それまで契約していた保険会社の更新で提示された保険料のものすごい値上がりと、保険員の信用できない行動が重なって自動車保険の契約先を乗り換えることにしました。
6年以上条件を弄らず更新していたので、この機会に保証についていろいろ見直してみることにしました。
この記事では、自動車保険を乗り換えるのあたって、自分の確認用に絶対に外せない保証条件についてまとめています。
※あくまで “保証” 条件なので “保険料” についてはまとめていません。
相手への保証は無制限に “対人対物無制限”
どんなに注意して運転していても事故をおこしてしまう可能性もゼロではありません。
もしもの時に相手への保証が足りなくては相手に賠償が出来ませんし、自分ではどうしようもなくなってしまいます。
人をはねてしまった時も、事故によって相手のバイクや車、または家屋などを壊してしまった時も無制限で保証される契約が必須だと考えています。
どの保険会社もおすすめのプランは “対人賠償” ・ “対物賠償” はともに無制限のところがほとんどだとおもいます。
万が一の時にもきちんと相手に賠償できる様に “対人賠償” ・ “対物賠償” は無制限で契約します。
“無保険車” との事故から守ってくれる保険
最近は “無保険車” との事故の話題を目にすることが多くなりました。
自動車を無保険で運転するのは怖すぎて実感が湧きませんが、自動車保険料算出機構というところが、2017年度の自動車保険加入率は74%と発表している情報を目にしました。
自動車共済に加入している人も除かれているそうで、実際には完全な無保険(任意保険)の車は12%いるそうです。
12%というとあまり多く感じないかもしれませんが、毎日すれ違う車の10台に1台は無保険と考えると非常に怖くなりますよね。
しかも “任意保険未加入” の車は地方にいくほど多いらしいのでボクの住んでいる地域では12%どころでは無いかもしれません。
酷い場合は “無保険” + “無車検” なんていう車も走っているらしく、そんな車に当てられた場合は “自賠責保険” すらあてにできません。
任意保険に入っていない=全て自腹で賠償する訳ですが、”無保険” のドライバーはそもそも支払い能力が無い人が多いらしく、交渉も難航するそうです。
実際に経験した訳ではなく、”知人から聞いた話” と “ネットで目にした相談” の内容からの知識なので現実に起った時の大変さは想像しか出来ませんが、ぶつけられた挙げ句賠償もしてもらえないのではたまったものではありません。
そこで必要になってくるのが “無保険車との事故に対する特約” です。
相手が “無保険” で賠償が受けられなくても、自分が契約している保険会社から保険料が受け取れるというものです。
保証金額は会社ごとに変わるとおもいますし、中には保証に含まれていない保険会社もあるかもしれません。
昨今の状況を考えると無保険車から守ってくれる特約は絶対に外せません。
弁護士への依頼料が保証される “弁護士特約”
事故をしてしまった際も、事故にあった際も相手との交渉が必要になります。
こちらに非がある場合には契約している保険会社の保険員さんが交渉してくれますが、こちらに非が無い場合には基本的には交渉は個人で行わなくてはなりません。
交渉ごとに強い人なら問題ないかもしれませんが、相手の保険のプロとうまく交渉できる自信はありませんし、言いくるめられてしまう場合もあります。
実際、過去に母もボクも事故にあったことがありますが、当時は弁護士特約が無かったので自分で交渉するしか無く修理するにも買い替えるにも全く足りない賠償しか受け取ることが出来ませんでした。
事故で痛い目にあわされて、車やバイクも壊された挙げ句、足りない分は自腹を切らなくてはいけないと知った時は本当に腹が立ちました。
そんな時に頼りになるのが “弁護士特約” です。
素人では難しい交渉を弁護士さんに依頼して、しっかりとした賠償を受け取れる様に交渉してもらえます。
弁護士さんに依頼すると高額な依頼料が掛かるイメージがありますが、 “弁護士特約” はその依頼料を保険会社が払ってくれるので心配いりません。
※上限金額は保険会社によって違う可能性があります
もちろん、弁護士に依頼したから絶対損しないで済むという訳ではありませんが、素人には出来ない高度な交渉が期待できます。
交渉が大変な相手(怖い世界の人)と交渉しなくてはならない可能性もゼロではありません。
“弁護士特約” も絶対に外せない保証です。
車が故障した時の “レッカー費用” と “代車費用” の保証
外出先や旅行先、もちろん自宅でも故障した時に困るのが修理工場までの車の移動です。
ちょっとした故障や事故で車が走行可能なら自走して修理工場に行けば済みますが、自走できない場合には個人では対処できません。
積載車で迎えにきてくれる仲のいい自動車屋さんがいれば問題ありませんが、そうでない場合は “レッカー車” や “JAF” を依頼することになります。
JAFは未加入の場合でもその場で加入できるのでレッカー車を依頼するよりは安く済むそうですが、保険に付いていればその必要もありません。
車を移動するのに必要な “レッカー費用の保証” 以外にも欲しいのが “代車費用の保証” です。
すぐに直る故障なら必要ありませんがレッカーで移動するような故障の場合は修理工場にしばらく預ける場合がほとんどです。
都市部なら公共交通機関で移動できますがボクの様に田舎に住んでいると車が無いと生活が出来ません。
修理にだして代車を借りる場合も費用が掛かる場合がほとんどで、そんな時に “代車費用の保証” が付いていれば代車費用の心配をしなくて済みます。
レッカー費用の保証だけでなく代車の費用保証も外せない条件です。
まとめ
今回まとめた条件は次の保険会社に乗りかえる前の確認です。
どれも本当に基本的なものばかりなので、どこの保険会社に乗り換えても問題が無いものばかりですが、会社によっては保証されないものもあるかもしれません。
乗り換え先を探す上で自分に必要な保証をリストアップしておくと乗り換え先を探す時に便利です。
新車に乗っている人や、バイクに乗っている人などにおすすめな保証などもあります。
保険会社の乗り換え前に自分の車の使用条件を考えて、自分に最適な保証を確認しておくことをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの