【レビュー】ELECOM極細アンテナケーブル10m DH-ATLS100BK

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2014年に引っ越したマンションの築年数が古く、TVアンテナが無い部屋がありました。

そこで、隣の部屋からTVアンテナをひいて来れる様に “ELECOM” の極細アンテナケーブル10m “DH-ATLS100BK” を購入しました。

すごく便利な商品で、購入から8年経った今でも我が家で大活躍してくれています。

この記事では”ELECOM” の極細アンテナケーブル10m “DH-ATLS100BK”のレビューをまとめています。

“ELECOM” の “DH-ATLS100BK” を購入した理由

古いマンションなのでリビングの隣の部屋にTVアンテナが設置されておらずTVが置けませんでした。

当時はタブレットでサブスクを楽しんだりといった選択肢も無かったのでどうしてもTVは置きたくて、アンテナの無い部屋でなんとかテレビを見る方法は無いかと調べていました。

調べていると “室内アンテナ” や、室外に取り付ける “小型アンテナ” などが見つかりましたが室内アンテナは実際に購入して設置してみないと感度はわかりません。

室外アンテナは感度の心配は低そうですが費用が掛かります。

仕方がないので隣のリビングのアンテナを分岐して引っ張ってこようと思いましたが、冷房や暖房を考えると扉が閉められなくなるのはちょっと問題です。

超薄型のアンテナケーブルも売っていたのですが、ドアを閉まられるような超薄型のフィルムタイプなどはなかなかのお値段。

そんな時見つけたのが “ELECOM” の極細アンテナケーブル L-S型 10m “DH-ATLS100BK” でした。

DH-ATLS100BKの購入履歴

この商品はケーブルタイプにしてはかなり細い方で、アンテナ線の太さはたったの “4mm” 。

我が家の部屋の扉は完全に閉めても床と扉の間が7~8mm近くあるので、アンテナを這わせたままドアの開け閉めが出来そうです。

今はかなり値上げしてしまったようですが当時は他の商品に比べてかなりリーズナブルだったので購入してみました。

ELECOM 極細アンテナケーブルDH-ATLS100BKの特徴

この商品は部屋の壁にあるTVアンテナの出力端子とテレビやデッキの入力端子を接続するケーブルです。

一般的なアンテナケーブルと比べてケーブルが “細く” 、 “柔らかい” ので狭いところにも通すことが出来て、配線がしやすいのが特徴です。

ボクが購入したのは “10m” のタイプですが、他にも “1m” 、”2m” 、”3m” 、”5m” 、”7m” の商品があって、長さによって型番のDH-ATLS◯◯の、◯◯内の数字が変わります。

2mタイプならDH-ATLS20となり、カラーがブラックなのでその後ろはBKになります。

ケーブルの太さは長さによって若干の違いがあって、1m~5mのケーブルは “直径 3.5mm” 、7m・10mのケーブルは “直径 4mm” という細さです。

ケーブルの両端の接続部分の形状は、折れ曲がった “L型” 、ストレートの “S型” があって、用途によって選ぶことが出来ます。

両側がL型のモノはありませんが、片側が “L型” で反対側が “S型” の”ATLS” と両方とも “S型” の”ATSS” が現在でも売られています。

[ DH-ATLS100BK ]

DH-ATLS100BKの販売ページ

[ DH-ATSS100BK ]

DH-ATSS100BKの販売ページ

接続したい場所のスペースに合わせて端子の形状を選ぶことができるので配線の自由度が高くなります。

極細アンテナケーブルを配線してみての感想

配線したい場所に “ビニールひも” を這わせて長さを確かめてみたところ、”7m” のケーブルでも大丈夫そうだったのですが、将来的にテレビの設置位置を変える可能性も考えて “10m” のケーブルを購入しました。

いざ配線してみると、予定していたよりもあまり余裕が無く、結果10mにして正解でした。

先端の端子の形状は片側がL型で、もう片方がS型のモノを選択しました。

リビングにアンテナ分配器を設置して、そこから隣の部屋にケーブルを引く計画ですが、テレビボードの後ろに分配器を隠すのであまりスペースがありません。

狭いスペースで分配器と接続するのに “L型” の端子が大変重宝しました。

そして反対側をストレートタイプで選んだ理由はテレビです。

隣の部屋のテレビの裏はアンテナ端子の周りにあまりスペースが無く “L型” では干渉してしまう可能性がありました。

こちらも大正解で、”S型” にしたことでなんの干渉も受ける事無くスムーズに接続する事が出来ました。

コード自体がやわらかく、取り回しもとっても簡単なので、無理なチカラを加える事無く壁際にピッタリ沿わせることができてすっきりと配線できました。

途中にリビングの引き戸と隣室の扉がありましたが、コードがとても細いのできちんと開閉できる状態でコードを配線することが出来ました。

細いので断線にはすごく注意して配線しましたが、4mmという細さは想像以上で、ちょっとした隙間を簡単に沿わせることができるので配線場所の自由度はかなり高いと感じました。

DH-ATLS100BKを使用して感じた “良かった点”

① 接続部の端子の形状に選択肢がある

設置場所に合わせて接続端子を片側づつ選べるのが便利です。

我が家のテレビでは “L型” の端子は干渉してしまいますが、逆に分配器側は “L型” でないと納まりが悪いという状況でした。

左右で違う形状の端子も選べるのが非常に便利で良かったです。

② ケーブルの細さと柔軟性

細くて柔らかいので取り回しが良く、配線場所の自由度がとても高い商品でした。

DH-ATLS100BKのコードの柔らかさ

開き戸の下を這わせても、ドアの開閉でケーブルが擦れないのでケーブルのせいでドアが閉められなくなるといったことも無く非常に便利です。

③ 高い耐久性

細くて柔らかいコードですが耐久性もあるようです。

我が家では壁沿いに這わせているので掃除機をかける時などに結構衝撃を与えてしまっていますが8年以上問題なく使えています。

Amazonのレビューでは床に配線して踏んでしまっているけど大丈夫という意見もあるので耐久性は高いようです。

DH-ATLS100BKを使用して感じた “気になった点”

① 端子の接合部が少し緩い

これは個体差かもしれませんがアンテナ端子と接続する部分が緩く感じます。

すぐに抜けてしまうという訳ではありませんが、”グッ” と差し込むと言うより、”スポン”っとハメるような緩さなので配線時に一度抜けてしまいました。

固定で使う場所には問題ありませんが、たまに移動するような使い方のテレビへの接続には向かないとおもいます。

② カラーが黒のみ

白い壁に沿って配線しているので黒はなかなか目立ちます。

細いので目障りというほどではありませんが、場所によっては白いカラーの方がより目立たなくなるので、黒だけでなく白も選べるとさらに良いとおもいました。

Amazonレビューで気になった注意点

アマゾンでは電波の劣化を理由とした低評価が多く確認できました。

線が細いことで信号の “減衰” が起きているという意見があり、特にBSが酷いらしく受信レベルが低くなり移らなくなってしまったという意見もありました。

我が家は一番長い10mのタイプを使用していますが地上波に限っては映像の乱れや画面が途切れるといった不具合は起きていません。

BSは契約していないので確認できませんが、レビューを見る限りBSを契約している方は購入前にAmazonレビューの確認をおすすめします。

“ELECOM” 極細アンテナの配線におすすめのグッズ

開き戸は扉の下の隙間を通すことで問題なく配線できましたが引き戸は少し工夫が必要です。

そこで便利なのがすきま風対策などに使用する “モール” です。

ホームセンターなどでスポンジタイプや起毛タイプなどいろいろ売られていますがボクは近所のダイソーで購入しました。

リビングと廊下を仕切るの引き戸をまたぐとどうしてもコード分だけ隙間が出来てしまいます。

また、開け閉めする際に戸がアンテナケーブルに当たり衝撃が加わって断線してしまう危険も防いでくれます。

毛足が長めなのでこのモールを取り付けたことで引き戸を完全に閉めてもコードを挟んでしまう危険がなくなりました。

DH-ATLS100BKの配線時に使用したモール

粘着テープになっていて貼付けて使用するので賃貸の場合は注意が必要ですが、コードの保護とすきま風防止におすすめです。

まとめ

引っ越したマンションでまさかアンテナが無い部屋があるとはおもっていなかったので焦りましたが “ELECOM 極細 アンテナケーブル10m DH-ATLS100BK” を使用することで改善できました。

線が細くて柔らかいのでリビングから廊下をまたいで隣の部屋へアンテナケーブルを引く作業も簡単で、見た目もすっきりと配線することが出来ました。

我が家の様に古い物件などではテレビのアンテナが来てない部屋なども多いそうです。

部屋をまたいでの配線には通常の太いものではなく、今回購入したような “極細” のアンテナケーブルをおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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