数年前から蚊に刺されると赤く腫れて何日も治らないようになってしまいました。
以来、蚊が活発になる時期には虫よけを使うようになりました。
さらに昨年から “山の整備” をはじめたことで使う頻度が増えて、使い方にも気をつけるようになりました。
というのも、山が “竹林” なので蚊の量がものすごいんです。
なので “きちんと塗り広げたり”、”数時間後に塗り直す” など「しっかり」気を使って使用するようになりました。
この記事では、私が山に通ううちに実感した
・虫よけ剤の弱点
・虫よけ剤の失敗
・ある日突然かぶれた経験
などの自分の体験をまとめてみたいと思います。
「虫よけ剤は汗で流れてしまう」は本当なのか?
山で動き回っていると当然 “汗だく” になってしまいます。
私は “蚊” 以上に “マダニ” に噛まれるのを恐れているので、基本的に山では “長袖・長ズボン・手袋” でいます。
なので肌が出ているのは “首から上” だけです。
おでこに塗った虫よけが汗で流れて目に入り激痛
私が愛用しているのは “ディート” を配合した虫よけ剤です。
商品のパッケージには “顔” への使用は推奨していませんが、目の周りだけ避けて使用していました。
そんなある日、気温が上がって作業中におでこから汗がポタポタ流れてきて目に入ってしまいました。
汗だと「染みる!」という感じですが、その日は「痛い!ジンジンする!」といった感じ。
怖くなって急いで水で洗い流しました。
以来、”目の周り” や “目より上(おでこ)” には塗らないようにして、代わりにタオルを巻いてガードするようにしています。
虫よけ剤は汗で簡単に流れるし、目に入ってしまうとすごく染みるのでご注意ください。
汗をたくさんかいた後は蚊がとまる回数が増える!
汗で虫よけ剤が流れた後は効果が一気に下がることもわかりました。
それがわかりやすかったのが “首周り” です。
虫よけが効いているうちは蚊は集まっても “止まる場所” が見つからないかのように “うろちょろ” しているだけです。
しかし、汗を大量にかいた後は普通に首に止まりはじめます。
虫よけ剤が流れて、蚊の探知機能を麻痺させられなくなっているのがハッキリとわかりました。
「汗をかいたら塗り直す」は本当に大事なのでご注意ください。
結論:運動や作業時には「汗に強い虫よけ剤」が必要!
山で使うようになって “汗” が虫よけ剤の大敵であることがわかりました。
しかし、虫よけ剤にはアース製薬の「サラテクトACTFITミスト」のように “汗で流れにくい/汗に強い” ことを売りにしている商品もあります。
https://www.amazon.co.jp/
“運動”、”アウトドア” など汗をかく場面では「汗に強い商品」がおすすめですね。
「サラテクトACTFITミスト」については過去の記事
でまとめています。気になったら読んでいただけるとうれしいです。
虫よけ剤を「塗り忘れやすい/塗れていなかった」場所
「しっかり塗った」と思っていても “上手く塗れていない/塗り忘れている” という部分は結構あります。
山の整備をしているときは蚊に囲まれるので入念に塗っていますが、それでも刺されてしまうことがあります。
全身がという訳ではなく、毎回違う “ごく一部だけ” が刺されるので塗り残しが原因だと思います。
首の側面はしっかり塗るのに忘れがちな「あご~首」
手で塗り広げる時に首の側面はとっても塗りやすいのでまず塗り忘れることはありません。
しかし「あご~首」の部分は何度か蚊に刺されてしまいました。
あまりにも同じ場所を刺されるので塗る時に気をつけてみたら、手のひらにスプレーしてそれを塗り広げる時に “首の右側”、”首の左側” と塗ると丁度 “あご~首の正面” が塗れていないことに気が付きました。
特にあごの裏側は “首に塗る意識” ではだめです。
皮膚が薄いのか刺されるとめちゃくちゃ痒い部分なのでみなさんもご注意ください。
塗り忘れてしまいがちな「耳/耳の裏側~上」
あごの周り以上に忘れがちなのが “耳の周り” です。
山に通いはじめた当初は耳に “虫よけを塗る” なんて意識がなかったので “耳たぶ” を刺されました。
以来、耳にも塗るようになりましたが、今度は “耳の裏” や “耳の上~髪の毛の生えている間” が狙われました。
塗れていない隙間をめがけて着地してくるので、隙間無く塗るように意識するのがオススメです。
内側はしっかり塗るのに以外と忘れがちな「肘の外側」
気温が高い日には「ヤッケ」を脱いで半袖で作業するときがあります。
そんな時は腕に入念に虫よけを塗り広げていますが、以外と塗り忘れて蚊に刺されるのが “肘” です。
内側は塗りやすくて忘れないんですが、腕を延ばしながら塗ると “肘のしわ” や “凹凸” で塗れていない部分が残りやすいようです。
両肘とも刺されるなんて日があったので、みなさんは塗り忘れないようにご注意ください。
ちなみに吹き付けるだけで済まそうと思うと本当に塗りにくい部分なので、個人的には “エアゾールタイプ” はおすすめしません。
塗りにくい場所にあシートタイプがすごく便利!
家族に「貰ったけど使っていないから」とウエットシートタイプの虫よけ剤を貰いました。
普段はコストの関係で “スプレー(ミスト)タイプ” を愛用していたのではじめての体験でした。
結果、手に薬剤を出して塗ると “薬剤の垂れ” が心配で塗りにくかった場所にも楽々と塗ることが出来ました。
多分ジェルタイプも同様だと思います。
薬液の垂れを気にせず塗り広げられることで “塗り忘れ/塗りムラ” が起きにくいのでオススメです。
過去の記事
でシートタイプの商品についてまとめているので気になったら読んでいただけるとうれしいです。
ディートにかぶれてしまったときの体験談
「ディート」を配合した虫よけ剤を使うようになってもう数年になります。
“メーカー” や “濃度の違い” でいままで数種類の商品を使ってきました。
特に不具合もなく使ってきたので “ディート” でかぶれるなんて思ってもいませんでした。
数年使って大丈夫だった「ディート」にある日突然かぶれた
その日もいつものように山に入る前に虫よけ剤を塗りました。
使ったのは「ディート10%」のミストタイプの商品です。
肌が出ている場所だけでなく袖口付近の肌にも吹き付けて手で塗り延ばしました。
使い方としてはいつも通りです。
山で3~4時間作業をしましたが、その間に “かゆみ” は出ていませんでした。
しかし、帰宅後にシャワーを浴びている時に両腕の手首の内側赤い “発疹” の様なものが出ていました。
苦手な方もいると思うので小さな画像にしておきます。

かゆみはないけれど何日も発疹が治まらない
かゆみは全くなく、腫れたりもしませんでした。
ただ3日ほど発疹が引かず、完全に消えるまで一週間程掛かってしまいました。
それまでディートの虫よけ剤を使い続けてきてはじめての体験でした。
[実験]発疹が引いた後に同じ場所にディートの虫よけ剤を塗ってみた
次の週末には発疹が治まっていたので、前回発疹が出てしまった場所に同じ虫よけ剤を塗って “実験” してみることにしました。
塗り方:吹き掛けて手で塗り広げる
服 装:山へ行くときのいつもの服
環 境:整備作業を進めているいつもの山
と、発疹が出たときと同じ状況で、同様に半日(4時間ほど)作業をしてみました。
結果、このときは発疹は出ませんでした。
肌に “赤みもなく”、”かゆみ” もありません。
念の為次の週末も同じ状況で実験してみましたが大丈夫でした。
念の為「イカリジン」の虫よけ剤を購入を検討
発疹が出た日に “疲れがたまっていた” のか、”実感のない体調不良だった” のかはわかりません。
ただ、いつも使っている虫よけ剤である日突然かぶれることがあることがわかりました
私の場合はその後の実験でかぶれることはありませんでしたが、念の為違う成分(イカリジン)の商品も用意しておこうとおもっています。
というのも「イカリジン」を配合した虫よけの方が「ディート」配合のものよりも肌にやさしいそうです。
私のように「ディート」で肌に不具合が出てしまった人は「イカリジン」配合の虫よけ剤の検討をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?
以上が私が虫よけ剤を使っていて気が付いたことや体験談です。
失敗や不具合もありますが、毎週のように山で作業していても “蚊” に刺される箇所は毎回1~2カ所で済んでいるので効果は抜群です。
“塗り忘れしやすい/塗りにくい場所” も認識できたので今後は更に効果が上がるとおもいます。
今年も吸血害虫が活発に活動し始めています。
日常生活、レジャー、仕事、様々な場面で “かゆみ” があると集中できないし楽しめません。
そうなる前に「きちんと対応できる虫よけ剤」の購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの