格安SIM①:乗換えたいけど何からやればいいか解らない人へ

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現在 “SoftBank” を契約している母のスマホ回線を “格安SIM” へ “乗り換え” るために、ここ数日は各社の料金や特徴を調べまくっていました。

最近はブログや動画配信で “格安SIM” の情報を発信している方も多く、参考にしながら乗換え先の候補もだいぶ絞れてきました。

ただ、そんな有益な情報は “ある程度の知識がある人” 向けのものが多く、全くの初体験の方には解らないものも沢山あるとおもいました。

自分がはじめて “格安SIM” の “mineo” に乗換えた時の事を思い出してみると、「まず何から手をつけるのか、申込前に何をすればいいのかわからない」という記憶があります。

大手の回線会社はショップに行って「他社から乗り換えたい」と店員さんに伝えれば契約手続きが出来ます。

しかし、多くの “格安SIM” は大手とは違い、ほとんどの手続きを自分で行わなくてななりません。

そこで、【格安SIMを使った事が無い人】、【スマホに詳しくない人】にも伝わる様に、この先何回かに分けて “格安SIM” への乗り換えの記事をまとめていく事にしました。

準備段階からひとつひとつの手順を細かく解説する記事を書いていく予定です。

この記事は、その第一回目として「乗り換えたいけど、まずどこから手をつけていいか解らない」といった方に向けて、”格安SIM” に乗り換えるまでに必要な大まかな手順を説明したいとおもいます。

この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点

この記事で説明しているのは格安SIMへ乗り換えるまでに必要な手順と、その順番を “大まかに” 知ってもらう為の記事です。

だいたいどこへ乗り換えても必要になる手続きを紹介していまが、乗換え先に “格安SIM” 業者によって若干の違いはあります。

この記事は【格安SIMを使った事が無い人】、【スマホに詳しくない人】に向けてまとめています。

その為、少しでも知識がある方や経験者にはすでに承知の当たり前の情報が多く含まれています。

また、各手続きの細かい手順や注意点については今後別の記事でまとめていく予定です。

以上の点をふまえた上で、それでも読んでいただけたらとってもうれしいです。

手順①:乗り換え先の格安SIM業者を選ぶ

まずは乗り換え先を決める事が第一歩になります。

しかし、「その乗り換え先をどう選べばいいか解らないんだよ」と言う方もいると思います。

“格安SIM” と一口に言っても 【インターネット通信メインの方向けの “通信料” が安い業者】、【通話がメインの方向けの “通話料金” が安い業者】があります。

そこで業者を選ぶのに必要になってくるのが、今現在契約しているスマホや携帯電話(ガラケー・ガラホ)の “月々の利用状況” の確認です。

自分が月にどのくらい電話をかけていて、どのくらいの “通話料金” が発生しているのかを確認します。

また、スマホ・携帯電話でインターネットを利用している人は、月々どれくらいの “インターネット通信” をしているのかを確認します。

自分の “通話” と “通信量” の使用量がわかったところで、自分の使用量に合った乗り換え先選びをすると選びやすいと思います。

格安SIM各社はだいたいどこも “料金プラン(料金・サービス内容)” が複数用意されています。

「自分の利用状況ならどのプランに当てはまるのか」、「他社だと似たプランでいくらなのか」など見比べながら候補を探していきます。

候補が見つかったらその業者を契約している人たちの “口コミ” をみてみる事をオススメします。

また、格安SIM業者は “docomo” “au” “SoftBank” の大手の回線を利用して運用されている場合がほとんどです。

地域によっては特定の業者の “電波が入りにくい” こともあると思います。

選んだ候補がどの “通信回線” を利用しているサービスなのかも確認しながら選ぶと失敗が少ないとおもいます。

手順②:”店舗” か “ネット” どちらで”申込手続き”をするか決める

乗り換え先を決める事が出来たら次は申込手続きをどちらでするか決めます。

選んだ格安SIM業者によっては近所にお店が無かったり、そもそも店舗を持っていなくて “インターネット” でしか手続きを出来ない場合もあります。

選べる場合、どちらで手続きをするかによってこの先の手順が多少変わってくるので、このタイミングで決めてしまうのをオススメします。

“店舗での契約” と “インターネット上での契約” では “契約事務手数料” にも違いが出てきます。

「近所に乗り換え先の格安SIMの店舗があるし、どうしても対面で手続きをしたい」という場合を除いて、インターネット上での手続きがおすすめです。

ただ、ここで注意点があります。

“ガラホ・ガラケー” を現在使用していて、”パソコン・インターネット環境” を持っていない人の場合は自身での手続きは困難です。

出かけられる距離に店舗がある業者を選ぶか、契約予定の格安SIM業者の窓口へ電話で問い合わせて契約する方法があるか確認してみることをおすすめします。

手順③:事務手数料を安く済ませる為にスターターパックの購入

※対象:手順②でインターネットで申込手続きをする事にした人

“格安SIM” に申し込むとき、運営会社によって若干の違いはあるものの、だいたい3,000円ぐらいの “事務手数料” が掛かる会社がほとんどです。

この事務手数料を安く済ませる方法があります。

それが “スターターパック” と言う商品の購入です。

全ての格安SIM会社が販売している訳ではありませんが、有名な会社は結構な確率で販売しています。

スターターパックは “Amazon” や “楽天市場” などのネットショップで「会社名 スターターパック」で検索をすると簡単にみつける事が出来ます。

販売価格もバラバラで、数百円で販売している会社もあれば、事務手数料とほとんど変わらない3000円近い金額で販売している会社もあります。

この “スターターパック” を事前に購入してから回線契約の申込手続きをすると、本来なら必要だった “事務手数料” が免除になります。

たまに「手数料が0円になる」という情報を発信している方がいます。

たしかに事務手数料は無料になりますが、代わりにスターターパックを購入しているので、正確に “安く済ませている” 状態です。

完全に0円になる訳ではないので、その点はご注意ください。

手順④:契約している業者から “MNP予約番号” の取得

※対象:今使っている “携帯電話番号” を使い続けたい方

今現在使用している “携帯電話番号” を「乗り換え先の格安SIMでも使い続けたい」という方がほとんどだと思います。

この手順はそんな方だけに必要なモノになります。

その為、新しい携帯電話番号が欲しい、電話番号を変えたい方は必要ありません。新規申込をすれば新しい電話番号が取得できます。

今現在使用している “携帯電話番号” を乗換え先でも利用するには “MNPでの乗換え” という形での契約になります。

この “MNPでの乗換え” で契約する時に必要になるのが “MNP予約番号” です。

聞き慣れない言葉なので難しく感じる方もいるかもしれませんが、”MNP予約番号” は今契約している携帯会社で簡単に取得できます。

取得方法も “インターネット” “電話” “店舗” の方法で取得できる会社がほとんどです。

しかし、注意点があって “有効期限” が15日間しかありません。

そして、乗換え先によって違いはありますが、申込をする時に「有効期限が○○日以上残っていること」などの条件が書かれている場合がほとんどです。

その為、できるだけ “乗り換える直前” に取得する必要があります。

“MNP予約番号を発行する=現在契約している回線の仮解約” に近い状態になります。

MNP予約番号を発行するとその間に契約の変更などが出来なくなる制限がかかる場合がほとんどなのでその点もご注意ください。

手順⑤:乗り換え先の格安SIM業者への申込手続き

a. MNPでの乗換え(携帯電話番号そのまま)で “インターネット” で申込手続きをする人は手順③・④で準備した “スターターパック” と “MNP予約番号”

b. MNPでの乗換え(携帯電話番号そのまま)で “店舗” で申込手続きをするする人は手順④で準備した “MNP予約番号”

c. 新規契約(携帯電話番号を新しく取得)でインターネットで申込手続きをする人は手順③で準備した “スターターパック”

d. 新規契約(携帯電話番号を新しく取得)で店舗で申込手続きをするする人はそのまま

が手元に準備できたら、乗り換え先の格安SIM業者に申込の手続きをします。

店舗で申し込む場合は店員さんの指示に従って手続きを進めるだけです。

SIMも即日交付の場合が多く、開通までの操作もやってもらえる場合が多いとおもいます。

インターネットを利用して自分で申し込む場合は、乗換え先のサイトにアクセスして申込手続きを開始します。

“新規契約” か “MNP(マイナンバーポータビリティー)での “乗換え” かを選択して

・契約するプランの選択

・個人情報の入力

・本人確認書類の提出

をして申込を進めて行く場合が多い印象です。

本人確認書類は “写真データ” での提出で、運転免許証などの身分証明書の写真を撮影してアップロード(サイト上に提出)する場合が多いです。

申込時に入力された “情報と身分証明証の確認” がされて、後日 “SIMカード” が郵送されてきます。

この時にはまだ “申込” をしただけなので後日開通手続きをするまでは乗換え先での “利用料金” は発生しません。

手順⑥:SIMの差し替え、開通手続き

※対象:インターネット上で自分で申込手続きをした人

業者によって多少違いはありますが申込手続きに問題が無ければ4~5日後には乗換え先の “SIM” が届くはずです。

その際、SIMと一緒に説明書や冊子が同封されている場合がほとんどなので、その指示通りに開通手続きを行います。

契約した業者によって多少の違いはありますが大まかには

格安SIM会社の専用サイト(マイページ)にアクセスして回線切り替えの手続き

          ↓

スマートフォン・ガラホ・ガラケーに装着されている古いSIM(元々契約していた業者のもの)を外して、届いた新しいSIM(格安SIM)に交換する

          ↓

“プロファイラー” というプログラムをダウンロードする

          ↓

無事に新しい回線で使用できる様になるという流れです。

いままで契約していた回線は、新しい回線(格安SIM)への “回線切り替え” 手続きをすると “自動的に解約” されるので自分で解約手続きをする必要はありません。

以上で乗換えの手続きは完了です。

乗換え先によって契約月が0ヶ月目にカウントされて料金が日割り請求されたりと料金形態は違いますが、開通した日から利用料金が発生します。

まとめ

はじめはいつも通り、自分用の備忘録として “格安シムを申し込んだ時の手順” や “回線開通の手順” をまとめておくつもりでした。

しかし、ここ1~2年で “仕事関係のご高齢の職人さん”、”子どものいない親戚のおばちゃん”、”近所のおばちゃん” 達から「携帯電話代が安くなるのはどうやるの?」とスマホ関係の相談をよくされる様になりました。

前はスマホの話なんてほとんどした事は無かったんですが、最近はテレビでも頻繁に格安SIMのCMが流れていて、スマホに詳しくなくても「月々980~♪」と頻繁に耳にしていると「自分のスマホ代は高いのかも」と疑問に思うようです。

子どもと一緒に住んでいる人や、近所に住んでいる人は我が家の様に「わかる人」が代わりに手続きをする事も出来ますが、子どもがいなかったり離れて暮らしている場合は困難です。

ただ、最近は難しい事は出来なくても「インターネットで軽い調べものなら出来る」というお年寄りも沢山います。

ぼくの周りもそんなおじいちゃん、おばあちゃんが沢山います。

さすがに、「全くわからない」人に説明できるほどの知識や説明技術は持っていないませんが、パソコンやスマホが操作できる人が自分で格安SIMを契約・乗り換えできる様に心がけてまとめていきたいと思います。

“携帯の回線を乗り換える・新規で申し込む” といったなれない作業は聞き慣れない言葉や、はじめての手続きばかりで不安になるかもしれませんが、一つ一つの作業は非常に簡単です。

大まかな流れがわかってどの手続きを先にするかわかっているだけでもかなりスムーズに手続きを勧められるはずです。

今回説明した各手順の “細かな説明” や “注意点” などは今後の記事でまとめていく予定ですので読んでいただけたらうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけものまで

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