自分の症状を観察して気がついた不整脈の改善方法

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今回の記事は完全にボク個人の症状で気がついたことをまとめた備忘録です。

専門知識や医学的な根拠はありません。

自分の状態を観察した結果なので参考にされる場合は自己判断・自己責任でお願いします。

薬が効いているかもわからず、なかなか治らない不整脈

ボクが不整脈の薬を処方されたのは3年以上前です。

心臓付近に痛みを感じて心配になり近所の循環器科を受診。

その際に伝えた症状から逆流性食炎の可能性が高いと言われましたが、同時に安静時の脈が速すぎると言われました。

ボクは病院が苦手なので受診中はドキドキしてしまうと伝えましたが、心配なので血圧と心拍数の記録を2週間とって再診してくださいといわれました。

家庭用の血圧計で朝晩毎日、2週間計測して再診を受けるとやはり脈が早く、脈をゆっくりに押さえることを目的に薬を処方されました。

その後も心臓付近が痛くなることがあり、同時に自分の中でスコンっと力が抜けるような、何かが外れるような感覚が出るようになり先生に相談。

それでもただ薬を処方されるだけだったのでだんだん病院へ行く気がなくなり症状が出ても我慢するようになってしまいました。

処方された薬も飲みきり、しばらく病院にも行かずに過ごしていたところ風呂上がりに脈がぐちゃぐちゃに脈打ってしまいました。

ドクドクドク…ドクドク…ドクッ…ドクドクドクみたいな感じのものすごく早い鼓動が続き、で普通の脈に戻るまで10分ほど生きた心地がしませんでした。

本来ならその症状が出た時に救急車を読べばよかったのかもしれません、心配になり次の日の朝に今までとは別の病院へ行くことにしました。

2件目の病院で心臓のエコーと携帯型の心電図計で検査

2件目の病院へ行き、事情と前日に出た症状を伝えたところ心電図だけではなく心臓のエコー検査をしてみましょうと提案されました。

心臓のエコー検査を受け、若干逆流が出てるが問題じゃないレベルなので心配ない。

前日に出たぐちゃぐちゃな脈は自律神経の乱れからのもので、その症状が出てすぐに安静な姿勢をとったのは正解だと言われました。

スコンっと抜ける感覚になる時というのが気になるので機械を貸すから症状が出たら心電図をはかってみてくださいとも言われ、携帯型の心電図計を借りました。

携帯型心電図計での測定はなかなか難しい

症状が出た時にすぐに計測するように外出先にも忘れずに持っていきましたが、スコンっと抜けるような症状は一回出るとしばらく出ず、早い時は数分後に出ることもありますが、

長いときだと数時間でないこともあります。

風呂上がり後のぐちゃぐちゃな脈拍もその後出ることは無く、機械を借りていた1週間で症状が出てすぐに計測できたのが3回。

しかし、その3回も機械には通常の脈拍しか記録できていませんでした。

症状が出た時の状況、出た時の感覚などを先生に伝えていると、心電図で計測できていないのではっきりとはわかりませんが、心音にも異常がなく、症状の感じから機外収縮の症状(不整脈)で間違い無さそうだと言われました。

今まで飲んでいた薬も効果があるが、症状が治まらなかったところをみると変えてみてもいいのではと提案されたので新しい薬を処方してもらいました。

自分の症状が何なのかわかっただけで、いつも出るたびに心配と気持ち悪さでイライラしていたスコンっと抜けるような感覚も少し気にならなくなりました。

薬を変えて2年以上、症状は悪化も改善もしない

症状が悪化していないので薬が全く効いていない訳では無さそうですが、症状がなくなることもありませんでした。

しかし、症状が出る回数は少し減ったように思うので少しだけよくなっていっているのかもしれません。

脈がぐちゃぐちゃに脈打つ症状はあの日以降出ることは無く、今では日に何度かスコンっと抜けるような感覚を感じることがあるだけです。

それでももともと持っていた脳貧血やパニック発作と一緒に外出先で出ると非常に不安をあおり、どうにかしたいとずっと思っていました。

不整脈が出た時の状況、体の状態を観察してわかったこと

外出先や自宅で不整脈の症状が出た時の状況や体勢、健康状況などを症状が出るたびに観察しました。

これが意外と良く、いままでは症状が出ると同時に不安があおられていましたが、症状が出るたびに体のどこかに違和感や気持ち悪さが無いか観察することで、症状よりも自分の体の状況に意識を集中することが出来て不安に襲われることが少なくなりました。

その観察を続けた結果、症状が出る時に共通していることがわかりました。

不整脈が出た時に共通していたこと

症状が出るときに圧倒的に多かったのが肩が上がっている状態、いわゆる”怒り肩”の状態になっている時でした。

脈が速くてドキドキしている時に肩が上がっていることが多く、肩甲骨を下げるイメージで肩を下げるとしばらくして症状が落ち着いていったので間違いないと思います。

そして次に共通していたのがモノを持ったり、体が力んでいる時でした。

買い物かごを持っている時や、荷物をしまおうと持ち上げたとき、健康の為に筋トレをしてダンベルを持ち上げたときなどにスコンっという感覚が出ることが多かったのでモノを持ち上げる時に使う筋肉の力みが関係しているんではないかと仮定してさらに観察を続けました。

症状はベッドに寝ている時にも出ることがありました。

そのときの状況としてはベッドに横になりながらスマホをいじっている状況が多かったので荷物を持ち上げているという条件に当てはまります。

荷物を持っている、横になりながらスマホを持ち上げている、どちらの状況も腕の筋肉を使っている状況です。

やはりモノを持ち上げて体が力んでいる時に症状が出るようでした。

症状を観察したことで自分なりの対処法が見つかった

観察した結果、「肩が怒り肩になっている」、「腕で何かを持ち上げている状態で体が力んでいる」このどちらか、または両方が合わさると不整脈の症状が出やすいことがわかりました。

この結果を出すまで一ヶ月以上観察を続けたので間違いは無さそうです。

特に怒り肩になっている時は不整脈だけでなく脈が速くなり不安にもなりやすいことがわかりました。

怒り肩になってしまうのは肩甲骨が上がってしまっている状況です。

肩甲骨が上に引っ張られているので肩甲骨の下側の筋肉、位置的には心臓の背中側に近い筋肉が引っ張られている状態になっているように感じました。

肩甲骨周辺の筋肉の日常的な力みで筋肉にコリが出ている状態になり心臓の脈拍にも影響しているようでした。

これに気がついてから肩甲骨のストレッチと、怒り肩になっていることに気がついたら肩(肩甲骨)を下げることを意識して生活してきました。

結果、症状はゼロにはなっていませんが出る回数は激減しています。

今ではスコンっという感覚を感じる症状は一日1回出るか出ないか、怒り肩はまだ治っていないので脈拍は落ち着きませんが、不安になるほどの鼓動も滅多に出なくなりました。

また、脈拍が速くて不安になった時も真っ先に肩を下げる意識が働くようになったので不安が大きくなる前に対処できるようになりました。

不整脈に肩甲骨周りの筋肉が関係していると知った

自分の体の観察で不整脈に肩甲骨周りの筋肉のコリが関係していると結論づけましたが、どうやら間違いではなかったようです。

最近になってたまたま見つけたネットの記事で、循環器科の先生がペットボトルを使った肩甲骨まわりのストレッチ&トレーニング法を紹介していたり、ユーチューブで整体師の先生が

不整脈の症状を改善するストレッチとして紹介していたのが背中の肩甲骨の下側の筋肉のコリを取る方法でした。

循環器科の先生のトレーニング法は肩甲骨の筋肉を動きやすくほぐすもので、整体師の先生の動画のストレッチは心臓周辺の筋肉をほぐして心臓への圧迫感を軽減するものでした。

どちらもボクがコリを感じている部分にばっちり効きました。

まとめ

自分の体を観察したことで症状のでる条件に気がつくことが出来、結果解決方法に出会うことが出来ました。

まだ症状は完全に消えた訳ではありませんが、確実によくなっていっている実感があります。

もっと早く対処法に出会えていればとも思いますが、以前検索した時には肩甲骨や背中の筋肉が関係しているなんて思っていなくて見逃していました。

回り道をしてしまいましたが、症状を観察し、自分で仮説を立てて、結果効果的な対処法に出会えたことはいい経験になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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