【防災】寝室の防災対策:簡単に出来るおすすめの方法

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生活

前の記事でも書きましたが、”防災の備え” は家のどこか一カ所にまとめておくのはよくないと考えています。

それと同時に、重点的に準備しておくべき場所もあると考えています。

その一つが【寝室】です。

私にとっては寝室は自宅で “一番無防備な状態” になり、”一番長い時間を過ごす” 部屋です。

そんな場所だからこそ寝室の防災の備えには特に力を入れています。

この記事では私が実践している寝室の防災対策について

・寝室の防災対策がとくに重要だと考える理由

・寝室内のベッドから出口までの避難動線の確認

・ベッド周りで防災用品を準備しておくおすすめの場所

・緊急時に必要なモノを常備するおすすめ場所

など、私の考えをまとめてみたいと思います。

寝室の防災対策がとくに重要だと考える理由

一日の3分の1以上を過ごす部屋だからこそできる限りの対策を!

8時間睡眠を取れている方は少ないとおもいますが、それでも睡眠時間+寝室にいる時間が8時間くらいになる方は多いんではないでしょうか?

わたしは就寝前にベッドでゴロゴロしながらスマホを弄るのが好きなので、1日のうち10時間近くは寝室で過ごしていると思います。

それだけ長い時間を過ごす場所ですから、その場にいる時に災害が起こる確率は当然高いと思います。

長く過ごす部屋の防災の準備をできる範囲内で充実させることで、もしもの時に備えています。

災害に気がついて起きる=正確な判断が難しい

小学校の頃から避難訓練をしている私たちは地震の揺れを感じてもすぐに身を守る行動がとれると思います。

ただしそれは “起きている時だから” だとお思います。

過去に体験した地震では就寝中に揺れを感じたとき、気がついて飛び起きてはいますが、その後の行動に中々移れませんでした。

揺れていることは理解出来ていても布団をかぶって頭を守るぐらいしかできなかったです。

多分 “寝起き” 状態で頭が上手く働いていなかったんだと思います。

なので、寝室の防災は “頭が上手く働いていない時” でも “最低限の動き” で身を守れる様に準備しておく事が大事だと思いっています。

寝室内の現状の確認:ベッドから出口までの避難動線をイメージ

いざ、災害が起きて “避難” が必要になった時には、”避難経路を確保出来るか” が重要にると考えています。

いくら防災グッズを準備万端にしていても、まず自分の身を守れなければ意味がありません。

そして、身を守る為 “危険な場所・状況” からできるだけ安全に避難(脱出)するには “安全な避難経路” が必要になります。

出口までの避難経路を塞いでしまう可能性のある家具のチェック

自分の寝室のベッドから出入り口までの経路をチェックしてみましょう。

置かれている家具、インテリアなどはいかがでしょうか?

地震の揺れで倒れる危険がある “大きな家具” は固定されている方も多いと思います。

では、腰ぐらいの高さの家具などはどうでしょうか?

他にも “スタンド型の照明器具” や “家具に飾っている雑貨”、”インテリア小物” などはどうでしょう。

倒れても大した被害を出さなそうなモノでも、いざ地震で散乱すると避難の邪魔になる事があります。

特に棚に収納されていたものが出てしまうと “足場” は悪くなり、暗闇では危険度が高くなるので注意が必要です。

歩けるスペースが確保出来れば暗い中避難する時でもスムーズに行動出来る

地震の揺れでもモノが散乱しにくい環境が作れれば、もしもの時でも床には歩くスペースが残せる可能性があります。

床に足をつく事が出きるかは部屋から避難する時の安全性を大きく左右します。

私が過去に体験した一番大きな地震は “震度5” 程度です。

その時はまだ家具や雑貨の固定していなかったので、揺れで棚から落ちた雑貨や本が床に散らばっていました。

元々部屋自体がゴチャゴチャしていたので、”もとからあったモノ” と “落下したモノ” で足の踏み場は本当に少ししかありませんでした。

当時は停電はしなかったので部屋の電気をつけましたが、踏んだら怪我をする危険があるので避けながら歩くのに苦労しました。

電気がついている状態でも大変だったので、これが停電して真っ暗な状態だったら怪我をしていた可能性もあるとおもいます。

家具の形状に合わせて”転倒防止”・”落下防止”の器具を取付けて対策

家具の転倒対策も、収納物の飛び出し防止も市販の器具で対策ができます。

今はその手の “防災グッズ” も多く販売されていて、様々な形状の家具と部屋の状況に合うものが見つかるはずです。

価格もそこまで高いものではないので、もしもに備えて取付ける事をおすすめします。

特に雑貨などの小物を飾っている場合には今はいい固定資材が売られています。

地震での転倒はもちろん、日常生活での破損の心配も減るのでおすすめです。

私は “LAMP転倒防止用クリアミュージアムジェル” を使用しています。

透明で、貼れるけど剥がす時は残らないので気に入っています。

気になる方は是非チェックしてみてください。

ベッド周りに防災用品を準備しておく:おすすめはベッド下

避難する時に足を保護するスリッパや靴を準備

まずはじめに絶対に準備しておきたい “靴”、”スリッパ” です。

東北地震があった当時、私が住んでいた地域でも “震度5” の地震がありました。

揺れたのは早朝で、まだ太陽が出ていない薄暗い時間でした。

はじめて体験する大きな揺れに飛び起き、揺れが収まったので1階に降りようと階段へ向かいました。

すると、階段には割れたガラスが散らばっている事に気がつきました。

階段の壁にあった “飾り棚” に飾ってあった雑貨が落ちて割れてしまっていたんです。

この時は “停電” していなかったので気がつきましたが、停電していたら気がつかずに足の裏を怪我していたとおもいます。

避難する時に足の怪我は致命的です。

避難時に怪我をしない為にもベッドの周りにすぐに履ける履物を準備しておく「ことを強くおすすめします。

防災バッグはベッド下やベッド脇に準備するのがおすすめな理由

みなさんは “防災バッグ” はどこに置いていますか?

もしかして押し入れやクローゼットに仕舞っている方もいるんではないでしょうか。

私も昔はそうでした。

クローゼットの中に、しかもかなり奥の方に仕舞っていました。

しかし、それではいざ避難が必要になった時に取り出せない可能性が非常に高いです。

そこでおすすめなのがベッド下です。

理由は、”真っ暗な状況でもすぐに手に取る事ができる” からです。

寝室内の離れた場所に置いていると、もし停電になった時などに防災バッグを確保するまでに時間がかかる可能性があります。

場合によっては家具の転倒などで防災バッグまでたどり着けない可能性もゼロではありません。

ベッド下を定位置にしていればその危険を少なくする事ができると考えています。

とは言ってもベッド下に空間が無いタイプのベッドを使っている方も多いと思います。

そんな場合は、ベッドの上から手を伸ばせば届く範囲内に常備しておくのがおすすめです。

寝ている時、急に避難が必要になった時でもすぐに手が届く場所に備えておく事が大事だと考えています。

就寝中:緊急時に必要なモノのは枕の周辺に【常備】がおすすめ

就寝中に災害に気がついた時、真っ先に探すものは何でしょうか?

災害発生直後にすぐに確保しておきたいものはベッドの枕元に常備しておくのがおすすめです。

スマホ・携帯電話・眼鏡などすぐに必要なモノは手の届く範囲に!

私は “防災バッグ” とは別に小さなポーチに防災グッズを入れています。

その中には緊急時にすぐに手に取りたい

・懐中電灯

・笛

・数個の飴

が入っています。

“懐中電灯” は停電になったときの照明の確保の為、”笛” はもし閉じ込められたときに救助を呼ぶ為です。

“飴” は救助を待つ間のエネルギー確保の為に入れています。

これと一緒に “スマートフォン”、”眼鏡” をベッドのヘッドボードの棚に置いて寝ています。

人によって緊急時にすぐに手元に欲しいものは違うと思います。

災害が起きた場合を想像して、その時真っ先に自分に必要なモノをまとめて枕元に常備してみてはいかがでしょうか。

地震の揺れで見失わない様にベッドに置き場を作ると便利

ベッドボードに置いている緊急時の防災グッズですが、地震の揺れで動いてしまう可能性もあります。

私はベッドボードに収納を取り付けてその中にまとめていますが、布製のポケットも良いかもしれません。

揺れで見失わなければ良いので、ポーチに紐をつけてベッドに吊るしたりしてもいいと思います。

まとめ

寝室の防災対策に関する私の実践している方法と考えをまとめてみました。

・余分なモノを処分してスッキリした環境作り

・家具や雑貨の落下対策で避難経路の確保

・防災グッズを手の届くところで管理する

この3つを意識して環境づくりをするだけでも寝室の防災対策は向上すると思います。

特に “余分なものの処分” は防災だけでなく日常生活にもメリットがあります。

どれもあまり費用を掛けずにできるものばかりです。

みなさんも興味が湧いたらぜひ試してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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