視力が弱い方は視力検査に対して気が重くなってしまう方も多いのではないでしょうか。
ボクは小さな頃から視力が悪く、視力検査に毎回引っかかっていたので小学生の頃の身体測定での視力検査の前は憂鬱でしかたがありませんでした。
それから成長しても免許取得時、健康診断、免許の更新など視力検査が必要になる度に気が重くなってしまいます。
特に運転免許証の更新に関しては “検査に引っかかる=免許証を更新できない” という不安があるので特に憂鬱でした。
しかし、”友達から教えて貰った話”、”眼科の看護婦さんから教えて貰ったコツ”、”前回の更新でボク自身が体験したこと” で苦手意識はかなり軽くなりました。
この記事では、近々免許証の更新が必要なのに視力検査がパスできるか不安がっていた母に話した内容をまとめてみる事にしました。
“運転免許証” の更新時の視力検査に苦手意識を持っている方の不安が少しでも軽くなったらうれしいです。
この記事を読んでくれる人へのお知らせ・注意点
この記事で紹介しているのは “視力が良くなる方法” などではなく、視力検査に対しての不安が和らぐ可能性がある体験談や検査を受ける時のコツです。
体験談はボクの地元の免許センターや警察署での話なので、他の地域によっては参考にならないかもしれません。
また、看護婦さんから教えて貰ったコツはあくまで “運転免許証の更新に支障がない視力がある人” に向けたものなので、視力が基準に達していない方には当てはまりません。
悪用し、免許証を更新した場合は重大な事故に繋がる危険性があるので絶対におやめください。
以上の点をご了承いただき、それでもまだ読んでいただけるようでしたらうれしいです。
免許証の更新時の視力検査を不安に思う人は意外と多い?
運転免許証の更新前に眼科に行って検査をクリアできるか確認したり、クリアできる度数のコンタクトレンズの処方箋を出してもらってから挑んでいるのに、毎回視力検査は不安でドキドキしてしまいます。
検査をクリアできなかったら免許証の更新が出来ない→車が運転できなくなるという恐怖からくるものだとは思いますが、考えてみたら子どもの頃から身体測定での視力検査に毎回引っかかり、眼科に行くようにプリントを貰って帰っていたので “失敗体験” の蓄積で根深い “苦手意識” になってしまっているのかもしれません。
どうやらボクの母も同じ様な体験をしてきたらしく、”運転免許証の更新のお知らせ” のハガキが届いてから気が重いらしく、”イヤな事は早く済ませてしまおう” とばかりにすぐに眼科を予約して、更新に行く予定を立てていました。
しかし、世間話で免許の更新の話題になったとき “視力検査” が心配という人が意外と多い事に気がつきました。
もちろん、視力に自信がある人には縁が無い不安ですが、眼科の待ち合いでちょこっと話したおばちゃんも、受付の看護士さんも、コンタクトを買いにいった時の眼鏡屋さんの店員さんも、意外にもたくさんの人が視力検査は心配で苦手と言っていました。
“仲間がいて安心” という訳ではありませんが、視力検査を不安に思う人は意外にも多いと知れた事で、ちょっとだけ気持ちが楽になりました。
友達に聞いた運転免許の更新時の視力検査の体験談
これはボク同様に視力に自信が無くて、免許証の更新時の視力検査に不安を感じていた友達から教えて貰った体験談です。
ここでは友達の名前は “R” として進めていきます。
“R” は視力に不安があったので、自分の視力が問題ないか確認する為に運転免許証の更新に行く一週間前に眼科を受診しました。
結果は、基準には達しているけれど “すごく余裕がある訳ではない” といった状況だったそうで、先生から「なるべくコンディションがいい日に行ってくださいね」と言われたそうです。
一応問題ない事はわかりましたが、”楽々クリア” といった状況でもないのですこし不安を持ちながら後日、運転免許センターに向かいました。
視力検査の順番待ちをしているときも目薬をさしたりして少しでもコンディションが良くなるように工夫していたそうです。
“R” の順番になって検査を始めると見えにくいものがいくつかあり、何回か「わかりません」と言うと係の方から「ちょっと見えにくそうですね」と言われたそうです。
“R” は「ヤバい…落ちた」と思ったそうです。
しかし、係員さんは続けて「暖かい飲み物でも飲んでリラックスして、10分ほどしたらまた検査に来てください」と言ってくれたそうです。
“R” は2度目のチャンスがあるとは思わなかったのですごくビックリしたと同時に、すごく気が楽になったそうです。
言われたとおりロビーで少し休憩して、2度目の挑戦では何とかクリア。
無事に免許証を更新する事ができました。
耳より情報①:ダメでも再検査してもらえる事もある
この話を聞いた時に一番ビックリしたのは “再検査してもらえた” というところでした。
誰に言われた訳でもなく、勝手な想像で「基準に達していない=即免許更新却下」だと思っていたので、係員さんから「リラックスしてからまた検査に来てください」という言葉をかけられたという “R” の体験は意外すぎました。
検査の不安の一番の原因は “クリアできないと免許が更新できない” という部分だと思います。
“自動車の運転” という視力がとても重要なものの免許証を “更新して問題が無いか” の確認の “視力検査” というと “検査” も “係の人” も厳しくて、一回きりの挑戦だと思ってしまっていましたが、意外にも優しい言葉とチャンスを貰えるとしれた事で不安感はかなり減るのではないでしょうか。
耳より情報②:血流や酸素量で視力はかなり変わる
“R” が受診した眼科の先生から「なるべくコンディションがいい日に行ってくださいね」と言われましたが、具体的には
・肩や首がこったり、痛めている時は視力も下がっている可能性があるので調子がいい時に行くと良い
・緊張していると見えにくくなる事があるからなるべくリラックスして、深呼吸も大事
と言われたそうです。
視力は体内の酸素の量とも深く関係しているそうで、緊張して体がこわばっている時は “呼吸が浅くなっていて酸素の濃度が低くなる→視力が若干低下” していたり、首や肩が凝っていると “脳への血流が悪くなって結果酸素の供給も悪くなる→視力が若干低下” したりするそうです。
なので、視力に自信が無い人こそリラックスして検査に挑むのがいい結果に繋がるようです。
不安がある人に “リラックスして!” と言うのも無理な話ですが、耳より情報①の様に再検査してもらえる場合もあるようです。
・更新に行く少し前から運動を取り入れて体のコリをなるべくとる
・深呼吸をして新鮮な酸素を取り込む&リラックスをする
を意識して受けてみるのをオススメします。
絶対に大丈夫になる “裏技” ではありませんが、やらないよりはいい結果に繋がると思います。
自分の免許証の更新の視力検査での遭遇した人の話
これも “R” の体験と近いものがありますが、ボク自身が免許証の更新に言った時に視力検査のところで遭遇したおばさんはかなり苦労しているようでした。
視力検査を受けている途中で隣のレーンから聞こえてくる「深呼吸しましょう」や「大丈夫です、リラックスして!」という言葉に「なにごとだ?」と気になっていました。
検査を終えて見てみると、隣のレーンで視力検査を受けているおばさんを係員さんが一生懸命リラックスさせていました。
何とかクリアしたようで、検査後におばさんが「2回目でようやくクリアできたのよ」と照れ笑いしながら話しかけてくれました。
どうやらボクが検査を受ける少し前に1回目の検査を受けてクリアできず、”R” 同様に「しばらく経ってからもう一度検査してみましょう」と言われて2回目の挑戦でボクの隣のレーンだったようです。
おばさんは「眼鏡作り直してきたんだけどねー」と言っていたので、やはり緊張や不安で見えにくかったりしたのかもしれません。
耳より情報③:検査官の人は意外と優しい
免許センターや警察署など場所によって大きな違いはあるとは思いますが、想像していたよりも優しい検査官の方が多い印象を受けました。
“R” 同様に一度の検査でクリアできなくても “再検査” してもらえただけでなく、何とか基準をクリアできるように一生懸命おばさんをリラックスさせようとしていた場面をみると印象は “がらっ” と変わりました。
ボクはコンタクトを強い度数に変えたばかりでスムーズにクリアできたので検査官の人との会話は必要最低限だけでしたが、おばさんと係の方のやり取りをみることで緊張感はかなり和らぎました。
もちろん、係の方も人間ですので検査を受ける側が失礼な態度を取っていたり、悪い印象を与える様な言動を発していたら態度も違うかもしれません。
真面目な態度ときちんとした受け答えをしていれば優しく対応してくれる方が多いのかもしれません。
眼科の看護婦さんに教えて貰った視力検査の”コツ”
この情報は免許証の更新に行く前に受診した眼科の看護婦さんに教えて貰った “コツ” です。
ボクが視力検査を受けている時に見えにくいものは「わかりません」と答えていました。
すると検査をしてくれていた看護婦さんが「見えにくいときに “わかりません” と言うと “その視力は見えていない” って判断されてしまうから、”右っぽいな” って感じの見え方の時は “右”、ちょっと下がかけてる様に見えるなと思ったら “下” って何かしら答えないともったいないですよ」と言われました。
これは全く想像していなかった事だったのでビックリしましたが、すごく納得できました。
もちろん、全く見えていないものを “感” で答えてはいけませんが、少しでも見えている場合は「わかりません」というより間違えかもしれなくても自分に見えている答えを答えれば、結果間違っていたとしても見間違いと判断される事が多いようです。
“見えない” という判断をされるよりも “見間違いかもしれない” という判断をされる方がその場で検査が修了するか、同じ度数の別の問題を試してもらえるかの違いが出たりするそうです。
これも検査をしてくれる人や場所によって大きな違いがあるかもしれません。
しかし、少しでも見えている場合には一応答えてみる事で基準をクリアできる可能性は高くなるようです。
検査を楽々クリアできる度数の眼鏡やコンタクトを作ってから検査するのが一番ですが、様々な要因で改善が難しい方や、その日のコンディションで少し見えにくい時などには有効なコツだと思います。
まとめ
免許証の更新の視力検査は緊張してしまっていつもより見えにくいという方も多いのではないでしょうか。
免許証という重要なモノの更新の検査という事で緊張していたり、普段とは違う環境での検査というのも大きく関係しているかもしれません。
しかし、ボクが遭遇した場面や友達が体験した場面では、検査の係の方もこちらをドンドンふるい落とそうとしている訳でなく、むしろ基準がクリアできるように手を差し伸べてくれていました。
視力は体の状態にもかなり影響を受けるようです。
重要な検査ですが、必要以上に緊張して体がこわばると良い結果が出ない可能性があります。
意識的にリラックスするのは難しいですが、深呼吸をして、多少でも見えている場合ははっきりと答えることで無事クリアできる可能性が高くなると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの