[災害]台風災害を経験してわかった自宅の備え”不足” 

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2022年9月の台風15号で人生で初めて災害での被害を受けました。

それまで地震や台風は何度も経験しましたが、モノが倒れたり、ごく短時間の停電しか経験していなかったので、防災グッズはネットの情報や防災関係の本を読んで、他所から仕入れた情報で準備していました。

しかし、実際に停電や断水、道路の寸断や災害ゴミの片付けなどを経験して、自宅に備えていたものでは役に立たない場面や、モノが無くて困る場面を多く体験しました。

この記事では、台風15号を経験してわかった “無くて困った道具” “購入を検討している防災グッズ” に関してまとめています。

停電時にわかった “必要な道具” と “防災グッズ”

我が家は夜中からの停電だったので気がついたのは朝の6時でした。

中部電力の作業員さんが迅速な対応をしてくれたおかげで当日の14時には回復して、半日ほどの停電で済みました。

災害時にしては短時間でしたが電器の無いことで困った場面が沢山ありました。

複数同時に利用できる “大容量のモバイルバッテリー”

スマホの充電用に “モバイルバッテリー” は持っていましたが、半日程度の停電でも容量切れになってしまいました。

スマホの充電しか想定していなかったので、スマホが1回フルに充電できる容量があればとりあえずは大丈夫だとおもっていました。

しかし、”モバイルバッテリー” を使いたいタイミングはスマホの充電以外にもあり、予想以上に使用した為、すぐに容量を使い果たしてしまい “容量不足” を実感しました。

充電以外にモバイルバッテリーが必要だった状況は “扇風機” です。 

9月だったことと台風通過後の状況が合わさって気温が高く、停電している為扇風機が使えなくて大変でした。

パソコン使用時に利用している “USB給電” で動く小型 “扇風機” があったんですが、モバイルバッテリーの容量が小さく、USBの刺し口も “1口” しかなかったので “スマホの充電” で手一杯でした。

スマホの充電が完了した後は残量もほとんどなく、ごく短時間しか使用することが出来ませんでした。

容量が大きく、複数のUSBの刺し口がある “モバイルバッテリー” があれば問題なかったので、今後の災害の備えとして購入を検討しています。

断水時にわかった “必要な道具” と “防災グッズ”

断水は朝気がついたのでいつから断水していたかわかりませんが、停電同様に半日程度で回復しました。

水が出なくなることも想定していたのでポリタンクも用意してありましたが、実際に使用してみると “不便な点” がわかりました。

この経験で断水時への備えを見直すことにしました。

水汲み用のポリタンクは “ハードタイプ” が必須

普段の置き場の問題もあり、折り畳み式の “ソフトタイプ” のポリタンクを防災グッズとして準備していました。

水さえ運べれば問題ないとおもっていましたが、実際に使用してみるとソフトタイプのポーリタンクの不便さがわかりました。

その一番の理由は、柔らかいことでの “運びにくさ” です。

準備してあったポリタンクは “20L” で水を満タンにしたとき重さは約20kgです。

ハードタイプのポリタンクなら20kgほどの重さは全く問題ありませんが、ソフトタイプは力が入れにくく、歩く度に入れ物がグニャグニャと変形して実際の重さよりもずっと重く感じました。

折りたたみ式は省スペースで備蓄できるのでいいのですが、水の運搬時には “ハードタイプ” の方が少ない労力で運ベることがわかりました。

ポリタンク運搬用の”簡易キャリア”か”台車”

近所に井戸水が出るお宅があって、普段から近所の人用に解放してくれていました。

断水時にも生活用水用に水をわけてもらうことが出来ました。

距離にして片道300mぐらいの距離ですが、20kgの重さのポリタンクを持って歩くのは想像以上に大変で、台車や簡易キャリアーが欲しくなりました。

ポリタンクにキャスターがついている商品もよく売られていますが、ポリタンク以外の運搬にも使用したいのと、ゴムキャスターの方がいいので折りたたみ式の簡易キャリアーの購入を検討しています。

災害ゴミの片付け作業の時に “必要だった道具” 

友人の家と親戚の家は浸水被害にも遭ってしまい、片付けを手伝いにいった時にも準備不足を感じました。

今回の台風災害ではたまたま自宅は浸水を間逃れましたが、今後に被災した際に自宅の片付けをする時に備えて道具を準備しておく必要性を感じました。

泥水を効率的に掬うのに便利な “ちりとり”

泥水を掬うのに一番役に立ったのが “ちりとり” でした。

特に “100円均一” でも売っているような持ち手と一体化した小さな “ちりとり” が大活躍しました。

初めは屈まなくても立ったまま使える柄の長い “ちりとり” を使用していましたが、床から掬った泥水をバケツに移す際に腕を大きく動かす必要があって非常に不便で、腕がすぐに疲れてしまいました。

簡易的な “ちりとり” は屈まなくて使用できませんが、バケツに移すときの腕の負担は段違いに軽く、使いやすさも段違いでした。

最近は掃除機ばかりを使用していて “ちりとり” は持っていませんが、商品自体も非常に安価で100円均一でも購入できますし、保管して置くにも場所をほとんど取らないので購入することにしました。

“ホコリ” や “汚れ” から身を守る為の “高性能マスク”

“土ぼこり” は想像していましたが、浸水後の泥が乾いた “土ぼこり” は非常に粒が細かいらしく、普通の不織布の使い捨てマスクではマスクの内側も汚れるほどでした。

マスクを二枚重ねにして使用しましたが、息苦しさもあり、塗装や研磨する時に使用する高性能のマスクの準備が欲しくなりました。

マスクはホコリだけでなく、跳ねた泥が口に入るのも防いでくれます。

掃除をしている間はほぼ外すこと無く、長時間装着しているものなので、耳が痛くならない、後頭部に掛けるタイプなども考慮して準備をしておくつもりです。

軍手、ゴム手袋ではなく ”ゴム付きの軍手”

軍手ではすぐに水を吸ってしまって作業性が悪く、かといってゴム手袋は荷物を運びにくくすぐに裂けてしまいました。

ホームセンターや職人用の道具を売っている “ワークマン” などでは両方をあわせたような手のひらの部分をゴムでコーティングした商品が売られています。

濡れているものを運ぶ時も滑りにくく、尖ったものを運ぶ時にもしっかりとガードしてくれるので非常に便利でした。

いままでは “軍手” を防災用品として準備していましたが、実際に使用すると不便な点が見えてきたので今後は “ゴム付きの軍手” を備蓄しておくことにしました。

まとめ

本やネットの情報を参考にしっかり備えていたつもりでしたが実際に体験したことで準備不足を痛感しました。

特にポリタンクは想像もしていなかったデメリットだったので早急に買い替えを検討しています。

また、災害にあったときの備えはもちろん、その後の復旧時に必要な道具も予想外のものばかりでした。

片付けの準備はしていなかったので、今回の経験を参考に片付けに必要なモノも準備していくつもりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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