BUFFALO【HD-PGFU3-Aシリーズ】は
“【2023】データの防災におすすめなポータブルHDD3選”
の記事で取り上げた商品のうちのひとつです。
“データの防災” を目的としながらも、日常使い、ビジネスシーンと幅広い場面に適した商品として選びました。
この記事では、先日の記事ではまとめきれなかった
・商品の詳しい紹介
・他の商品と比べて優れている点
・少し気になる点
などの説明と、私がHD-PGFU3-Aシリーズを購入した場合に実行したい使用方法の紹介もまとめてみたいと思います。
- BUFFALO【HD-PGFU3-Aシリーズ】とは
- バッファロー【HD-PGFU3-Aシリーズ】の主な機能・特徴
- HD-PGFU3-Aシリーズの【耐衝撃性能】
- “HD-PGFU3-Aシリーズ”のセキュリティー対策とその重要性
- “HD-PGFU3-Aシリーズ”の商品ラインナップ【容量】
- HD-PGFU3-Aシリーズ【1TBモデル:HD-PGF1.0U3-BKA】
- HD-PGFU3-Aシリーズ【2TBモデル:HD-PGF2.0U3-BBKA】
- 【2TB:HD-PGF2.0U3-BBKA】の販売価格
- HD-PGFU3-Aシリーズ【4TB/5TBモデル】
- 耐水性能が無いポータブルHDDの防水対策!
- BUFFALOのHDDに対しての個人的なイメージ【経験談】
- まとめ
BUFFALO【HD-PGFU3-Aシリーズ】とは
“HD-PGFU3-Aシリーズ” は、バッファローが販売している “ポータブルHDD” です。
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見た目は普通の “薄型のポータブルHDD” ですが、【耐衝撃】の特徴を持ち合わせています。
“耐衝撃” なのにゴツゴツした印象は一切なく、デザインは非常にシンプルです。
そのおかげで “日常使い” から “ビジネスシーン” まで幅広いシーンでの活躍が期待できる商品です。
バッファロー【HD-PGFU3-Aシリーズ】の主な機能・特徴
“データの防災” 目的でおすすめしていますが、選んだ理由は “耐衝撃性能” だけではありません。
ポータブルHDDを快適に使用するのに必要な機能は、しっかりと搭載されてています。
主な機能としては
・USB 3.2 Gen1に対応した “最大5Gbps” の高速データ転送
・接続トラブルのリスクを減らす新設計されたコネクタ
・HDDの異変を感知したらLEDの点滅で知らせてくれる「みまもり合図」搭載
・保証期間内ならユーザー登録をするだけで、”データ復旧” が無料で受けられる
「バッファロー正規データ復旧サービス」対象商品
・万が一の盗難、紛失でも安心な「おでかけロック」対応
・バックアップ、復元アプリ「スマートツインズ」対応
・USBバスパワー仕様だけど、別売りのアダプタの購入で電源供給不足にも対応可能
・対応OSは、”Windows”、”MacOSX”、”Chrome OS”
・保証期間:1年
となっています。
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保証期間は1年だけですが、その期間内なら無料での “データ復旧” も受けられるのは手厚いと思います。
また、バスパワーで接続する機器は “電源供給不足” が起こる事があります。
アダプタは別途購入する必要がありますが、その点もきちんと対策がされているのは安心出来ます。
その他、データのバックアップ、持ち運びに必要な機能は全て搭載しているイメージです。
この辺りは、現在市販されているポータブルHDDとそれほど大きな違いは感じませんでした。
HD-PGFU3-Aシリーズの【耐衝撃性能】
HD-PGFU3-Aシリーズは “耐衝撃ボディー” という衝撃に強いケースを採用しています。
そして、内部のHDDの周りには “衝撃吸収フレーム” と呼ばれる板バネと、”衝撃吸収ゴム” と呼ばれるクッション材が配置されています。
これらの “ケース、バネ、クッション” で高い耐衝撃機能を実現しています。
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BUFFALO【HD-PGFU3-Aシリーズ】の耐衝撃機能のテスト
公式サイトに記載されている “耐衝撃機能のテスト” の内容は
一般的な机の高さを想定した75cmからの落下試験をクリア。
試験サンプルを75cmの高さからすべての辺、面、角の合計26方向落下させます。
試験サンプル5台以内で26方向落下すべてにおいて正常が確認できたら試験合格となります。
(2023年3月時点、当社調べ)
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とあります。
もちろん、「テストにクリアしているから絶対に壊れない」という訳ではありません。
それでも、”75cmの高さからの落下の衝撃に耐えられる耐衝撃性能” はとても頼もしいものです。
普通なら精密機器をテーブルから落としたら高い確率で壊れてしまいますもんね。
ネットには「防災バッグに入れておいたHDDを久しぶりに開いたらエラーで開けなかった」という意見も見かけます。
“HDD” は衝撃に弱い製品です。
日常使いでも、”データの防災” を目的としても、”HD-PGF-Aシリーズ” の “耐衝撃性能” はとても魅力的ですね。
“HD-PGFU3-Aシリーズ”のセキュリティー対策とその重要性
ポータブルHDDを使う上で一番の心配は “紛失” です。
据え置きの外付けHDDは自宅や会社の外へ持ち運ぶ機会はほぼ無いと思います。
しかし、ポータブルHDDは “持ち運び” を前提にした商品です。
特に今回は “データの防災” を目的として紹介していますから、自分の大事なデータのバックアップを保存し、もしもの時にはそれを持って避難する事を想定しています。
その為、万が一の “紛失” や “盗難” も想定しなければ、安心して使用する事はできません。
【おでかけロック】機能でHDDをロック状態に出来る
“HD-PGFU3-Aシリーズ” には「おでかけロック」というセキュリティー機能が装備されています。
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この機能を使うと
自分のパソコンと接続してバックアップをとる
↓
作業が済んだら「おでかけロック」でHDDを “ロック状態” にする
↓
万が一、HDDを持ち歩いているときの紛失、盗難が起こる
第三者がHDDの中身を調べようとしてもHDDは “ロック状態” なので開けない
結果、情報を盗み見られる心配が低い
というメリットがあります。
“おでかけロック” はHDDを “ロック状態” にするだけで、暗号化はしません。
その為、設定も簡単で、BUFFALOのホームページからソフトをダウンロードする事で手軽に利用出来ます。
4~16文字のパスワードを設定して、HDDを “ロック/解除” できます。
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もちろん、”ロック” を掛けずに使用する事も可能です。
【SecureLock Mobile2】でHDD内のデータを暗号化!
「HDDをロックするだけでは心配」という方もいるかもしれません。
もちろん “データの暗号化” も可能です。
暗号化方式は、強力な暗号化アルゴリズム【AES256bit】を採用。
現在のコンピュータの性能では解読はほぼ不可能とされている暗号化方式です。
最新のセキュリティーソフトウェア “SecureLock Mobile2” を使用する事で “暗号化/解除” をスムーズに行えます。
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・「おでかけロック」でHDD自体をロック
・HDD内のデータを “AES256bit” で暗号化
この二つのセキュリティー対策で大事なデータも安心して保管、持ち出す事ができます。
“HD-PGFU3-Aシリーズ”の商品ラインナップ【容量】
“HD-PGFU3-Aシリーズ” には
・1TB : HD-PGF1.0U3-BKA
・2TB : HD-PGF2.0U3-BBKA
・4TB : HD-PGF4.0U3-GBKA
・5TB : HD-PGF5.0U3-GBKA
の4タイプの容量が販売されています。
HD-PGFU3-Aシリーズ【1TBモデル:HD-PGF1.0U3-BKA】
1TBの容量のモデルは【HD-PGF1.0U3-BKA】という型番です。
HD-PGFU3-Aシリーズ内で一番容量の少ないモデルです。
【1TB】モデルのサイズとカラーバリエーション
1TBのサイズは、長さ119mm × 幅79.5mm × 厚さ13.5mmです。
耐衝撃性能を搭載しながら厚さわずか “13,5mm” は本当に驚きです。
重さもわずか “150g” で、大きさ、重さ共に、バッグに入れていても全く気にならないと思います。
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また、HD-PGFU3-Aシリーズのカラーバリエーションは基本的に “白・黒” の2色です。
しかし、”1TBモデルのみ” 5色のカラー
・ブラック
・ホワイト
・ブルー
・レッド
・シルバー
が設定されています。
シリーズ内で一番容量が少なく、”薄型&軽量” な為、日常的な持ち運びを想定して豊富に設定されているのかもしれません。
【1TB:HD-PGF1.0U3-BKA】の販売価格
私がAmazonで販売価格を確認した10月上旬の時点では、”約7,000円”。
過去の販売価格を確認してみると、一番安かった時で “約5,800円”。
一番高かった時は確認時の “約7,000円” でした。
時期により “1,000円ちょっと” の価格の幅が確認出来ました。
とはいえ、同じ容量の他の耐衝撃のポータブルHDD
・BUFFALO MIL-STD-810F(1TB)
・エレコム ZS010UBK(1TB)
などと比べると、半額程度の価格で購入出来る事になります。
“価格面”でも性能面でも、”HD-PGF-Aシリーズ” が魅力的である事がわかります。
HD-PGFU3-Aシリーズ【2TBモデル:HD-PGF2.0U3-BBKA】
2TBの容量のモデルは【HD-PGF2.0U3-BBKA】という型番です。
【2TB】モデルのサイズとカラーバリエーション
2TBのサイズは、長さ119mm × 幅79.5mm × 厚さ16mmです。
1TBモデルと長さや幅は変わりませんが、厚さが2.5mmだけ厚くなっています。
重さもわずかに増えて “180g” 。
とはいえ、1TBモデルと同様に、バッグに入れていても気にならないレベルです。
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“2TBモデル” のカラーは
・ブラック
・ホワイト
の2色が設定されています。
1TBと比べるとカラーバリエーションは一気に少なくなります。
【2TB:HD-PGF2.0U3-BBKA】の販売価格
私がAmazonで販売価格を確認した10月上旬の時点では、”約10,000円”。
過去の販売価格を確認してみると、一番安かった時で “約9,400円”。
一番高かった時は確認時の “約11,500円” でした。
販売時期により “約2,000円” ほどの価格の幅が確認出来ました。
1TBモデルに3,000円ほど追加するだけで容量が倍になります。
長く使う事を考えると、個人的には大きな容量をおすすめします。
ただ、アマゾンでは時期により2TBの販売が行われていないことがあるようです。
HD-PGFU3-Aシリーズ【4TB/5TBモデル】
HD-PGFU3-Aシリーズの【4TB】【5TB】モデルは
・サイズ
・重さ
・カラー
が共通です。
4TBの容量のモデルは【HD-PGF4.0U3-GBKA】
5TBの容量のモデルは【HD-PGF5.0U3-GBKA】という型番です。
【4TB・5TB】モデルのサイズとカラーバリエーション
4TB・5TBモデルのサイズは、長さ119mm × 幅79.5mm × 厚さ21.5mmです。
1TB・2TBモデルと長さや幅は変わりませんが、厚さが厚くなっています。
重さも一気に増えて “250g” あります。
少し重さが出るので毎日持ち運ぶには少し気になるレベルかもしれません。
ただ、”データの防災” として、防災バッグに入れる分にはそこまで気にならないと思います。
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“4TB・5TBモデル” のカラーは2TBモデルと同様に
・ブラック
・ホワイト
の2色が設定されています。
【4TB・5TB】モデルの販売価格
私がAmazonで販売価格を確認した10月上旬です。
4TBモデル:HD-PGF4.0U3-GBKAの販売価格
4TBモデルは “約13,500円” で販売されていました。
過去の販売価格は “最安値:約12,800円、”最高値:約15,300円” で、約2,500円の価格の幅が確認出来ました。
他社の4TBの “通常のポータブルHDD” と近い価格帯のようです。
5TBモデル:HD-PGF5.0U3-GBKAの販売価格
5TBモデルは “15,727円” でした。
過去の販売価格は “最安値:約16,200円、”最高値:約19,000円” で、約2,800円の価格の幅が確認出来ました。
購入するタイミングにも寄りますが、4TBにほんの少し予算を足すだけで5TBが購入出来る事が解りました。
写真やビデオをよく撮る人は4TBよりも5TBの方がコストパフォーマンスはいいとおもいます。
耐水性能が無いポータブルHDDの防水対策!
HD-PGFU3-Aシリーズは、先日公開した
“【2023】データの防災におすすめなポータブルHDD3選”
の3つの商品の中で唯一【耐水性能】が無い商品でした。
しかし、この弱点は非常に安い費用で簡単に対策が出来ます。
それが「密閉袋」です。
もちろん完全な耐水ではありませんが、ジップロックなどの食品用の密閉袋はチャックをする事で、多少の水分からならしっかりガードしてくれます。
私が、ポータブルHDDに耐水性能が欲しい理由は “水害” や “避難時の雨” から守りたいからです。
“耐衝撃性能” は自分で対策するとコンパクトにまとめるのはむずかしくなります。
その点、耐水性能は密閉袋に入れるだけなので、簡単で費用もほとんどかかりません。
私が “HD-PGFU3-Aシリーズ” を購入したら “チャック付きの密閉袋” に入れて【耐水化】をして保管します。
BUFFALOのHDDに対しての個人的なイメージ【経験談】
私は “現在使用している物”、”過去に使用していた物” を合わせると4台のBUFFALO製の “外付けHDD” を使ってきました。
長いものでは10年近く、一番最近購入したものでも丸3年使用しています。
「常時接続していない」という私の使い方も関係あるかもしれませんが、トラブルが出たことはありません。
HDDのレビューでよく目にする
・認識されない
・データの保存が出来ない
・データが取り出せない(壊れている)
などの経験がありません。
ただ、”ポータブルHDD” は購入した事がありません。
据え置きタイプの外付けHDDに限った経験談です。
ただ、他社製品ではトラブルに合った事もあるので、個人的にはBUFFALOをかなり信用しています。
個人的には “BUFFALO” のHDDはおすすめ出来る商品だと思っています。
まとめ
前回の記事にまとめきれなかった情報をまとめてみました。
“HD-PGFU3-Aシリーズ” は “ゴリゴリの堅牢” というわけではありません。
それでも、もしもの時に “通常のHDD” を持ち運ぶリスクを考えたら、十分すぎるほどの耐衝撃性能を搭載しています。
それでいて価格はリーズナブルです。
私が調べた販売価格(最高値、最安値)は、出品者によってかなり違いがあるようです。
タイムセールなど、安くなっているタイミングで購入出来るとラッキーですね。
個人的には “2TB” のモデルが容量と価格のバランスがいいかな、と感じました。
皆さんも大切なデータを守るために、HD-PGFU3-Aシリーズをデータの防災対策として検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの