ウォーキングは健康だけでなく防災にも役立つ!その理由と方法を解説

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生活

皆さんは “ウォーキング” が健康や美容に効果的な運動というだけでなく、防災にも役立つことをご存知でしょうか?

私は最近になって、ウォーキングをすることで “体力アップ” はもちろん、避難時の行動を円滑にできる可能性に気がつきました。

自然災害はいつ起こるか予測できません。

災害は、いつどこで起こるかわかりません。

被災時には、家屋や家財の損壊、けがや病気、避難生活など、さまざまな困難に直面することになります。

そんなとき、慌てずに対応するためには、日頃から防災対策をしておくことがとても重要だと考えています。

この記事では、

・ウォーキングが【防災】にも役立つ3つの理由!

・日々のウォーキングが防災にも役立つと気がついた体験

・ウォーキングを防災に活かすためにおすすめのな4つの方法

について、私の “考え” を “体験談” を含めてまとめてみたいと思います。

ウォーキングが【防災】にも役立つ3つの理由!

私が実際に体験して感じた “ウォーキングが防災に役立つ理由” は、

①体力、筋力、体調を維持・向上できる

②いざ、避難が必要になった時に円滑に行動できる可能性が上がる

③自宅周辺の環境、避難経路を正確に把握できる

の3つです。

それぞれ詳しく説明していきます。

①ウォーキングで体力、筋力、体調を維持・向上できる

ウォーキングは、もっと身近な有酸素運動だとおもいます。

“歩く” という行為は日常的に行っているので、普段あまり意識していない人が多いかもしれませんが、きちんと行えば充分 “トレーニング” になります。

“ウォーキング” を日々継続することで、”心肺機能”、”筋力”、”持久力” の向上が見込めます。

災害時には、避難やボランティア活動、荷物の運搬、場合によっては長い避難生活で体力が必要になる場面が多くあります。

ウォーキングを習慣にすることで、体力や運動能力を向上させることで、結果として災害時の行動力を高めることにつながります。

②いざ、避難が必要になった時に円滑に行動できる可能性が上がる

これは “理由①” にも関係してきますが、ウォーキングをすることで、足腰が鍛えられます。

また、歩行に必要な “筋力” や “関節の可動域” の向上も期待出来ます。

災害時に避難する際には、その時の状況によって避難所や自宅まで “長時間歩いたり”、”荷物を運んだり” する”必要があるかもしれません。

日頃からウォーキングをして “歩く” という行為に慣れていると、そんな時でもスムーズに行動ができる可能性が高まります。

③自宅周辺の環境、避難経路を正確に把握できる

自宅周辺をウォーキングすることで、避難所や一時的な避難場所までの順路を知ることができます。

また、周囲の環境を知り、自分の住む地域の “災害リスク” を把握できる可能性が高まります。

例えば、”溢れる危険のある川” や “崩れる危険のありそうな場所・建物” など避難時に避けるべき危険な箇所は近所にもある可能性があります。

その場所を知っていれば、避難が必要な時にそこを回避した “避難経路” を選ぶ事ができます。

結果、いざという時に “迅速” かつ “安全” に避難できる可能性が高まります。

日々のウォーキングが防災にも役立つと気がついた体験

先ほどまとめた “ウォーキングが【防災】にも役立つ3つの理由!”。

ここでは、私が実際に自宅の近所をウォーキングしている時に “実感” した体験についてまとめてみたいと思います。

①を実感した体験:体力不足の不安が解消!長時間歩ける様になった

ウォーキングをはじめた当初は、”健康の為” にはじめたので意識して長い時間歩く様にしていました。

しかし、普段車移動ばかりで体力が落ちていたので、はじめたばかりの頃は10分も歩くとヘトヘトになってしまっていました。

それが長い期間続けた事で、今では40分ぐらいなら全く問題なく歩ける様になりました。

それだけでなく、当初は長めに歩くと “土踏まず” が痛くなっていましたが、最近はその症状もでなくなりました。

体力はもちろん、ウォーキングに必要な筋力もきちんと鍛えられていることを実感する事ができました。

歩くスピードも速くなりましたが、それでも息が上がる事は少ないので、心肺機能の向上もできているようです。

もともと体が弱い事もあり、災害は “体力不足” の面でも大きな不安でした。

しかし、ウォーキングを続けたことで “長く歩ける自信” が付き、その不安もかなり少なくすることができました。

②を実感した体験:仕事場から自宅までスムーズに徒歩移動出来た

体力がついた事で、どれくらいの距離が歩ける様になったのか確認してみたくなりました。

そこで、「仕事場で被災して車が使えない状況(帰宅困難)になった」と想定して仕事場から自宅まで歩いてみる事にしました。

距離にして7キロです。

いつものウォーキングで歩いているよりも少し長い程度なので、十分歩ける距離です。

ただ、”災害時の帰宅” を想定しているので、車に積んでいる防災グッズを背負ってのウォーキングになります。

結果、かなり疲れはしたものの “足の痛み” や “怪我” もなく歩ききる事ができました。

“重い荷物を背負った状態でも長距離歩ける様になった” のは大きな自信になるとともに、日々のウォーキングの効果を実感出来る体験でした。

③を実感した体験:ウォーキング・散歩で自宅周辺の最新の状況を知る事ができた

私の住む地域は住宅街で、道が張り巡らされていますが、車移動が多く決まった道しか使わない事が多いです。

“一方通行” の問題や、”通りやすい道” ばかり選んで走っているので、「1本隣の道は走った事がない」という状況が多くあります。

しかし、ウォーキングをしていると、毎日同じ道では “飽きる” のでいろいろな道を通る様になりました。

結果、新しくできた “防災公園” の存在や、近所の避難所への “近道” に気がつく事ができました。

また、”公衆電話がある場所”、”自動販売機の場所” など被災後に必要になるであろう設備の設置場所を発見出来ました。

もし被災してしまった場合、これらの場所を知っているれば、必要な飲み物の確保や、通信手段の確保に役立つとおもいます。

“車での移動” では気がつく事ができなかった事なので、日々のウォーキングのおかげだと思っています。

ウォーキングを防災に活かすためにおすすめのな4つの方法

私がウォーキングを続けていくうちに気がついた【ウォーキングを “防災” として活かす為におすすめな方法】を3つ紹介したいと思います。

あくまで私の住む自宅周辺で実践している事です。

お住まいの地域によっては “治安” などに注意しながら、危険な地域には行かない様にご注意ください。

自宅周辺のハザードマップを確認してみる

ここ最近の水害を考えると、避難が必要な時に道が冠水している可能性もゼロではありません。

“東京防災” にも家のまわりの地形や地質を知る事の重要性が書かれています。

実際、私が避難を想定していた小学校は、地元では「海抜が低くて冠水し易い土地」として有名なエリアを越えなくてはならない場所にありました。

ウォーキングする時には “ハザードマップ” を確認して、自宅からどちらの方向が “海抜が高いのか” などを確認してみることをおすすめします。

毎回違うルートを歩いて脳内の地図を埋めていく

頻繁にウォーキングしていると歩くルートがマンネリ化していきます。

ウォーキング自体も楽しくなくなりますし、防災に活かしにくくなるデメリットがあります。

なので、できるだけいろいろな道を通って、脳内で近所の地図を埋めていく方法がおすすめです。

普段と使わない道、通った事が無い道を選んで歩いてみると少しずつ地図が埋まっていきます。

「この道はここに繋がっているのか」という発見を繰り返していくうちに “近道” もわかる様になります。

脳内地図が充実していったら、いつもと逆回りで歩いてみるのもおすすめです。

景色の見え方が変わることで更に脳内の地図が正確になるハズです。

脳内に自宅周辺の詳細な地図を作ることができれば、安全な避難ルート選びにも効果が期待出来ます。

公衆電話、自動販売機、公園、広場の位置を覚える

普段あまり必要としない “公衆電話” や “小さな公園”、”一時的に避難出来そうな広場”。

自宅周辺、避難所周辺に設置されている “場所” や “ある位置” を知っていますか?

私はウォーキングをはじめるまでほとんど知りませんでした。

特に “公衆電話” はいまではほとんど必要ないのでどこにあるのか全くわかりませんでした。

被災時には携帯電話が使用出来ない事も充分想定出来ます。

ウォーキングの際には、意識的にこれらの “設置場所” を探して、覚えておく事でもしもの時への備えになります。

ウォーキングする時間帯を変えて環境を確認する

ウォーキングを続けていくと、災害が起こった時に避難する予定の避難所への有効なルートも見えてきます。

広く、倒壊の危険があるモノの無い道を見つける事ができたら、なるべくいろんな時間帯に歩いてみるのがおすすめです。

特に “夜間” に、街灯の明るさや、通行人の多さを確認しておくのをおすすめします。

災害時には停電の可能性もありますが、街灯がついている可能性もゼロではありません。

私は自分の中で「あそこに避難する時はこのルート」と想定した道の新たな危険に、いつもと違う時間帯に歩いた事で気がついた事があります。

・夜間の車の通りが意外に多い

・街灯が少なく、周囲の住宅の電気が消えるとかなり暗い

などは、同じ時間にばかり歩いているとなかなか気がつけないポイントです。

自分が想定したルートの安全性を再確認する意味でも、いろんな時間帯に歩いてみる事をおすすめします。

まとめ

今回は、私がウォーキングを続けて気がついたポイントをまとめてみました。

ウォーキングする事で

・体力、筋力、体調を維持・向上

・円滑に避難行動できる可能性が上がる

・自宅周辺の環境、避難経路を正確に把握できる

の3つの効果が期待出来ます。

実際に私はウォーキングを続けて、効果を実感出来ています。

また、”東京防災” には【コミュニケーションという備え】という記述もあります。

「災害時には近隣の住民同士の協力の為に普段から交流をしておきましょう」というものです。

ウォーキングで近所の人と顔を合わせたときに挨拶をすれば少なからずコミニュケーションが生まれます。

頻繁に顔を合わせる人とは軽く会話する様にもなったりもします。

ウォーキングは、誰でも簡単に始められる運動で、心身の健康にもとても良い効果があると言われています。

災害への備えだけでなく、健康増進やストレス解消、地域住民とのコミュニケーションの為にもウォーキングをはじめてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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