“4K Max”ではなく普通の”FireTVStick”を購入した理由

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こないだの2022年のAmazonブラックフライデーで “Fire TV Stick” を購入しました。

購入前に “インターネット” や “Youtube” で情報を調べて、”4K MAX” と悩みつつも通常の “第3世代 Fire TV Stick” を選びました。

Youtubeでレビューしている人たちは “4K Max” を勧めていますが、必ずしもそうではないと思います。

この記事ではボクが “4K MAXのFire TV Stick” ではなく、普通の “FireTVStick” を購入した理由をまとめています。

この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点

この記事では70代の両親が使用する事を前提として “Fire TV Stick” を選んだときの理由をまとめています。

また、4K画質に対応していない古いテレビしか所有していないというのも理由に含まれます。

その為、若い方や4K対応のテレビを持っている人にはあまり関係がない情報が多く含まれています。

また、”4K Max” との区別の為に “Fire TV Stick” を “通常版” と呼んでいます。

以上の点をふまえた上で、それでも読んでいただけたらとってもうれしいです。

“Fire TV Stick” と”4K Max”の販売価格の差

セールをしていない通常時の “Fire TV Stick” の販売価格は2022年12月現在で

【第3世代 Fire TV Stick】が 4,980円

【第3世代 Fire TV Stick 4K Max】が 6,980円で、価格の差は 2,000円です。

Fire TV StickとFire TV Stick4K Maxの販売価格の差

過去のセールで【第3世代 Fire TV Stick】は 3,480円で販売された事もあり、2022年11月末のブラックフライデーでは更に割引がされて 2,480円で販売されました。

Fire TV Stickの販売価格の変動表

【第3世代 Fire TV Stick 4K Max】は 4,980円で販売された事もあり、ブラックフライデーでは更に大幅な割引がされて 3,480円で販売されました。

Fire TV Stick 4K Maxの販売価格の変動表

過去のセールでの価格差は1,500円、今回のブラックフライデーでは1,000円の価格差でした。

“4K Max”をオススメしている人たちの意見

Youtubeにあるレビュー動画や、ネット上の意見では “4K Max” を勧めている人が多い印象を受けました。

“4K Max” を勧めている人たちの意見で多かったのが以下のとおりです。

①処理能力の高く、読み込みも早い

電子機器に詳しくないのでボクの理解が間違っていたら申し訳ないんですが、操作に対してキビキビ動くかは “プロセッサ” と “GPU”、”メモリ” の性能が重要だそうです。

通常版の “Fire TV Stick” のプロセッサは “クアッドコア1,7GHz”、GPUは “GPU650MHz” メモリは “1GB” 

“Fire TV Stick 4K Max” のプロセッサは “クアッドコア1,8GHz”、GPUは “GPU750MHz” メモリは “2GB” です。

通常のFire TV StickとFire TV Stick 4K Maxの性能の差の表

特に “メモリ” は重要らしく、4K Maxは通常モデルにくらべて2倍のスペックを持っています。

レビュー動画でも “通常版” と “4K Max” で同じ動作をした時の比較動画をあげてくれている方がいましたが、4K Maxの動作は確かに早くてキビキビ動いているのがわかりました。

また、搭載しているWi-Fiにも差があり、通常版のFire TV Stickは “Wi-Fi 5″、Fire TV Stick 4K Maxは “Wi-Fi 6” です。

自宅に最新のWi-Fiルーターを設置している方は “4K Max” を購入することでデータの通信も高速になり、より快適にビデオを視聴できるそうです。

②4K画質の美しさ

フルHDと4Kの画質を比較するとやはり圧倒的に4Kが美しく、細部まではっきりと映し出される映像の迫力は素晴らしいそうです。

モデルに “4K” と入っている通り、通常のFire TV Stickでは味わえない4K画質を味わえる事を評価しているレビューが多かったです。

③1,000円の価格差で購入できる

やはり価格差が1,000円でスペックが高いモデルが買える事を評価している方が多かったです。

通常の販売価格で2,000円の差が、今回のブラックフライデーでは大幅な割引が適用されて1,000円の差まで縮みました。

「では通常の価格の2,000円差でも4Kを勧めるか?」という疑問が生まれましたが、その点については情報を見つける事が出来ませんでした。

あくまでセール時の話にはなりますが、”通常のFire TV Stick” より高いスペックの “4K Max” が1,000円追加するだけで買える事はとても評価されていました。

高評価レビューが自分の使い方にも当てはまるかの考察

4K Maxの高く評価されているポイントはどれもとても魅力的でした。

通常版よりも4K Maxをおすすめする意見が多いのにも納得できました。

そこで、想定している使い方や環境でそのメリットが生かす事が出来るのかを考えてみる事にしました。

“Fire TV Stick” を使用するのは70代の両親

ボクの母はここ数年 “大相撲” を観るのにハマっていて、巡業中は毎日テレビで観ています。

しかし、母の一押しの “炎鵬” の取り組みはテレビ中継に写るか写らないかギリギリの時間帯です。

最近ではテレビ中継に入らない事が多いらしく、テレビ中継が始まるまでは “ABEMA” で観ていました。

“ABEMA” は10インチタブレット(Fire HD 10)で観ているので、画面は小さく、やはり迫力には欠けてしまいます。

そこで、”Fire TV Stick” をリビングのテレビに設置して大画面で観れるようにする事にしました。

なので使用するのは主に70代の母親です。

70代の両親の機械を操作できるレベル

母は普段から “FireHD 10” を操作して “PrimeVideo” を観たり、”電子書籍”を読んだりは出来ています。

携帯をスマホに変えてから半年ぐらい経ち、だいぶ操作に慣れたようなので多分 “Fire TV Stick” の操作ぐらいなら問題は無さそうです。

逆に父は未だに “ガラケー” で、”タブレット” の類いもまったく触らないので難しい操作はできません。

普段、テレビを観たり、レコーダーに撮り貯めたものを観たりは出来ますが、もしかしたら “Fire TV Stick” の操作に慣れるまで時間が掛かるかもしれません。

主な使用目的は”PrimeVideo”と”ABEMA”の視聴

母は “大相撲” 視聴の為に “ABEMA” を使っていますが、大相撲が無い時期は”PrimeVideo”で古いドラマを観るのにもハマっているようです。

その為、”Fire TV Stick” を導入した場合にも主な使用目的は “PrimeVideo” と相撲の巡業中の “ABEMA” の視聴がほとんどです。

“FireTV Stick”を設置するテレビは約10年前の古い機種

10年以上前に購入した “SHARP” の “AQUOS” で使用する予定です。

もしかしたら母の自室のテレビに移すかもしれませんが、どちらも “フルHD” で “4K”には対応していません。

HDMIはどちらのテレビも搭載しているので問題ありませんが、4Kの “高画質視聴” は利用できない環境です。

“FireTV Stick” がデータを受信するWi-Fiの環境

もう5年近く使っているWi-Fiモデムなので新しい形式には対応していません。

また、光回線を契約しているのにネットの回線速度があまり早くないのでモデムに関係なく電波環境はあまり良くありません。

“FireTV Stick”を使用する環境から判断した結果

以上の事を考えると高評価 “4K Max” の能力を十分に発揮できる環境ではありませんでした。

“4K Max” が4K画質で映そうとしてくれても設置予定のテレビは “フルHD” でしか映せないし、FireTV Stick側のWi-Fiがいくら高速な規格に対応していてもデータを飛ばす側の回線速度が遅く、モデムが古い規格にしか対応していなければ能力をフルに使用する事はできません。

また、使用目的が “PrimeVideo”と”ABEMA”の視聴だけなので処理速度も気にならない可能性があります。

事前に調べた “通常版と比較した時の “FireTV Stick 4K Max” のおすすめポイント” はボクの両親にはあまり意味が無いものだということがわかりました。

70代の両親用に”通常版のFire TV Stick”を選んだ理由 

“テレビの性能”、”Wi-Fiの性能”、”使用目的” などから判断して両親には “4K Max” のスペックは必要なさそうだという結論に鳴りましたが、通常版の “FireTV Stick” を選んだ理由はこれだけではありません。

間違った解釈も含まれるかもしれませんが、ここで “通常版のFire TV Stickを選んだ理由” をまとめてみたいとおもいます。

操作に慣れていない両親には “速い動作” はデメリット

“4K Max” を勧めている人たちが高く評価している “動作の機敏さ” はとても魅力的です。

Youtubeのレビュー動画で “通常版” と “4K MAX” で同じ動作をさせた時の動作スピードの差を載せてくれている人がいましたが、確かに “4K MAX” の動作は機敏で、PrimeVideoで観たい動画を選ぶ時のスクロールも高速でした。

また、ビデオを選択して再生されるまでの時間も “4K Max” のほうが圧倒的に高速でした。

ひとつひとつの処理や読み込みの早さは機械を使う中でとても重要で、”4K Max” の機能の高さがとても良くわかりました。

しかし、普段からパソコンやスマホ、タブレットを利用しているボクたちにとって魅力的な “速い読み込み” や “素早いスクロール” も操作に慣れていない70代の両親には必ずしもそうとは限りません。

観たいビデオを選ぶ時のスクロールも早すぎると “進みすぎたり”、”見落としてしまったり” します。

これは母が “FireHD 10” を利用しているところやスマホを操作しているところを見ていて実感していることです。

高齢者の方でもデジタル機器に慣れている場合は全く問題なく “高速な動作” を望むかもしれませんが、うちの両親には “高速な動作” はむしろ使い辛いもののようでした。

また、ビデオを選択してから再生されるまでの読み込みの差は確かに違いはありましたが、比較しない限りは全く気にならないものだとおもいました。

“4K Max” と “通常版” を両方所有していない限りは比べる機会も無く、”通常のFire TV Stick” が極端に遅い訳でもないので、データの読み込みスピードに関してもあまり問題はないようにおもいました。

今後テレビの買替えて4Kに対応するかもしれなくても…

もしかしたら、今後実家のテレビが壊れて買い替える可能性もゼロではありません。

今販売されているテレビは4K対応のモデルが多いので、買い替えるとしたら4K対応のものを購入すると思います。

それでもその時を見据えて “4K MAX” を買おうと思わないのは、Amazonの商品のモデルチェンジの期間の早さです。

「将来4Kにする可能性が高いから、4Kに対応している “4K Max” にしておいた方がいいかな」という考えも一瞬浮かびましたが、多分その頃には第4世代や第5世代などの新しい “Fire TV Stick” が売り出されているか、もしくはもっと進化した別の商品が売り出されていると思います。

“Fire TV Stick” が何万円もする高価な商品で、頻繁に買い替えられるようなものでなかったら将来を見据えてオーバースペックのモデルを選ぶと思いますが、ありがたい事に”Fire TV Stick” はセールを狙えば5,000円程度で購入できます。

例え来年テレビが壊れたとしても、4Kの新しいテレビを買って “通常版” では物足りなくなってから “4K Max” を買えばいいだけなので、将来を見据えて「ハイスペックなモデルを」という考えは消えました。

たかが”1,000円”、されど”1,000円”の価格差

「販売価格の差がたった1,000円なんだからハイスペックの方が!」という意見を目にしましたが、必ずしもそうとは言えないと思います。

確かに数万円する機械でスペックの差があるのに価格差が1,000円しか無かったのならハイスペックのものを選んだ方が満足度が高いかもしれません

しかし、ありがたいことに “Fire TV Stick” の販売価格は非常にお手頃です。

ボクが今回購入した時は “4K MAX” が3,480円、”通常版” が2,480円です。

この販売価格を見ると差額の1,000円は “たった” という金額ではないと感じました。

「たった1,000円だからひとつ上のモデルを」ではなく、今必要なスペックのものを購入して、浮いた1,000円は別の商品の購入や将来4K対応のテレビを購入した時に “4K Max” を購入する時の予算にまわした方がいいと考えて “通常のFire TV Stick” を購入することにしました。

まとめ

“Fire TV Stick” の購入を考えた時にまず「4Kのスペックはいらないんじゃないかな…」という考えが浮かんだので直感的にははじめから通常の “Fire TV Stick” で十分と思っていたんだと思います。

そこからスタートして、両親が使うという事、設置予定の環境などを書き出してみたら結局 “4K Max” の能力を全く発揮できない環境だという事がわかりました。

もちろん、さまざまな意見をみて “4K Max” はとても魅力的だし、環境さえ整っていれば4K Maxを買ってあげていたと思います。

しかし、両親の使用目的が “高い負荷” がかるようなものではなく、今母が使用している “FireHD 10” の動作スピードでも充分満足しているようなので、やはり通常の

“Fire TV Stick” を購入したことは間違ってはいなかったと思います。

ネット上のレビューでは “4K Max” が評価されていますが、「4K対応のテレビでなくても4Kの方が!」などあまり納得できない意見も多くあります。

結局は購入後に “使用する環境” や “使用する目的” に合ったスペックのものを買えば必要十分だとおもいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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