自動車保険の更新期限が近づき、いろいろな保険会社のレビューをネットやツイッターで調べていろいろな意見を見ました。
結果、ネット上にあるレビューや意見はどの保険会社もボロボロでした。
今回の記事では自動車保険選びをしていて感じたことについてまとめていきたいと思います。
自動車保険の更新日が近づいて保険会社選びを開始
自動車保険の更新が近づき、今まで契約していた保険会社から贈られてきた見積書の金額はかなり上がっていました。
理由は料率改訂とのこと。
ボクの乗っている車の去年1年の事故率とそれに支払った保険料から各車種の保険料が決まると教えてもらいました。
つまり、ボクの乗っている車の事故率が以前より高くなっているということらしいです。
年額で1万円近く上がる見積もりが送られてきたことでそれまで興味が無かったネット型自動車保険に興味が出ました。
ボクが今契約しているのは”損保ジャパン”で所謂代理店形の自動車保険です。
代理店形の自動車保険は車屋さんやディーラーなどの代理店を通して損保ジャパンと契約するので手数料の関係でどうしても割高になります。
対して、ネット型はインターネット上で自分で申込をするので人件費がかからず、その分保険料が安くなります。
しかし、いままで代理店型以外で自動車保険を契約したことが無かったのでネット型保険のメリットやデメリットがわからず、インターネットやツイッターで契約している人たちの意見を調べてみることにしました。
各保険会社の自動車保険の評判をインターネットで検索
保険会社の評判や契約者の意見をまとめているサイトは非常にたくさんありました。
「自動車保険 ○○(保険会社名) 評判」や「○○自動車保険 メリット」、「自動車保険 おすすめ」などで検索するとたくさんのサイトがヒットしました。
いくつか候補に挙げていた保険会社の評判を調べているとき目にしたのは圧倒的にデメリットが多く、メリットの方の意見は当たり障りのない意見がほとんどでした。
- この保険のこの特約は絶対付けた方がいい
- この保険のこの部分が保証として物足りない
- この保険よりも○○社の方が同じような金額で保証が充実している
などの情報を知りたかったんですが、見つけられたレビューは
- 保険金がの払い渋りをされた
- 対応が遅い
- 担当者がプロじゃない
- 失礼な発言をされた
などの情報が多めでした。
各保険会社の自動車保険の評判をツイッターで検索
インターネットでの情報よりも生の声を知ることが出来るんではないかとツイッターでも検索しました。
「自動車保険」や「○○保険」、「保険会社名」などで検索をしてつぶやきを確認していると、インターネットで調べた時とは違い
- 体験談を絡めたつぶやき
- ○○保険よりも○○保険の方が対応が丁寧
- 絶対に付けた方がいい特約
など、インターネットで調べた時よりももう少し踏み込んだ情報を見ることが出来ました。
保険会社の人らしきつぶやきなどもあり参考になる情報もたくさんありましたが、やはり感情的な意見や信憑性の低いぶっ飛んだ内容のつぶやきもたくさんありました。
ネット上のレビューは参考にならない
インターネット、ツイッター上にある情報やつぶやきはどちらの立場で書かれているものかわかりにくいものがほとんどでした。
“A社”についてのレビューやつぶやきを調べて出てきた情報が「自分が契約していて、車両保険や搭乗者の保険を請求したときの保険会社の対応」が悪かったのか、「交通事故の被害に合って交渉した相手保険会社の対応」が悪かったのかまではわかりません。
同じく、「保険金の払いしぶりがひどい」という意見も契約者側からの意見なのか、加害者側の保険会社の払い渋りが酷かったのかはわかりません。
自分が契約している側で担当者の対応がひどいと困ってしまいますが、事故の相手が契約していた保険会社の担当者が保険金を払い渋ったり対応が失礼なのは残念ながら当たり前です。
ボクも数年前にバイクで事故に合った時に相手の保険会社の担当員にはずいぶんと失礼な、そして喧嘩腰の質問をされてうんざりしました。
情報が欲しくて検索しましたが、どのような状況でその保険会社の対応が悪かったのか、どのような状況で保険金の払い渋りにあったのか、などがわかりにくいため残念ながら参考にはなりませんでした。
自動車保険のレビューでいい情報は出にくい
自動車保険に関する意見をネットに書き込む状況を想像してみるといい意見が出にくい状況だということがわかりました。
ネットへ評価を書き込むとき、ツイッターでつぶやく、どちらも保険会社とのやり取りが発生したことがある人の意見しかあり得ません。
そして、保険会社とやり取りをしたということは”事故を起こしてしまった”、”事故にあってしまった”人で、どちらにしろ精神的ダメージを受けた状態でのやり取りになります。
自分が事故を起こしてしまった側なら、事故を起こしてしまって気分が不安定な時に保険会社の対応や担当した人の対応が実際よりも悪印象になる可能性も高くなると思います。
逆に、自分が事故にあってしまって時に怪我をしたり、精神的にダメージを受けている時に、相手の保険会社からいろいろ理由をつけて保険金を下げられたり、失礼な態度を取られたらいい印象を持つことは無理だと思います。
もし、仮にすごくいい対応をしてもらっても書き込まなかったりつぶやかない可能性は高いと思います。
自分が受けた対応が悪かったことをみんなにも知ってもらう為に書き込む。
同じような被害者を出さない為に書き込む。
どちらの場合も書き込まれる情報はデメリットなものです。
自動車保険選びでインターネットで情報を探すのはかなり難しく、やはり保証の内容と金額の両方で選ぶしかない、というのがボクの結論です。
まとめ
自動車保険以外でもインターネットでレビューを調べることが多くなりましたが、書き込んでいる人の感情によって極端に悪く受け取られた情報の可能性があることに気がつけました。
保険はあくまで保険。起きて欲しくない事故が起きてしまった時に頼りにするものです。
担当者の対応や保証がキチンと受けられるかは事故を起こしてしまった時にしかわからないので、やはり保証内容と金額で自分が納得した会社と契約するしかないとおもいます。
インターネット上の情報は極端なものもたくさんあります。各保険会社のHPや窓口でしっかり調べて、自分の判断で契約することが大切だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの