みなさんには “マンション投資” の迷惑営業電話がかかってくる事はありますか?
私のもとには今でも月に1回ほど、一番酷かった時期では毎週2~3回は掛かってきていました。
ではそんな【迷惑電話】の原因となる私の “個人情報” はどこから漏れたのか?
私の場合は家電量販店の店前で行われている “光回線のアンケート” である可能性が高いようです。
この記事では、私の個人情報が名簿業者に流された原因や、それがわかった理由などをまとめてみたいとおもいます。
また、全く参考にならないとおもいますが、マンション投資の営業電話が掛かってこなくなった “私なりの方法” もまとめてみたいとおもいます。
この記事を「読んでみよう」と思ってくれたみなさんへ
この記事では “私個人の体験” と “考え” をまとめています。
そのため私の個人情報の流出元になったと思われる “お店の前で行っているアンケート” に対して否定的な内容を書いています。
しかし、すべての業者が悪いと言っている訳ではありません。
あくまで私の考えなので、誤解なきようにお願いします。
【迷惑】マンション投資の営業電話が週末の気分をぶち壊す
私の携帯には “マンション投資” の営業電話がかかってきます。
それも決まって毎週末、土曜の夕方と日曜のお昼から夕方の間です。
一番楽しいはずの時間帯に「マンション投資のご案内を~」という電話がかかってくると楽しい気分も台無しです。
はじめは断り続けていれば掛かってこなくなると思っていましたが、毎回番号を替えて掛け続けてきます。
イライラしている時は無言で切っていましたが、ある日自分の個人情報がどこから漏れているのか気になりました。
不動産投資の迷惑電話をかけてきた業者に質問してみた結果
はじめの頃は個人情報が流されているとは思っていませんでした。
迷惑メールのように “適当な携帯電話番号” に掛けてきているのかともおもっていましたが、電話代の事を考えると効率が悪いですよね。
あまりにも頻繁に掛かってくるので、相手の反応を見ながら業者自身に質問してみることにしました。
迷惑電話をかけてきた業者に自分の個人情報の入手先を質問
ある日の電話の第一声「◯◯さんの携帯電話でよろしかったですか?」の声がいつもより丁寧な人にあたりました。
私が露骨に嫌そうな声で対応すると「こういった電話多いですか?」とこちらに同情している感を演出してきました。
そこで「週末の楽しい時間に掛かってくるから本当に迷惑なんですよ。僕の個人情報ってどこから購入してるんですか?」と聞いてみました。
すると業者は、
・複数の名簿業者から購入しているリストを利用している事
・断られた番号は次の業者に売られる(流す)事
・リストはぐるぐると売買されていて、一度流出すると中々消えない事
を教えてくれました。
そして、「家電量販店の店先でアンケートに答えた事はありませんか?」と聞かれました。
家電量販店の店先で答えたアンケートが流出元だと判明
私は “名前” や “住所” の記入が必要なアンケート類は受けないようにしています。
ただ、数年前になりますが “ネット回線” ののりかえを検討していた時期に家電量販店の店先で行われていた “料金シュミレーション” を受けた事がありました。
嘘の情報を使えば良かったのに “見積もり” という状況につい本当の情報を書いてしまったことを覚えていました。
確かにマンション投資の迷惑電話を受けるようになったのはその時期以降な気もします。
あまりに私の状況にピッタリな質問だったので「あーいったアンケートって危ないんですか?」と聞くと「そうですね。多いとおもいます。」と言われました。
【結果】アンケートから漏れたとしか思えない状況
私が契約しているサービスの登録情報から漏れた可能性もゼロではありません。
つい最近もLINEが個人情報を流出させてニュースになっていましたし、過去には様々な業者が個人情報を流出させています。
しかし、
・流出元を質問したら業者側から “家電量販店” の “アンケートに答えた経験” をピンポイントで指摘
・私がここ数年、個人情報を書いたアンケートは某家電量販店の店頭で行われていたアンケートのみ
・アンケートに答えたタイミングと迷惑電話が掛かってくるようになった時期が近い
この3つの条件からは “アンケートから漏れた” としか思えない状況でした。
もしかしたら名簿にはそういった情報も記載されているのかもしれませんね。
個人情報が流出するのをできるだけ抑える方法
一度流出した個人情報はなかなかリストから消えないそうです。
と言うのも、
“A社” がリストを使用して営業電話をかけまくる
↓
手応えがあった番号だけ残して、リストを売りにだす
↓
“A社” が売りに出したリストを “B社” が買って営業電話をかけまくる
↓
手応えがあった番号だけ残して、リストを売りにだす
という仕組みになっているそうです。
そのため一番の対処法は「流出自体させない」という事になります。
ただこれは非常に難しく “絶対に” とはいきません。
しかし、個人でも少し気をつけるだけで危険性を低くすることはできそうです。
家電量販店と店先のアンケート業者は関係ない場合が多い
これもマンション投資の業者に教えて貰いました。
大手家電量販店の店先で行われている
・インターネットの光回線
・ウォーターサーバー
などの “料金シュミレーション” や “アンケート” はそのお店とは全く関係がない場合が多いそうです。
ただ “店先のスペースを借りている業者” なだけらしいです。
有名店の店先を借りる事で信用させる効果があるらしく、私も “大手家電量販店” の店先で行われていた事で無意識に信用してしまったようです。
【対策①】個人情報が必要なアンケートには答えない
一番確実なのはアンケートの類いに答えない事だとおもいます。
「答えると粗品が貰える」「ポイントが貰える」という場合もありますが、対価は釣り合っているでしょうか?
迷惑メール程度なら “無視 & ブロック” で対応が可能です。
しかし、迷惑電話のように “こちらの時間を奪われる & 気分を壊される” ものの場合は非常に面倒です。
全ての業者が危険とは言い切れませんが、警戒するに越した事はないとおもいます。
【対策②】料金シュミレーションは信用できるサイトで行う
店頭でやっているのは “キャンペーン” をうたっている場合が多い気がします。
「キャンペーンならここで申し込んだ方が安いかも」と思うかもしれませんが、その可能性は少ないかもしれません。
なぜならその場で “人件費” が発生しているからです。
人件費を掛けてまで “対面” で “安く紹介する” というのはあまり現実的ではなと感じます。
“インターネットでシュミレーションをしない人” をターゲットにしている場合が多いです。
当時の私もまさにこれで、「人に説明してもらった方が安心」と思っていました。
結果、非常に面倒な “投資電話” を数年にわたって受けるハメになってしまいました。
料金を調べたい(シュミレーション)したい場合は
・公式サイト
・評判のいい有名比較サイト
を利用する方が、見ず知らずの業者よりも遥かに確実で安全です。
迷惑電話が掛かってきたら【最低限やっておきたい対策】
迷惑電話を受けてそのまま放置していてもなかなか状況は改善されません。
そこで「これだけは最低でもやっておかないと」という対処法が3つあります。
不在着信の場合は検索して判断!絶対に掛け直さない
知らない番号からの不在着信に対して「こちらから掛け直す」という方は少ないとおもいますが、年配の方には意外と多いです。
携帯電話番号は名簿に載っている名前と契約者が変わっている事もあります。
その電話番号がリストに載っている「○○さん」と結びつく(名簿の電話番号が有効と知られる)ことがリスクなので、こちらから掛け直してはいけません。
知らない電話番号はネットで検索すればほぼ判断可能
最近の不動産投資の営業電話は “携帯電話の番号” から掛けてくることが多くなりました。
すると、不在着信の場合は「もしかしたら知り合いかも」と思って掛け直してしまう方もいるとおもいます。
知り合いからの電話か判断がつかない場合には “まず検索” してみるのが安心です。
方法は簡単で、掛かってきた電話番号をネット検索するだけです。
怪しい番号の場合には「マンション営業電話」などと表示されます。
これは同じ電話を受けた人から寄せられた情報が反映されているからです。
それでも判断できない場合でも、私は「大事な電話ならまた掛かってくる」と放置するようにしています。
掛かってきた番号は必ず【着信拒否】設定にする
毎回違う電話番号で掛かってくるので効果は薄いですが、効果が無い訳ではありません。
というのも “私が過去に断って電話を切った業者” が “しばらくしてまた同じ電話番号から掛けてきた” という事があったからです。
すこし面倒でも営業電話とわかった時点で “着信拒否” にしていればそういった事は無くなります。
電話に出た場合はきっぱり断ってすぐに切る
「スマホを弄っている時に丁度掛かってきた」場合や、「知り合いかもしれないから一応出た」という場合もあるとおもいます。
迷惑電話に出た場合は「興味がない」「必要がない」としっかりとした言葉で断るのも大事です。
また、それを伝えたら「すぐに切る」というのも大事だと感じています。
「いまはちょっと厳しいので」や「投資に回せるお金がないので」などではローンの話をしてきますし、その話を聞いてあげると【付入る隙がある電話番号】と判断されるそうです。
「必要がない事を伝えて一方的に切る」これでこの番号は使えない電話番号になるそうです。
以上が私の体験と、私に掛けてきた業者が教えてくれた対処法です。
なかなか図太い神経でかけてくるのできちんと対処しておくことをおすすめします。
【多分参考にならない】迷惑電話が掛かってこなくなった私なりの方法
ごく一部の人だけ実践できる方法になりますが、営業電話が激減した方法についてもまとめておきたいとおもいます。
その方法が「間違い電話だと思わせる」です。
営業電話は名乗らずに出ると「◯◯さんの携帯電話ですか?」と言ってきます。
そのタイミングで「ちがいますけど?」と言うだけです。
すると私の場合は100%「すみません、間違えました」といって電話を切られます。
名簿の名前と電話番号が一致しないとその情報には価値が無くなるので使用されなくなると聞きました。
結果は効果絶大で、毎週2~3回は掛かってきていた迷惑電話が今では月に1回あるかないかというレベルになりました。
では何故これがごく一部の人にしか実践できない方法なのか。
それは、私のように「電話をかけてくる人がいない人」にしか実践できないからです。
こちらが名乗っていないのでほぼ100%相手は「◯◯さんの携帯電話ですか?」となります。
これは業者も、はじめて電話をかけてくる知り合いも同じだとおもいます。
なので、電話をくれる知り合いが多い人(交友関係が広い人)には実践できません。
私のような寂しい人間関係の人だけが可能な方法になります。
ただ効果は非常に高いのでおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
週末の楽しい時間を邪魔してくる投資営業電話は非常に厄介な存在ですよね。
私はたまたま話しやすい業者と当りいろいろと教えて貰いましたが、やはり対策をしないと掛け続けてくるそうです。
また、普段よく目にするアンケートの一部も危険な存在だという事がわかりました。
リスクを理解して応じる分にはご自身の自由ですが、誘い文句に釣られて個人情報を提供するのは非常に危険です。
業者は勧誘のプロです。
「私は絶対にだまされない」と思っても口車に乗せられてしまう可能性もゼロではありません。
“関わらない”、”隙を与えない”、”排除する” を意識すれば少しずつ掛かってこなくなるので、迷惑電話に困っている方は是非対策してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの