たけのこ山の管理を続けてたら体に起きた【良い変化】

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健康

昨年3月末から “たけのこ山” の管理を引き受けました。

それから約一年、人生初とも言える山仕事をしていくうちに「ここ10年ぐらいで一番良い」と思えるほど体調が良くなりました。

“体調がいい” だけでなく、メンタルも前向きになった気がします。

この記事では、私が “ハッキリ” と実感できた【体】と【メンタル面】の変化について備忘録の意味も込めてまとめてみたいと思います。

【2023年~2024年】たけのこ山に通っていた頻度

私は寒い時期は頻繁に通っていましたが、夏は全くと言っていい程山へ行きませんでした。

そのため【通っている時期】【通わない時期】があり、そのおかげで “変化” をしっかりと比べる事が出来ました。

まずは、私がこの1年 “たけのこ山” に通っていた頻度について軽くまとめてみます。

2023年3月末~4月末の【タケノコシーズン】

タケノコのハイシーズンは平日の仕事前も含めて2日に1回は通い続けました。

平日は1時間ほど、休日は半日(4時間程)たけのこ掘りをしていました。

4月上旬は生える頻度が早く、毎朝通っていた週もありました。

2023年5月~10月の【暑い時期】

タケノコも出なくなりシーズンも終わる頃、山は沢山の虫が活発に活動をはじめました。

・ヤブ蚊

・スズメバチ

・ハエ

・蜘蛛

が活発になり、竹林に入るのがツラくなりはじめました。

特にスズメバチが怖くて、巣を作りはじめるシーズンで女王蜂が頻繁に飛び回っています。

草むらは “マダニ” の危険もあり、この時期は台風の後に数日開けて被害が無いか確認に行くだけでほとんど山へは行っていませんでした。

2023年11月~2024年3月の【竹の休眠時期】

竹が休眠期に入り、虫や雑草も極端に減りはじめます。

春~夏に比べて竹林内もスッキリするので

・竹の伐採や

・朽ちた野積み(切った竹の置き場)の撤去

・境界線の整備

など翌年のタケノコシーズンに向けてガンガン整備をしていきました。

天気のいい週末に半日程作業しに通っていました。

12月中旬~1月中旬は寒過ぎてさぼりましたが、それ以外は “ほぼ毎週末の午前中” は山に通って作業していました。

山に通い続けて実感できた【体調面の変化】について

山に通いはじめてもうすぐまる1年です。

季節の関係で全然通っていなかった時期もありますが、そのおかげで【山に通っている時期】とそうでない時の違いをハッキリと実感できました。

そして「これは山に通ったおかげだ」とハッキリわかった【体調面の変化】が

・心肺機能と持久力の向上

・起立性低血圧の症状の改善

・背中の筋肉の張りの改善

の3つです。

それではそれぞれについて詳しくまとめていきます。

変化①:あきらかに【心肺機能と持久力】が向上した

タケノコ山で

・管理している土地まで山道を登る

・タケノコを掘る/作業する

・収穫物と道具を担いで山を下る

という行動を続けていたので、いつのまにか体力が付いていったようです。

はじめは少し山を登ると息切れしていましたが、今も息切れはするものの “回復” が早くなっているのが実感できます。

たけのこ掘りの最中や竹の伐採でも同じで、「疲れた」からの回復はかなり早くなったと思います。

そして、活動できる時間もかなり長くなり、はじめの頃は1時間程でヘロヘロになっていたのに今では作業に夢中になっていると5時間程は動き回れています。

長年ウォーキングを続けて少しは体力が付いているつもりでいましたが、山へ通う方が断然効果が高く短期間で体力がアップできた事がわかりました。

変化②:下半身(もも/ふくらはぎ)の【筋力アップ】

私は長時間立っていると貧血のような症状が出る事があり、病院で “起立性低血圧” と診断されました。

自律神経の問題らしいんですが、下半身の筋肉(特にふくらはぎ)の弱さも原因だと言われました。

そこでここ数年、日常的に “スクワット” や “ふくらはぎ” の筋トレを続けていましたが、あまり症状は改善しませんでした。

それが、山に頻繁に通っているうちに “脳貧血” の症状がしばらく出ていないことに気が付きました。

しゃがんだ状態から急に立ち上がったり、長時間立ったままジーッとしていても “目眩” や “立ちくらみ” が出なくなっていることに気が付いたんです。

もちろん、この1年も筋トレやストレッチは続けていたので「100%山だけの効果」とは言えません。

ただ、山に通っている時期とそうでない時ではっきりわかる程ちがいます。

筋肉アップだけの話ではないのかもしれませんが、とてもうれしい変化でした。

変化③:背中の筋肉の【張り】が改善

山での作業を終えて下山する時に実感するのが “呼吸の深さ” です。

普通に深い呼吸が出来ている人にはピンとこないかもしれませんが、私は呼吸が浅くて意識していないと

2秒吐いて→2秒吸う→2秒そのまま

のような非常に速くて浅い呼吸になってしまいます。

整体師の先生には “横隔膜” や “背中”、”鎖骨周り” の筋肉のこわばり(張り)が原因と言われました。

改善の為にストレッチやヨガをしてみましたが、一番変化を実感できたのが “山仕事” の後でした。

意識しなくても息が吐ききれて、しっかりと吸う事が出来ている自分に驚くんです。

特に「息が吐ききれる」は効果を実感できた “ヨガ” の後より断然高い効果を実感できました。

「”掘る”、”切り倒す”、”竹を移動する” 作業で背中の筋肉を使うからかな?」と思っていたんですが、どうやら野山を歩くだけでも全身運動になり筋肉自体もほぐれやすいそうです。

まだまだ時間が経つともとの硬い体に戻ってしまいますが、改善の可能性が見えたのはうれしい発見でした。

ちなみに私が効果を実感できた “ヨガ” は

という本で紹介されていた “ラージャ・ヨガ” というヒマラヤの伝統ヨガです。

もし興味があったら私の過去の記事

も読んでいただけたらうれしいです。

山に通い続けて実感できた【メンタルの変化】について

体の変化があったからか、”考え方” や “受け取り方” にも変化を実感しました。

まだまだ限定条件はあるものの、昨年までの自分では考えられない変化です。

私が実感できたメンタル面の変化は

・不安に対する耐性

・行動に移すまでの速さ

・初対面の人とのコミニュケーション

の3つです。

それではそれぞれについて詳しくまとめていきます。

変化①:不安に対する耐性が強くなった気がする

少し前まで脈拍が速くなると「焦る・不安が強くなる」という事が日常的にありました。

そのため、はじめの頃は山を登ってしばらくすると脳内で「ヤバイ、ヤバイ」と焦りはじめてしまう事がありました。

“焦ってジッとしていられないけど呼吸が苦しくて動けない” という事もあり、山に行っては行けない状態だったとおもいます。

ただ、”山を自由に弄れる” という楽しさの方が強くて、何度も発作をおこしながらも山で遊んでいました。

登って “息切れ&脈拍爆速” 、落ち着いてから山仕事をして “息切れ&脈拍爆速” なんて事を繰り返していくうちにだんだん “息切れ&脈拍爆速” でも「疲れた」くらいにしか感じなくなっていきました。

焦りとか不安は出ないというか気にならなくなっていました。

そしていつのまにか「山で発作出たらどうしよう」といった予期不安も全くでなくなっていました。

心肺能力とかの影響かもしれませんが、もしかしたら荒療治的に効果があったのかもしれません。

まだ【山のみ】という限定条件はありますが、予想外のうれしい変化でした。

変化②:「面倒」と思う事が減って早く行動出来るようになった

私はとにかく腰が重いタイプで、期限ギリギリまで動けない怠け者です。

そんな私ですが、竹林の整備をしていると「綺麗にしたい欲」と「それまでに掛かる手間が面倒」という気持ちがぶつかり合います。

ただ、”山を好きにできる” という楽しさから何とか少しずつ作業は進めていきました。

竹林の整備には不要な竹の伐採が必要です。

ただ、竹が密集している竹林では “切る” 作業よりも切った竹を “倒す” 方が大変なんです。

他の竹に引っかかって全然倒れないし、倒したら倒したで身動きが難しい程スペースが奪われてしまいます。

その為とにかく事前準備が必要で、事前準備が万端じゃない余計な手間や時間が沢山かかってしまいます。

仕事や日常生活でも “事前準備” はとても重要ですが、私が整備している竹林ではその比ではないほど重要だと実感しました。

そんなことを続けているうちに普段の生活でつい面倒で後回しにしていた事なども「先に終わらせるか」とおもえるようになってきました。

こんな歳になって恥ずかしい話ですが、うれしい変化でした。

変化③:初対面の人との会話が苦で無くなった

私は挨拶は積極的にしますが、初対面の人と積極的に話をしたいとはおもいません。

特に山では “タケノコ泥棒” に土地を荒らされている関係で、勝手に私有地に入ってくる人はとりあえず【警戒対象】として見ていました。

しかし、私が管理している竹林は “登山道” に面していて、週末は沢山の人が行き来をします。

中には作業中にズカズカ奥まで入ってきて話しかけてくる人もいて、とにかく嫌でした。

そこで、境界線を綺麗に整備した事で勝手に入ってくる人も減り、話しかけてくる人も “登山道からのみ” になりました。

そして中には毎週末のように会う人もいて、そんな人とは軽く立ち話をするようになったり、他の土地の地主さんには竹林の管理方法を教わるようになりました。

登山者の中に

「去年来た時と全然違ったからビックリしちゃった!」

「スッキリして綺麗ね!ご苦労様」

なんて声をかけてくれる人も出てきて、ちょろい私はうれしくなってしまいました。

そして、そんな事が続くうちにいつの間にか「話しかけてくる人=邪魔」という考えは徐々に矯正されていき、会話を “苦” と思わなくなっていきました。

私が人と積極的に会話したくない理由は【体調面の変化】の変化②で書いた “起立性低血圧” も大きく関係していました。

会話中にクラクラする事が多く、その結果だんだんと避けるようになっていきました。

それが改善してきたことで、会話中に体調が悪くなる事も減って会話を「楽しい」と思えるようになったのかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

もう十年以上体調最悪の状態で過ごしてきて、山の話が出た時も出来るか全くわからない状態でした。

正直、一回目で体力的には「絶対に無理」な状態でした。

ただ、短時間でも通い続けていくうちにだんだんと変化が起きて何とか山の中を自由に動き回れるようにはなってきました。

もちろん、山に通いながらも “ウォーキング” や多少の “筋トレ”、”ヨガ” は続けてきました。

だから山だけで【良い変化】が起きたとは言い切れませんが、劇的に効果があったのは確かです。

誰にでも当てはまる方法ではないし、私にはたまたま山で遊ぶ事が効果があっただけだとも思います。

ただ、「体力を付ける為に!」とか義務的にやる事よりも「楽しんで出来る事の方がいい効果は出やすいんだな」とおもえる結果でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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