私の住む地域は住所が古いのか、ワンブロック近くが同じ住所です。
そのせいか年に数通は他人当てのハガキや封筒が郵便ポストに届きます。
いままではその都度対応していましたが、今回ははじめて対処の仕方がわからないものがポストに入っていました。
それが【居住確認のお願い】という不在票の様な紙です。
この記事では、
・他人宛のハガキ、封筒が届いてしまった場合
・他人宛の【居住確認のお願い】が届いてしまった場合
について、私が行った対処方法についてまとめてみたいと思います。
他人宛の郵便物が届く事はそれほど珍しくない
他人宛の郵便物が届くなんて滅多に無いと思いきや、珍しい事でもありません。
私は年に3~4通は誤配達のハガキや封筒が届きます。
細かい番地が無い土地では起きやすい
古い土地や、元々一つの土地を分割した時などには、隣近所の家と “同じ住所” の場合があるようです。
私の家もそうで、住所が「○○市○○、◯丁目-○」で終わっています。
市役所に相談すれば “枝番号” というものを付けて貰えるそうですが、手続きしていない家も多いようです。
結果、隣と、場合によっては複数の家と同じ住所という現象が起きます。
そんな土地だと “誤配達” が多くなるようです。
表札を掲げていない家=誤配達の郵便物が届きやすい
最近は防犯の面で表札を掲げていないお宅も増えています。
私も表札は出していません。
さらに、そこに先ほどの “住所” の問題もあわさると、他人宛の郵便物が届いてしまう可能性が高ります。
他人宛のハガキ、封筒が届いてしまった場合の対処法
“ハガキ” や “封筒” は郵便ポストに届くので、取り出してみてはじめて誤配達に気が付きます。
そんな場合は
①ハガキ・封筒に「誤配達」の付箋をつけてポストに投函
②最寄りの郵便局に持ち込んで「誤配達」である事を伝える
③郵便局のお客さまセンターに連絡して対応してもらう
という3つの方法があります。
対処法①:ハガキ・封筒に「誤配達」の付箋をつけてポストに投函
一番簡単なのがこの方法です。
間違って届いた郵便物に “誤配達” と書いた “付箋” を貼って郵便ポストに投函します。

これで、郵便局に戻り、正しい住所に再配達される事になります。
貼るのは “付箋” です。
間違ってもハガキや封筒に “直接書いたり”、”糊で貼ったり” など、”郵便物を汚す” ことが無いように注意が必要です。
対処法①で対応する【メリット】
メリットは “自分の都合のいい時間” に対応できる点です。
付箋を貼って、郵便ポストに投函するだけなので、手間は最小限だとおもいます。
郵便局員とのやり取りもしなくて済む点もメリットかもしれません。
対処法①で対応する【デメリット】
デメリットは、付箋を用意する必要があるのと、改善されるかが “微妙” な点だとおもいます
特に “改善” に関しては、①の対処法ではどの家に誤配達したかが伝わりません。
どの家と間違えたのか、間違いやすいのかを郵便局側が把握できないので、繰り替えされる可能性があります。
現に、私の家に誤配達された郵便物の中には “同じ宛先” のものが何回かありました。
対処法②:最寄りの郵便局に持ち込み「誤配達」である事を伝える
ふたつ目の方法としては、最寄りの郵便局に持ち込む方法があります。
窓口に持ち込み、他人宛の郵便物が届いた(誤配達)事を伝えます。
これで正しい届け先に再配達される事になります。
対処法②で対応する【メリット】
この方法は①のデメリットをクリアできます。
持ち込んだ人と、正しい届け先が間違えやすい事や、その地域の住所の注意点などを知ってもらえます。
結果、その後に誤配達を繰り返される可能性を低くできる可能性があります。
対処法②で対応する【デメリット】
デメリットは時間の制限がある点です。
郵便局に持ち込むので、営業時間内に行く必要があります。
そのため、近所に郵便局が無い場合は非常に面倒です。
また、郵便局員とやりとりする事になり、多少なりとも時間が掛かります。
こちらに非がないのに、手間と時間が掛かる点は大きなデメリットです。
対処法③:郵便局のお客さまセンターに連絡して対応してもらう
私はこの方法を試した事がありませんが、電話でも対応してもらえるようです。
日本郵便の “お客さまセンター” に電話をして、他人宛の郵便物が届いた事を伝えます。
配達員が誤配達の郵便物を回収に来て、正しい届け先に再配達される事になります。
対処法③で対応する【メリット】
この方法のメリットは、自分で動かなくて済む点です。
自分で付箋を用意したり、郵便ポストや郵便局に出向く手間やじかんが必要ありません。
回収にくるので、渡すだけで済みます。
対処法③で対応する【デメリット】
デメリットとしては、回収にくるタイミングで家にいなくてはならないという点です。
自分で動き回らなくて済む代わりに、回収を待つという時間が必要になります。
中には指定した時間に回収にこない場合もあるようで、時間が奪われる可能性があるのは大きなデメリットです。
正しい届け先がわかっても自分で届けにいくのはおすすめしない
誤配達でも正しい届け先を知っている場合もありますよね。
隣近所で面識がある相手なら持って行ってもいいかもしれませんが、知らない相手だったら危険かもしれません。
なかにはあらぬ疑いでトラブルに発展する可能性もあります。
紹介した3つの方法なら、正しい届け先の住人に自分の存在を知られる事はありません。
誤配達は自分では届けず、郵便局に対応してもらう事を強くおすすめします。
誤配達に対応しなけばならない理由
自分に非が無いのに “付箋を用意したり”、”郵便ポスト・郵便局へ行ったり”、”専用窓口に電話したり” と非常に面倒です。
でも、面倒だからと言って対応しない訳にもいきません。
それは “郵便法” という法律で
郵便法第42条(誤配達郵便物の処理)郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。
日本郵政株式会社
と、定められているからです。
郵便局のミスではありますが、自分宛の郵便物も誰かに対応してもらって救われているかもしれません。
面倒ですが、もしもの場合にはきちんと対応する必要があります。
【本題】他人宛の【居住確認のお願い】が誤配達された場合
ある日、”居住確認のお願い” という札がポストに入っていました。

不在票の様な見た目で、内容的には「◯◯さん宛の郵便物があるけど、郵便局に登録が無いんです。そちらに住んでいますか?」という確認用のものみたいです。
ハガキや封筒のご配達は過去にも何度かありましたが、この札ははじめてです。
いつものように[誤配達]の付箋を貼って郵便ポストに投函しようかともおもいましたが、投函していいのか迷います。
しかたがないので近所の郵便局に持ち込む事にしました。
誤配達された【居住確認のお願い】を郵便局に持ち込んだ結果
窓口に “居住確認のお願い” を出し、誤配達された事を伝えました。
結果として、誤配達の付箋を貼って投函するのではなく、郵便局に持ち込んで正解でした。
ただ、局員さんもはじめての経験だったらしく、窓口には同僚や上司らしき人が集まってきて3人掛かりで対応されました。
やはり郵便ポストへの投函では確認がとりにくいらしい
郵便局にも登録が無い届け先の場合はこの紙が入るようです。
また、私の住所が近所数件と同じ事もあり、表札を掲げていなかった我が家に投函されたようです。
この状態で郵便ポストに投函すると、またご配達される可能性が高くなります。
今回は苗字と地図での確認を行い、再発が無いように対応してもらいました。
皆さんも、もしかしたら他人宛の【居住確認のお願い】が届くかもしれません。
その場合は、少したら面倒でも郵便局への直接持ち込むのが一番確実な様です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
誤配達は受け取った経験しかありませんが、もしかしたら自分の郵便物も誤配達の末の再配達で届いているかもしれません。
「しっかり配達してくれよ」と思う反面、住所の問題や表札の問題もあり配達員さんのせいと言い切れない部分もあります。
そのことを知ってから「しかたない」とおもえるようになりました。
皆さんももし誤配達を受け取った面倒でも対応してあげてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの