信SIM” の方が “シンプル” で “やりやすかった” 印象が強いです。
まとめ
今回の記事は専門知識も無い “母” と “私” の感想でしかありません。
実際の使い心地もライトユーザーの母の使い方で “問題が無い” だけかもしれません。
ただ、母自身がのりかえて “料金が安くなった事” をすごく喜んで、おもしろがっているので乗換えは成功だったと思っています。
そして、使い心地を聞いているうちに、のりかえたことで特に “我慢” も “意識しての節約” もしないで使えている事がわかったので安心しました。
あくまで素人の感想ですが、日本通信SIMへの乗換えを検討している人の参考になったらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの