【イカリジン】を使用した【ミストタイプ】の虫よけ商品まとめ

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生活

以前の記事

で “肌につける虫よけ剤” 全体について

・有効成分の違い

・商品タイプ別のメリット/デメリット

をまとめました。

しかし、実際に商品を選ぶ時どの商品がどの成分を使用しているか調べるのは大変ですよね。

そこで、前回の記事では有効成分「ディート」を配合したミストタイプの商品に絞って

という記事をまとめました。

今回の記事では、有効成分「イカリジン」に絞り込んで

有効成分「イカリジン」を使用した「ミストタイプ」の虫よけ商品

についてまとめてみたいと思います。

子どもにも制限無く使用できる虫よけ成分【イカリジン】

現在、虫よけとしては「ディート」と「イカリジン」のどちらかを使用した商品が主流です。

今回取り上げている「イカリジン」は1980年にドイツで開発された虫よけ成分です。

日本では2015年に “キンチョウ” がはじめて製品化しました。

日本ではまだ歴史が浅いものの、その安全性の高さから世界54カ国以上で採用されている信頼性の高い虫よけ成分です。

イカリジンを使用した虫よけ剤を【選ぶメリット】

イカリジンの “強み” は「子どもにも安心して使える」という点です。

「ディート」は年齢制限があり、6ヶ月未満の子どもには使用できません。

濃度が高い商品の場合は “12歳以下には使用できない” と言う制限が設けられているモノもあります。

また、”顔” への使用に関しても商品によって “年齢制限” や “使用自体の制限” がされています。

対して「イカリジン」はそのような制限は設けられていません。

そのため、”子ども” はもちろん “お年寄り” まで安心して使用できるのが魅力です。

イカリジンを使用した虫よけ剤を選ぶ時の【注意点】

イカリジンは「デメリット!」と言う程ハッキリとしたデメリットはありません。

ただ、商品を選ぶ上での「注意点」はあります。

効果がある対象害虫は商品によって大きく違う

「イカリジン」はディートに比べて効果がある害虫が少ないのがデメリットです。

“イカリジン” と “ディート”、それぞれが効果があるとされている吸血害虫は

【イカリジン】

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ

【ディート】

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ
  • イエダニ
  • ノミ
  • トコジラミ
  • ヤマビル
  • サシバエ

と、その差は非常に大きかったです。

そのため、調べはじめた当初は「イカリジン=安全だけど弱い?」と思っていました。

しかし、これも商品の進化によって今ではかなり改善されているようで、デメリットでは無くなりつつあるように感じます。

商品によって多きく違いはあるものの

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ
  • イエダニ
  • トコジラミ(ナンキンムシ)
  • ヤマビル

に対して効果があると謳っている商品が出てきています。

購入するときは【対象害虫】に注意して選ぶようにすれば安心です。

「イカリジンは服に掛けても大丈夫!」とも言い切れない

「ディート」と「イカリジン」の比較をしていると

ディート:樹脂製品を溶かす、服には使用しない方がいい

イカリジン:服の上からでも安心して使える

という記述を目にします。

確かに、ディートと比べると “樹脂製品” “合成繊維の衣類” へのダメージは少ないのかもしれません。

しかし、”イカリジンの濃度” や “それ以外の成分” の関係かもしれませんが、パッケージ裏には

  • 貴金属
  • ストッキング
  • 合成繊維の衣類
  • 皮革/毛皮製品
  • 家具/塗装面
  • フローリング
  • プラスチック製品

に “かからないようにする”、という注意書きがありました。

商品によって違いはあると思いますが、イカリジンだからといって「何に付いても大丈夫」という訳ではないようです。

お気に入りのアクセサリーや服を痛めてしまわないように注意が必要ですね。

【イカリジン】使用のミストタイプ商品の【メリット】

ミストタイプの商品の一番のメリットは「吹き掛けやすい」という点です。

「シュッ」と吹き付ければある程度の範囲に一度で薬剤を噴霧できます。

手軽に使用できるので、塗り直しの手間が少なくて済むのが魅力です。

しかも、有効成分として「イカリジン」を使用している商品はディートに比べて安全とされています。

ミストであるメリットがより大きいと感じます。

【イカリジン】使用のミストタイプ商品の【注意点/デメリット】

“ディートと比べれば安全” とされていますが、吸い込んでも大丈夫かはわかりません。

ミストタイプはその性質上、薬剤が霧状に舞い上がります。

イカリジンだとして “吸い込まない” に越したことはありません。

使用時する時は注意が必要ですし、やはり子どもに使用するときは「一度手に出してから塗ってあげる」などの工夫が必要です。

また、ディートに比べると「価格が少し高い」傾向があります。

とはいえ、何倍もするものでもないのでデメリットと言うほどではないかもしれません。

イカリジンを使用している【ミストタイプ】の虫よけスプレー

手動のスプレーボトルで薬剤をミスト状に噴霧できるタイプの商品です。

“虫よけ剤” の中で一番よく目にするタイプの商品です。

その中でも今回は有効成分に「イカリジン」を使用している商品だけ集めてみました。

イカリジン15%【スキンベープミスト イカリジン プレミアム】

フマキラーの「スキンベープミスト イカリジン プレミアム」はイカリジンを国内最高濃度15%配合した商品です
潤水成分として「ヒアルロン酸Na」、消臭成分として「緑茶エキス」が配合されているのが特徴です
https://www.amazon.co.jp/

フマキラーが販売している「スキンベープミスト イカリジン プレミアム」は国内最高濃度15%配合の商品です。

潤水成分として「ヒアルロン酸Na」が配合されているだけでなく、消臭成分として「緑茶エキス」も配合されているのが特徴です。

緑茶エキスは配合されていますが、”無香料” の虫よけ剤です。

販売名は「スキンベープG23」で「防除用医薬部外品」です。

有効成分(イカリジン)濃度:15%(国内最高濃度)

商品パッケージ裏に記載された有効な害虫は

  • マダニ
  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • イエダニ
  • トコジラミ(ナンキンムシ)
  • ヤマビル

ですが、フマキラー公式サイトには

  • ノミ
  • ヌカカ

も適用だと書かれていました。

イカリジン15%【天使のスキンベープ ミスト プレミアム】

フマキラーの「天使のスキンベープミスト プレミアム」はイカリジンを国内最高濃度15%配合した商品です
潤水成分として「ヒアルロン酸Na」が配合されているます
「60ml」と「200ml」の2つの容量で販売されています
https://www.amazon.co.jp/

フマキラーが販売している「天使のスキンベープミスト プレミアム」は国内最高濃度15%配合の商品です。

潤水成分として「ヒアルロン酸Na」が配合されているのが特徴です。

“ベビーソープの香り” の虫よけ剤です。

の2つの容量で販売されています。

販売名は「スキンベープG2」で【防除用医薬部外品】です。

有効成分(イカリジン)濃度:15%(国内最高濃度)

商品パッケージ裏に記載された有効な害虫は

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ

ですが、フマキラー公式サイトでは

  • イエダニ
  • トコジラミ(ナンキンムシ)
  • ノミ
  • ヌカカ
  • ヤマビル

にも適用だと書かれていました。

イカリジン15%【スキンベープミストイカリジンプレミアム ハーブプラス】

フマキラーの「スキンベープミスト イカリジンプレミアム ハーブプラス」はイカリジンを国内最高濃度15%配合した商品です
イカリジンに加えて香料として天然精油が配合されている "レモングラスの香り" の虫よけ剤です
https://www.amazon.co.jp/

フマキラーが販売している「スキンベープミスト イカリジンプレミアム ハーブプラス」は国内最高濃度15%配合の商品です。

イカリジンに加えて香料として天然精油が配合されている “レモングラスの香り” の虫よけ剤です。

販売名は「スキンベープG12」で【防除用医薬部外品】です。

有効成分(イカリジン)濃度:15%(国内最高濃度)

有効な害虫

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ
  • イエダニ
  • トコジラミ(ナンキンムシ)
  • ヌカカ
  • ヤマビル

イカリジン15%【スキンバルサン:虫よけミスト】

スキンバルサンの「虫よけミスト」はイカリジンを国内最高濃度15%配合した商品です
うるおい成分として「トレハロース」、清涼成分として「メントール」を配合しているのが特徴です
「50ml」、「220ml」、「400ml」の3つの容量が販売されています
https://www.amazon.co.jp/

スキンバルサンが販売する「虫よけミスト」は国内最高濃度15%配合の商品です。

うるおい成分として「トレハロース」、清涼成分として「メントール」を配合しているのが特徴です。

お肌と同じ “弱酸性” で、”やさしいソープの香り” の虫よけ剤です。

3つの容量が販売されています。

販売名は「L虫よけスプレーH1」で「防除用医薬部外品」です。

有効成分(イカリジン)濃度:15%(国内最高濃度)

有効な害虫

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ

イカリジン5%【KINCHO:プレシャワーDFミスト】

KINCHOの「プレシャワーDFミスト」はミネラル成分豊富な「海洋深層水」を使用し、ヒアルロン酸Naが配合されている商品です
保存料無添加、無香料の虫よけ剤です
[80ml]と[200ml]の2つの容量が販売されています
https://www.amazon.co.jp/

プレシャワーDFミスト」はKINCHO(大日本除虫菊株式会社)が販売する虫よけスプレーです。

ミネラル成分豊富な「海洋深層水」を使用し、ヒアルロン酸Naが配合されているのが特徴です。

保存料無添加、無香料の虫よけ剤です。

の2つの容量が販売されています。

販売名は「80ml:キンチョウRL18」「200ml:キンチョウRL12」で「防除用医薬部外品」です。

有効成分(イカリジン)濃度:5%

有効な害虫

  • ブユ(ブヨ)
  • アブ
  • マダニ

イカリジン15%【プレシャワーDFミスト プレミアムガード】

KINCHOの「プレシャワーDFミスト プレミアムガード」はミネラル成分豊富な「海洋深層水」を使用した商品です
肌にやさしい「ヒアルロン酸Na」が配合されている無香料の虫よけ剤です
同じ販売名「キンチョウRL16」で「プレシャワーDFミスト プレミアムガード(120ml)」と「プレシャワーPRO(80ml)」という商品が販売されています
https://www.amazon.co.jp/

プレシャワーDFミスト プレミアムガード」はKINCHO(大日本除虫菊株式会社)が販売する虫よけスプレーです。

ミネラル成分豊富な「海洋深層水」を使用し、肌にやさしい「ヒアルロン酸Na」が配合されているのが特徴です。

無香料の虫よけ剤です。

販売名は「キンチョウRL16」で「防除用医薬部外品」です。

同じ販売名

という商品も販売されています。

名前は違いますが、容量の違う同じシリーズという位置づけなのかもしれません。

有効成分(イカリジン)濃度:15%

有効な害虫

  • ブユ(ブヨ)
  • マダニ
  • アブ

イカリジン5%【プレシャワーDFミストプラスハーブ】

KINCHOの「プレシャワーDFミストプラスハーブ」はイカリジンに加えて天然精油を配合した商品です
ハッカ油を配合した「プレシャワーDFミストプラスハーブ ハッカ油配合[100ml]とラベンダー油を配合した「プレシャワーDFミストプラスハーブ ラベンダー油配合[100ml]」があります
https://www.amazon.co.jp/

プレシャワーDFミストプラスハーブ」はKINCHO(大日本除虫菊株式会社)が販売する虫よけスプレーです。

イカリジンに加えて天然精油の “ハッカ油” を配合した

と、”ラベンダー油” を配合した

があります。どちらも「防除用医薬部外品」です。

有効成分(イカリジン)濃度:5%

有効な害虫

  • ブユ(ブヨ)
  • マダニ
  • アブ

まとめ

いかがだったでしょうか?

イカリジンを使用した商品は「有効な害虫が少ない」という情報もありますが、今回まとめた商品の中には “ディートと変わらない効果がある” ものもありました。

ただ、パッケージに記載されているものと、公式サイトで違う場合があるので注意が必要かもしれません。

イカリジンは、日本では2015年から使われるようになったそうで、国内ではまだまだ新しい虫よけ成分です。

もしかしたら今後も開発が進むにしたがって、効果がある害虫が増えていくかもしれませんね。

不快な吸血害虫が活発になるこれからに時期に合わせて、「イカリジンを配合したミストタイプの虫よけ」の購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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