無意識な力み・緊張に効果があった本【引き寄せヨガ】

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生活

みなさんは健康関連の本で「効果があった!」と思えた本はどれくらいありますか?

・タイトルに惹かれて読んでみたらたいした内容では無かった

・内容が薄くて参考にならなかった

・書かれている方法を試しても全く変化を感じられなかった

ということが多く、問題解決に繋がった本は意外と少なかったりしませんか?

私はそんな本を沢山読んできました。

しかし、今回紹介したいのは私の長年の悩みだった身体の不調の “根本” から改善する兆しを感じられた本です。

この記事では、私が読んだ【引き寄せヨガ】という本の

・【身体がゆるめば願い事がどんどん叶う 引き寄せヨガ】について

・【引き寄せヨガ】を読む事にしたきっかけ → 読んだ結果

・【引き寄せヨガ】をおすすめしたくなった理由

・【引き寄せヨガ】のちょっと気になったポイント

などの “私なりのレビュー” をまとめてみたいとおもいます。

この記事を「読んでみよう」と思ってくれた方へのおしらせ

この記事では、紹介する【引き寄せヨガ】では脳化学なども交えながら専門的な解説がされています。

私の解釈で歪んで伝わってしまうのは勿体ないので “詳しい内容” については記載しません。

あくまで私が読んで感じた “感想” をメインに本を紹介しています。

【身体がゆるめば願い事がどんどん叶う 引き寄せヨガ】について

タイトル:身体がゆるめば願い事がどんどん叶う 引き寄せヨガ

著  者:皇村祐己子(おおむらゆきこ)・皇村昌季(おおむらまさき)

出  版:東洋出版株式会社/2016年2月

タイトル:身体がゆるめば願い事がどんどん叶う 引き寄せヨガ
著  者:皇村祐己子(おおむらゆきこ)・皇村昌季(おおむらまさき)
出  版:東洋出版株式会社/2016年2月
https://www.amazon.co.jp/

この本で紹介されているヨガは “ラージャ・ヨガ” というヒマラヤの伝統ヨガだそうです。

“ラージャ” は王様という意味で、”ヨガの元祖” とも言われているそうです。

そんな “伝統ヨガ” に、ジョセフ・マーフィー博士の “マーフィー理論” を取り入れてアレンジした【引き寄せヨガ】の方法が紹介されています。

また、皇村先生の提唱する “引き寄せヨガ” 意外にも

・交感神経を活発化させる呼吸法

・副交感神経を活発化させる呼吸法

・脳をリラックスさせる呼吸法

などの呼吸法の紹介などをはじめ、各種瞑想の紹介とやり方の解説も記載されています。

さらに、

・”ヨーガ・スートラ” というヨガの最古の教典の教え

・ヨガの本来の目的

・”セルフコントロール” の重要性

・脳化学の観点からのヨガの効果

など、今まで読んだ “ヨガ関連の本” では読んだ事がない深い内容の解説もありました。

【引き寄せヨガ】を読む事にしたきっかけ → 読んだ結果

【引き寄せヨガ】はカラフルな可愛い表紙で、普段だったら “読まないタイプ” の本でした。

また、タイトルにはちょっとスピリチュアルな雰囲気を感じます。

その手のものにあまり好感がもてない私には、正直 “縁遠いタイプの本” でもあります。

ではそんな本を何故読むことにしたのか、読んだ結果どうだったのかを簡単に語らせていただきます。

「ヨガが続かなかった人でも大丈夫!」と強く勧められた

知人と世間話をしている時に「夜中に何度も起きちゃう日がある」と話したところ “ヨガ” を勧められました。

その人は趣味で長年ヨガを実践していて、私の不調も「ヨガで改善するかもよ」と力説してくれました。

しかし、私は過去にヨガを実践していた時期があります。

身体が硬いのも関係してか、残念ながらヨガの効果を実感することはできませんでした。

その事を話すと「いい本があるよ」と貸してくれたのが、今回紹介している本【引き寄せヨガ】でした。

「身体が硬いならこれからはじめた方が良い」「簡単だから絶対できる」と強くすすめられて、断りきれずに読んでみる事にしました。

ただ、この時点ではタイトルに “少し怪しさ” を感じていました。

“スピリチュアル感”に身構えながら期待ゼロで読みはじめた

【引き寄せヨガ】の正式タイトルは「身体がゆるめば願い事がどんどん叶う 引き寄せヨガ」です。

“引き寄せの法則” はとても有名なので私でも知っていました。

ただ、”引き寄せ” に対して “盲信” と感じてしまうレベルの意見を見たことがあり、あまり好意的にはおもっていませんでした。

特に今回の本のように「願いがどんどん叶う」とかは正直 “怪しさ” を感じてしまいます。

そのため、はじめは「付き合いだから…」という考えで、期待せずに読みはじめました。

【結果】ヨガの効果なのか”不調の改善の兆し”を実感できた

“引き寄せヨガ” を読んで、本の内容を実践して3ヶ月が経ちました。

残念ながら【引き寄せ】に関しては実感できる変化はありませんでした。

しかし、長年の悩みだった 

・過緊張(首・肩の力が抜けない)

・頻脈(心臓の鼓動が速い)

という症状の “改善の兆し” を実感する事が出来ました。

肩が上がってしまう”力み”を意識的に脱力出来るようになった

私は「無意識に身体に力が入ってしまう」という長年の悩みがありました。

特に肩が酷くて、無意識に “肩をすくめて” しまうように “力んで” しまっているという事が頻繁にあります。

それは寝ている時も同じです。

整体に行っても改善せず、「肩の力を抜く」と言われてもどうすればいいかわからない状態でした。

“過緊張の状態” らしく、交感神経が優位になり過ぎてしまっていると説明されました。

整体以外にも “ストレッチ” 、”ヨガ” などいろいろ試しましたが、なかなか改善しない “悩みの種” でした。

それが、引き寄せヨガを続けていくうちに「力が入っていない状態」の感覚がわかるようになりました。

“脱力状態の感覚” がわかった事で、次第に “緊張状態” から “脱力状態” へ自力で持っていけるようにもなってきました。

冬はやはり緊張気味にはなってしまいますが、昔に比べたら “かなり改善してきた” と思っています。

脈がゆっくりになり【焦り・不安】になることが減った

もうひとつ、長年の悩みであった “脈の速さ” にも変化がありました。

私は脈が早く、安静時でも1分間に90回近く、ちょっと動くだけで軽く100回を越えてしまいます。

病院に通い薬も処方されている状態でした。

これも “交感神経が優位すぎる” や “緊張状態” が関係していると言われました。

どうやら背中の筋肉の硬直もかなり影響するようです。

この症状も少しずつですが良い方に変化してきています。

朝晩の計測では毎分70回近くまで落ち着く日も出てきました。

そのおかげか、”焦り” や “不安” の感情が湧いてくることが少なくなりました。

全てがヨガの効果とは限りませんが、借りていた本を返して自分用に購入して読み返すお気に入りの本となりました。

【引き寄せヨガ】をおすすめしたくなった理由

私が【引き寄せヨガ】を読んで気に入ったポイント(メリット)についてまとめてみたいとおもいます。

ポーズも簡単で初心者や身体が硬い人でも簡単にできる

ヨガの中には “複雑なポーズ”、”身体が硬い人には到底出来ないであろうポーズ” もあります。

私は人一倍からだが硬いので、動画や本で紹介されているポーズの半分以上は正しく出来ませんでした。

しかし、”引き寄せヨガ” として紹介されている8つのポーズはどれもとても簡単です。

「簡単っていってもヨガやった事のある人の言う簡単なんでしょ?」と思う方もいるかもしれません。

大丈夫です。本当に簡単なポーズばかりです。

たぶん高齢の方でも難なくできるんではないでしょうか。

紹介してもらった時の「身体が硬いならこれからはじめた方が良い」「簡単だから絶対できる」は本当でした。

わかりやすいイラスト&順番の解説で素人でも迷わない

ポーズは解説付きのイラストで紹介されています。

本で紹介されているポーズは解説付きのイラストで紹介されています
順番も "番号" と "矢印" で解説してくれていて、動きのあるポーズの場合は呼吸のタイミングの説明もあって非常にわかりやすいです

やる順番も “番号” と “矢印” で解説してくれているのでわかりやすいです。

動きがあるポーズの場合は “息を吸いながらやる動作”、”吐きながらやる動作” も細かく説明してくれています。

いままで読んできた本の中には「これくらいは書かなくてもわかるだろう」と端折られているんではないかと感じるものもいくつかありました。

初心者は、そこで置いてかれると疑問を抱いたまま読み進める事になってしまいます。

結果、きちんと理解できずに “本来の効果が得られなかったり”、”効果が出る前に止めてしまう” ことがあります。

この本は読者が疑問を抱くであろうポイントに説明があるので “読みやすく”、”実践しやすかった” です。

ポーズは短時間キープするだけなので無理が無い

引き寄せヨガは【身体を緊張状態にするポーズ】と【脱力するポーズ】を交互に行います。

そのポーズをとる時間はどちらも “5回呼吸する” 間です。

よく目にする “何秒掛けて吸って何秒掛けて吐く” などの決まりは無く、”自分が快適な早さで5呼吸分” なので無理がありません。

私は呼吸が浅いので「深く呼吸」「◯◯秒掛けて呼吸」と言われると無理をする必要が出て “リラックス”よりも”緊張” が強くなってしまいます。

自分なりの “無理のないリズム” で行えるのも日課に出来た理由だとおもいます。

過去に読んだヨガの本より深くわかりやすい解説

過去に読んだヨガの本の多くは

・ポーズの紹介

・そのポーズで得られる効果

などが書かれているものの、理由や根拠と言った部分には触れていないものがありました。

特に “ヨガ” の本質について書かれている本には出会えていませんでした。

この本はヨガの教典から、本来の目的などにも解説されています。

知らなくても問題は無いのかもしれませんが、私はしれた事で理解が深まったと感じています。

また、”引き寄せヨガ” 以外にも “瞑想法” や “呼吸法” も複数紹介されています。

身体をリラックス状態にする様々な情報を知る事が出来るのもおすすめするポイントです。

本当に「身体がゆるむ」感覚を実感できたから

いろいろおすすめポイントをまとめてきましたが、結局は効果を実感できたのが一番大きかったです。

“引き寄せ” に関しては実感はありませんが、”脱力の感覚” はわかるようになりました。

はじめの頃は「脱力状態になれた!」というよりは「力が入ってしまっている部分が浮き彫りになった」といった感じでした。

全体的にリラックスは出来ているけど “部分部分の緊張” がハッキリわかるという状態です。

意外にも私は緊張状態が強い肩や首ではなく “右膝” と “左足の腿(もも)” に 力みを感じました。

続けていくうちに “緊張” を感じている部分に意識を向けて “脱力” 出来るようにもなってきました。

その結果、長年の症状にも変化がでています。

【引き寄せヨガ】のちょっと気になったポイント

「今まで読んできたヨガ関連の本で一番!」といっていいくらい気に入っている本ですが、残念ながら “気になったポイント” もありました。

出来ればポーズの【音声解説(アナウンス)】が欲しかった

ヨガのポーズは非常に簡単で、イラストと説明で充分理解できます。

ただ、 “ポーズ2:ガス抜きのポーズ” で左右を切り替える時の「脱力します」がどれくらいの時間なのかとか細かい部分が気になってしまいました。

また、次にやるポーズを頭の中で考えながらやっているので身体の感覚に集中し辛いとも感じました。

音声解説があればその “脱力” の時間をどれくらい取るかわかりやすく、次のポーズの事を考えずに集中できて良かったかなとおもいました。

先生が後に出版した

には音声解説がついています。

もしかしたら要望が多かったのかもしれませんね。

本の後半は”スピリチュアル感”が強くなったように感じた

これもデメリットではなく、完全に私の “好き嫌い” の話です。

ヨガ自体が “スピリチュアル” なものだとはわかっていますが、「神様のエネルギー」などの単語はスムーズに受け止められませんでした。

他の本でも「陽のエネルギー」などの単語は出てくるので、この本に限った事ではありません。

それでも「宇宙」や「神様」という説明があるとやっぱりちょっと気になってしまいました。

肯定的に受け止められる方には全く問題ない部分ですが、”私の感想” なのであえて正直に書かせていただきました。

毎日続けている【引き寄せヨガ+ヨーガ・二ドラー】

正しく出来ているかわかりませんが、今でも毎日最低1回は “引き寄せヨガ” を実践しています。

それに加えて、この本で紹介されている “ヨーガ・二ドラー(セルフ誘導瞑想)” も行っています。

正直、ヨーガ・二ドラーはベッドに入ってからやっているので途中で寝てしまう事が多いです。

しかし、最期までできると本当に “ふわふわした感覚” になって気持ちいい脱力状態を実感できるので頑張っています。

“ヨーガ・二ドラー” も “引き寄せヨガ” によって “緊張” と “脱力” を繰り返す事で効果が上がっているように感じています。

そのため、私はこのふたつを毎日の日課として続けています。

相変わらず “無意識に力んでしまう” ことはありますが、気が付いた時に意識して脱力できるようになったのは大きな成果だとおもっています。

引き寄せヨガの著者(皇村祐己子)が出版している本の紹介

著者の “皇村祐己子” 先生は

の3冊のヨガ関連の本を出版されているようです。

その中で一番人気なのが今回紹介した【身体がゆるめば願い事がどんどん叶う 引き寄せヨガ】です。

しかし、他の2冊のどちらも販売ページに投稿されたレビューは高評価されています。

興味があったら是非チェックしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

私はこれまでに何冊か “ヨガ” を題材にした本を読んできました。

しかし、この “引き寄せヨガ” を読んだ事で “過去に実践したヨガ” が私の求める効果(症状の改善)に繋がらなかった理由がわかりました。

“ヨガ=健康的” というイメージを持っていましたが、行う種類によっては真逆の効果が出てしまうのには驚きです。

そして、”自律神経のバランスを安定させたい” という私には、この本で紹介されている “引き寄せヨガ” はピッタリでした。

この本を実践したことで、自分が日常でいかに “無意識に力が入ってしまっている” か気が付く事が出来るようになりました。

私は “スピリチュアル” にあまり好意的ではないので、本の後半部分でちょっと気になる部分がありました。

それでも紹介されている内容は科学的な説明もあり、納得できるものばかりです。

私のように “無意識の力み”、”過緊張” に悩んでいる方には是非一度読んでみてほしい一冊です。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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