確定申告書を手書きで記入するときの記入ミスの直し方

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毎年提出期限ギリギリまで先延ばしにしてしまう確定申告書の提出を今年は早めに済ませる事ができました。

ただ、今年もスムーズに事は進まず、”プリンターの故障”、”金額の記入ミス” でドタバタとしてしまいました。

中でも “記入ミス” ははじめての体験で、自分では判断がつかず途中で作業を中断して税務署に行かなくてはいけなくなりました。

この記事では、申告書の記入ミスで税務署に行った際に税務署の職員さんに教えて貰った修正方法について備忘録としてまとめています。

確定申告書・決算書の記入ミスを直すときの注意点

①修正液・修正テープの使用は避ける

記入ミスをしてしまった時に真っ先に思いついたのが “修正テープ” でした。

しかし、書類は機械で読み込むと昔聞いた事があったので “修正テープ” を使用して大丈夫なのか不安がありました。

心配性で、あとから再提出を求められても嫌なので税務署に行って新しい用紙を貰って一から書き直す事にしました。

結果としてこの判断は正解でした。

用紙を貰いにいった時に税務署の職員さんに質問してみたところ、やはり「修正液・修正テープの使用は避けてください」との事でした。

やはり機械で読み取る際に不具合があるらしく、記入ミスの修正方法としてはNGのようです。

②昔の用紙(確定申告書・決算書)を使用しない

手元に一昨年の確定申告前に税務署から送られてきて使用しなかった “記入用紙” を取っておいてありました。

当時はプリンターで印刷してしていたので使わなかった用紙です。

今回記入ミスをしてしまった時にこの用紙を使っていいのかも悩みました。

見比べてみましたが、見た目はほぼ違いがありません。

ただ、用紙の右上に書かれている型番の様な “アルファベットと番号” と “提出用” の文字の下に書かれている”(令和○○年以降用)” の表記が違います。

用紙の右上の型番のよ様な数字が違う
(令和〇〇年分以降用)の表記が違う

この違いだけの様ですが、やはり「古いものと新しいもので若干の違いがあるかも」とおもい使用するのを止めました。

結果、この判断も正解でした。

税務署の職員さんに質問してみたところ、やはり用紙の形式(レイアウト)が細かく変わる事があって、一番最新のものを使わないと不具合が出る事があるらしく、「古い用紙は使用しないでください」といわれました。

予備として使用しなかった用紙を取っておいていましたが、廃棄することになりました。

税務署職員さんに教えて貰った記入ミスの直し方

修正液・修正テープの使用はダメだとわかりました。

では記入ミスをしてしまった場合は一から書き直す敷かないのか?と思ってしまいますが、修正方法も教えて貰いました。

①二重線で消してすぐ上に正しい数字を記入する

例えば金額の桁を一桁間違えて書きはじめてしまったり、数字を読み間違えて間違った金額を記入してしまう事もあると思います。

その場合は、間違って記入した数字を二重線で消して、すぐ上に正しい数字を記入して修正するのが良いそうです。

その際に、どこの数字を書き直したか矢印を引いておくと良いそうです。

“二重線” で修正をしてあれば “確定申告書” や “決算書” を機械で読み込んだ時に上手く読み込めず、職員さんが確認して手入力で修正するそうです。

なので “矢印” でどこの数字かをわかりやすくしているとスムーズに作業が進むそうです。

職員さんの説明を再現するとこんな感じになります。

間違えて記入した数字を二重線で消してその上に正しい数字を記入すればいいそうです

②確実なのは新しい用紙を用意して記入し直す

説明を聞いていて、やはり一番確実なのは新しい用紙を用意して書き直す方法だと感じました。

二重線で修正した場合でも正しい数字を記入するスペースが無くてわかりづらかったり、小さくしか書けなくて読めなかったら多分税務署から確認の連絡が来るんだと思います。

自分で直接提出にいった場合にはその場で指摘されるかもしれません。

結果として手間がかかる可能性を考えると、はじめから書き直してしまう方が確実ではないかと感じました。

確定申告書・決算書の記入用紙を手に入れる方法

税務署のホームページからダウンロードして印刷する

一番手軽で、手間がかからないのが税務署のホームページからのダウンロード&印刷です。

しかし、この方法は “パソコン・プリンター” を持っていて “インターネット環境” がある人でなくては入手が難しいです。

ぼくはプリンターが故障してしまっているのでこの方法はとれませんでした。

もしかしたら用紙をダウンロードして、ダウンロードデータをコンビニでプリントする事も出来たかもしれません。

パソコン関係に詳しい方はこの方法が手軽でいいと思います。

税務署や確定申告作成会場に行ってもらう

書き直す為の新しい “確定申告書”、”決算書” は税務署で貰う事が出来ます。

税務署以外にも “確定申告” 時期にだけ設置される確定申告作成会場でも貰う事が出来ます。

ぼくが貰いにいったときは用紙がかなり少なくなっていて「お一人さま1枚」の注意文が貼られていました。

「まだまだ手書きで提出している方も多いんだな」と感じたと同時に、記入ミスの予備として2枚ほど貰うつもりだったので少し困ってしまいました。

貰える枚数に限りがありますが、インターネット環境が無い方やぼくのようにプリンターが故障してしまっている方は手間と時間は掛かってしまいますが、直接

貰いにいくという方法が確実だと思います。

まとめ

確定申告の時期になると毎年違ったトラブルが出てきます。

それが今年は “記入ミス” でした。

なぜか申告時期になると調子が悪くなるパソコンとプリンターのせいで一昨年、去年もパソコンで作成したものを手書きで書き写して提出しましたが、記入ミスははじめてでした。

自分で判断するよりも専門の方(税務署職員)に聞いた方が確実だと思い、税務署に行った際に質問しましたが、やはり聞いてから作業を再開して正解でした。

それと同時に二重線での修正が許される事にも少し驚きました。

来年はプリンターの調子がいい事を願っていますが、もしまた手書きで提出しなければいけないときの為に今回の事をしっかり覚えておこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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