Fire TV Stickでの “プライムビデオ” 視聴にもだいぶ慣れてきた母ですが、どれがプライム会員特典で、どれが別途料金が発生してしまうのかいまいち判断がつかないらしくおっかなびっくり利用しているようです。
そこで会員特典で料金が発生しない作品の見分け方を伝えて、ついでに料金が発生しそうになると暗証番号を求める制限を設定しました。
この記事では第5弾として、”prime会員特典で無料で観られる作品” と、”別途料金が発生する作品” の見分け方と、料金が発生しないようにかけた制限について母に説明したときの内容をまとめてあります。
この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点
この記事の内容は “プライム会員” の人向けにまとめています。
ソフトウエアのバージョンアップによっては表示方法が違ったり、今後違ってくる可能性があります。
この記事で行った制限を設定しても料金が発生してしまう可能性はゼロではありません。ご自分の判断と責任でお願いします。
また、70代の両親が操作できるようになる事を目指してまとめているので、少しでも詳しい方には不要な内容もたくさん含まれています。
以上の点をご了承いただき、それでもまだ読んでいただけるようでしたらうれしいです。
プライムビデオで配信されている作品の料金形態の種類
プライムビデオを利用している方はご存知だと思いますが、ここで簡単に “prime video” で配信されている作品の料金形態の種類についてまとめてみたいと思います。
プライムビデオで配信されている作品の料金形態は大きく分けて4つの種類があります。
会員なら追加料金無しで視聴できる”prime会員特典”作品
プライムビデオで配信されている作品のうち “prime会員特典” という作品は追加料金無しで視聴できます。
“prime会員特典” の作品は “prime会員” が払っている会費のみで視聴できるので、会員特典の作品だけ視聴していれば追加料金は発生しません。
定期的に “prime特典作品” は切り替わっていくのと、劇場公開してまもない作品が配信されることもあり追加料金無しでの利用で充分楽しむことが出来ます。
また、視聴回数の制限なども無いので見たい作品が “prime会員特典” として配信されている間は何回観ても追加料金は発生しません。
“prime会員特典” から外れた作品もしばらくするとまた “prime会員特典” に戻ったりするので、ボクは大好きなのでジュラシックパークシリーズが会員特典に復活する度に見返して楽しんでいます。
会員でも視聴には追加料金が発生する “レンタル” 作品
プライムビデオで配信されている “レンタル” 作品を視聴する場合はprime会費とは別にレンタル料金が発生します。
これらの先品は “レンタル” の名の通り一定期間その作品を視聴できる権利を得る為に料金を支払う必要があります。
レンタル料金は作品によって異なり、セールの時だと100円からあり、だいたいの作品が500円ぐらいの印象です。
レンタルビデオ店でDVDを借りてくるのと同じイメージで大丈夫だとおもいます。
ただ、レンタル期間が30日と長めですが一度見始めると48時間でレンタル期間が終了するという制限があるので注意が必要です。
作品を購入する料金が発生する “購入” 作品
プライムビデオで配信されている “購入” 作品を視聴する場合はprime会費とは別に作品の購入費用が発生します。
“購入” の名の通り作品を視聴する権利を “購入” することが出来ます。
購入なので費用も高めでセールの時だと500円から、だいたいの作品が2500円ぐらいの印象です。
レンタルとは異なり視聴可能期間などの制限はないハズです。(購入したことが無いので憶測ですみません)
契約すると月額料金が発生する”チャンネル登録”
プライムビデオには “prime videoチャンネル” というモノがあります。
これはアニメなど特定のジャンルに特化したチャンネルや、特定のテレビ局のドラマなどが配信されているチャンネルなど様々です。
これらはprime会費とは別に月額料金が発生します。
プライムビデオでは視聴できない作品を観るために契約する “追加オプション” といったイメージを持っています。
無料体験もあるのではじめは料金が発生ないチャンネルがありますが、無料期間が終わったら月額料金が発生するので注意が必要です。
追加料金無しで視聴できる”prime会員特典”作品の見分け方
“prime会員特典” の作品だけを視聴していればprime会費とは別に追加料金や月額費用が発生しません。
なのでここでは追加料金が発生しない “prime会員特典” の作品の見分け方をまとめてみようと思います。
検索結果から “prime会員特典” を見分ける方法
まずは自分が見たい作品を “検索” した場面でも見分け方です。
ここではボクの大好きなジュラシックパークシリーズから “ジュラシックワールド” を検索してみた結果を例に説明してみます。
まずは “ジュラシックワールド” で “検索” してみます。
prime videoの検索で “ジュラシックワールド” と入力してみます。
すると右に検索結果にジュラシックワールドのサムネイル画像が出てきます。

この時に画像の下に “レンタル・購入” の表示が “ある作品” と”無い作品” があります。
ちょっと見づらいと思いますが “ジュラシックワールド新たなる支配者” には “レンタル・購入” の表示があり、”ジュラシックワールド炎の王国” にはその表示がありません。

この表示が “無い” 作品がprime会員特典の作品です。
有料チャンネルの作品かもこの表示で見分けることが出来るので、検索画面ではサムネイルの下に何らかの表示があるかないかで判断することが出来ます。
作品画面で”prime会員特典”か有料作品かを見分ける方法
それでは “レンタル・購入” 表示の無い(prime会員特典)の “ジュラシックワールド炎の王国” のサムネイル画像を選択してみます。
作品のページが開き、作品紹介の下に “プライム会員特典” の表示が確認できます。
また、 “プライム会員特典” の表示の下には再生マークと “今すぐ観る” の表示が確認できます。

では次に “レンタル・購入” の表示がある “ジュラシックワールド新たなる支配者” を選択してみます。
作品のページが開き、作品紹介の下には “プライム会員特典” の表示はなく “レンタルまたは購入可能” の表示があります。
また、 再生マークは表示されておらず[ レンタルHD(高画質)¥500 ] と[ 購入HD(高画質)¥2,500 ]の表示が確認できます。

見たい作品が見つかって作品の詳細ページを開いたら “プライム会員特典” の表示と”今すぐ観る” の表示があるかどうかで簡単に見分けることが出来ます。
作品詳細ページを開いただけでは料金が発生することは無いので安心してください。
プライム会員特典作品と有料チャンネル作品の見分け方
プライムビデオの作品の中には “無料体験” や “第一話無料” 、”加入する” という表示が出ているものがあります。

これが “チャンネル” というもので、月額料金を払って利用する有料サービスです。
ただちょっとだけややこしいのが第一話無料のものは有料チャンネル以外にprime会員特典のテレビアニメ作品にも表示されていることがあるようです。
“無料体験”や”加入する”の表示がある作品
ここでは “魔入りました!入魔くん” を例に説明していこうと思います。
“魔入りました!入魔くん” はサムネイルの下に “無料体験” の表示があります。
作品詳細画面を開いてみると作品の説明文の下に “無料体験を利用できます” の表示があります。
その下には[ チャンネル登録して観る ]のボタンもあります。

このようなチャンネルは[ チャンネル登録して観る ]のボタンを押して申し込むと無料体験がはじまって作品を視聴できるようになります。
無料で利用できるように見えますがあくまで “無料体験” なのでチャンネル登録をすると無料体験期間の終了後から料金が発生します。
“加入する” の作品は無料体験期間が無いチャンネルに表示されるようです。
どちらも自分で解約の手続きをするまで月額料金が発生するものなので注意が必要です。
“第一話無料” の表示がある作品
ここでは “地獄先生ぬ~べ~” を例に説明していこうと思います。
“地獄先生ぬ~べ~” はサムネイルの下に “第一話無料” の表示があります。
作品詳細画面を開いてみると作品の説明文の下に “第一話無料” の表示があり、その下には再生マークと “エピソード1今すぐ無料で観る” の表示があります。
再生マーク “prime会員特典” の作品の表示と似たものです。

このようなチャンネルは第一話のみチャンネル登録なしで無料で出来るようになっています。
その為、二話目以降には “無料体験、レンタル” の表示があります。

一話目を無料で観て面白くて続きが観たい場合はチャンネル登録が必要になるという仕組みです。
チャンネル登録をすると月額料金が発生するので注意が必要です。
プライムで間違って有料作品を視聴しない様にする設定
うちの母は有料作品を観てしまっていないかかなり心配しているようです。
レンタルでも金額は微々たるものですが、自分がしっかり理解できていないものでいつの間にか料金が発生してしまうことを心配しているようです。
たしかにFire TV Stickのレビューでも両親がいつの間にか有料作品を利用していて万近い請求があったというものがありました。
何かいい方法は無いかといじっていると機能制限の中に良さそうな機能を見つけましたので、母が安心して利用できるように別途料金が発生する “レンタル”、”購入” などの操作が出来ないように設定することにしました。
やり方は非常に簡単で、”Fire TV” のホーム画面の設定の機能制限の中の “商品購入をPINで保護” を “オン” に設定するだけです。

機能制限の変更方法がわからない方は過去の記事をご確認ください。
“商品購入をPINで保護”をオンに設定をするとどうなる?
文面からすると商品を購入しようとするとPIN入力を求めるハズですが、きちんと機能してくれるか試してみました。
失敗しても小額で済むように月替わりセールの中から観たい作品をい探そうとしたら丁度 “ニューヨークの恋人” が100円レンタルになっていました。

作品詳細のページを開いて[ レンタルHD(高画質)¥100 ]のボタンを選択します。

するときちんとPINの入力画面が開いてくれました。

ここでPINを入力しないとレンタルできないので間違えて有料の作品を見てしまわないようにする保護としては十分だと思います。
ただ、この操作だけでツイッターで話題になっていた「アレクサへの返答でチャンネル登録された」などへも対策ができているかは確認できていません。
どんなタイミングでアレクサから問いかけられるかわからないので少し心配ですが、普通に利用する分にはかなり有効だと思います。
まとめ
プライムビデオは追加料金無しで視聴できる作品が沢山あります。
古い映画やアニメ、ドラマも多く母も楽しんでいるようですが、意図しないタイミングで料金が発生してしまわないかが心配で気になっていても観れない作品もあったようです。
今回説明してみてある程度判断できているようでしたし、PINで保護をしたことでかなり安心感が出たようです。
「無料で利用できると思っていたのに料金が発生してしまった」となると使うのをためらってしまう方もいるかもしれません。
これで完璧ではありませんが、保護の設定をすることで少し安心感が出ると思うので心配な方は設定してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの