空き家の毎月の電気料金を3分の1にできた方法【楽天でんき】

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生活

皆さんは “実家” や “おじいさんおばあさんの家” はどんな状況でしょうか?

私の場合は、家から少し離れた場所にある祖父母の家が “空き家状態” になっています。

じーちゃん・ばーちゃんとの思い出が詰まっているので “売ったり”、”取り壊してしまう” のが嫌で今でも管理しています。

しかし、管理を続けるにも費用が掛かってしまいます。

その費用の一つである電気代が、【楽天でんき】に乗り換える事で今までの “4分の1” に抑える事ができました。

この記事では

・空き家の電気会社に【楽天でんき】を選んだ理由

・電力会社を変えるというはじめての経験をしてみた感想

・契約前に掛かっていた電気代と “楽天でんき” に乗りかえてからの電気代の比較

・契約から2年以上、何度かの値上げを受けた結果

・【楽天でんき】をおすすめ出来る場合とそうでない場合

など、【楽天でんき】に乗りかえた経験からの感想とデータをまとめてみたいと思います。

【楽天でんき】へ乗り替える前の状況

楽天でんきに乗り替える前は祖父母の生前の契約のまま、中部電力を契約していました。

たまに行く時のためにも電力会社の解約はできない

“空き家” 状態とは言え、祖父母の家は自宅から車で15分ほどの場所にあるので頻繁に出入りしています。

“趣味の道具” や “季節もの” の置き場として倉庫代わりに使用している状態です。

“家自体” と “置いている物” が傷まない様に定期的に空気の入れ変えに行ったり、台風の後などには被害が無いか確認に行ったりしています。

その時にどうしても “電気” が必要になるので、電気を解約する事はできませんでした。

旧電力会社には「基本使用料」のみを払い続けている状態

私が祖父母の “空き家” で使用する電力は極々僅かでした。

・行った時にの照明器具

・換気の時にだけ回す換気扇

・片付けの時に使用する掃除機

・夏場は扇風機とたまにエアコン

これぐらいしか使う事がありません。

居ない時は漏電の心配があるので “ブレーカー” を切る様にしています。

そのため、照明や換気扇は多く見ても月に数十時間程度しか使用していないとおもいます。

掃除機はたまにしかか掛けませんし、季節物の家電はよっぽど長い時間いるとき以外あまり使いません。

毎月の消費電力はごくわずかで、1Kwhしか使用していない月もありました。

あまり出入りしない月でわずか1Kwhしか使用していない状態でも基本料金があるため800円以上払っていました

電気料金は “基本料金のみ払っている” と言っていい状態でした。

空き家の電気会社に【楽天でんき】を選んだ理由

電力自由化で、有名な会社からはじめて聞く名前の会社まで、沢山の選択肢があります。

中にはちょっと危ない会社もあって、選ぶ時には充分な “下調べ” と “注意” が必要です。

“契約者の口コミ”、”直接の問合せ” などを経て納得して選んだのが【楽天でんき】でした。

楽天でんきの【基本使用料0円】がとても魅力的だった

基本使用料のみを払い続けるのバカらしくなっているころに、”楽天でんき” の広告を目にしました。

その広告には【基本使用料0円】書かれていたので、興味をそそられました。

でも「本当に0円なのか」、「使用量が少ないと何かしらの追加請求があるんでは?」と疑っていました。

そこで、疑問に思った部分を問い合わせてみることにしました。

楽天でんきの窓口に疑問点を質問してみた結果

やはり一番心配な部分は “使用料金” や “解約料” といったお金に関する事です。

安いと思って乗り換えたら “工事” や “違約金” で「余計な出費になってしまった」なんてことになっては困ります。

また、2年縛りや3年縛りなど他社への乗換えができなくなる縛りの存在も心配です。

結果は、オペレーターさんは親切丁寧で、こちらの疑問にもしっかりとわかりやすく答えてくれました。

使用量が少な過ぎても割り増し料金が発生する事も無く、契約期間の縛りもありませんでした。

また、古い家でもメーターを交換(無料)するだけで利用できる事がわかりました。

不安点は全て払拭され、心配性な私も「のりかえてみるか!」と決意できました。

電力会社を変えるというはじめての経験をしてみた感想

電力会社の契約はした事がありますが、”乗換え” は人生ではじめての経験です。

じーちゃんたちが住んでいた当時の契約のまま続けていたので、詳しい契約内容も把握していない状況です。

「書類用意したりするのか?」、「携帯電話の様に “予約番号” 的なモノが必要なのか?」などと不安に思っていました。

しかし、実際には想像以上に簡単で、申込手続き以外は “ほぼ丸投げ状態” で乗換え作業は完了しました。

楽天でんきへの申込手続きはインターネットで完結

申込はインターネット上で行います。

申込手続き自体は画面の指示に従うだけなので難し事はありません。

ただ、「そもそも申込が可能か」と「申込時に必要な情報」は手元に用意しておく必要があります。

結果、「申込が可能かの確認」も「申込時に必要な情報」も検針票で全てわかりました。

旧電力会社から楽天でんきへ乗換えるのに【必要な情報】

乗換えに必要な情報は【検針票】に全て記載されていました。

“古い家” でも契約出来るのか、楽天でんきに問い合わせしている時に「検針表は手元にありますか?」と聞かれました。

“検針票” は毎月の電気使用量が書かれている紙です。

何でも、古い電気メーターを使用している家庭には毎月投函されるけど、新しいタイプの電気メーター(スマートメーター)を使用していると投函されないそうです。

手元にある事を伝えるとその中の

・契約したい住所の情報:供給地点特定番号

・お客さま番号

・契約しているプラン:容量

乗換えに必要な情報は【検針票】に記載されている「契約したい住所の情報:供給地点特定番号」「お客さま番号」「契約しているプラン:容量」です

がわかれば大丈夫と教えて貰いました。

確認してもらった結果、問題なく契約できる事がわかりました。

【スマートメーター】への交換が必要!費用は【無料】

検針票がある事で電気メーターが古いタイプである事がわかりました。

“楽天でんき” に乗り換えるには電気メーターを新しい物に交換する必要があるそうです。

その新しい電気メーターが【スマートメーター】です。

検針が自動でできるタイプで、電力会社によって順次交換作業が行われているそうです。

そのため【工事費は無料】でした。

電気メーターの交換に立ち会いの必要なし

楽天でんきに申し込んで、スマートメーターへの交換予約をしてもらってしばらく経った頃に「工事完了」の紙が投函されていました。

スマートメーターへの交換が済んだタイミングで工事完了の紙が投函されました

工事の立ち会い依頼もなく、空き家なので留守中に全てが完了していました。

時間や手間を取られる事無くすべて完了したのでとっても簡単でした。

契約前に掛かっていた電気代と “楽天でんき” に乗りかえてからの電気代の比較

無事に楽天でんきへの乗換えが完了して一回目の請求からその安さに驚きました。

いまは電気料金の値上げが何度も行われた後なので当時よりは支払額は上がっています。

それでも旧電力会社に比べたら3分の1ぐらいに抑える事ができています。

データも交えながら詳しく解説していきます。

旧電力会社(中部電力)契約時の電気料金

まず見ていただきたいのは旧電力会社に払っていた電気料金です。

これは忙しくて全く出入りしていなかった時期の古い “検針票” です。

“電気使用量” はわずか【1kwh】

電気料金としては極々わずかな請求【20円】ですが、基本料金を含めると【807円】請求されています。

あまり出入りしない月でわずか1Kwhしか使用していない状態でも基本料金があるため800円以上払っていました

少し多めに使用した月は【9kwh】で【987円】請求されています。

少し多めに使用した月は【9kwh】で【987円】請求されていました
その料金も大半は基本料金です

ほぼ使用しなくても契約しているだけで “基本使用料” が発生してしまうので最低でも800円以上は払っていました。

楽天でんきに乗りかえてからの電気料金

対して、乗換え当初の “楽天でんき” のはじめての請求額は【155円】でした。

梅雨明け~初夏だった事もあり、扇風機や換気扇を使用していた結果 “電気使用量” は【6Kwh】

楽天でんきにのりかえて一番はじめの請求は【6Kwh】使用してわずか【155円】の請求でした
旧電力会社の基本料金のみと比べても5分の1です

旧電力会社では1Kwhで “800円以上” 払っていたのに、6Kwh使用してわずか “155円” の請求でした。

旧電力会社の基本料金のみと比べても5分の1に減った事には本当に驚きました。

契約から2年以上、何度かの値上げを受けた結果

とは言えみなさんもご承知の通り電気代は値上げを繰り返しています。

一度に “1Kwhあたり12円” の値上げもありました。

しかし、値上を受けたあとの現在2023年でもまだ旧電力会社の基本使用料の3分の1以下に収まっています。

具体的な金額は

2023年の9ヶ月の平均請求額:248円

2023年の9ヶ月の平均使用量は【6.7Kwh】で平均請求額は【248円】でした
旧電力会社の基本料金のみと比べても3分の1に抑えられています

という状況です。

2023年の9ヶ月間では、少ない月で【4Kwh】、夏などは少し多めで【15Kwh】使用しています。

それでも乗換え前の「基本料金+1Kwh使用」の3分の1に抑えられているので、乗換えは第正解だったと思っています。

【楽天でんき】をおすすめ出来る場合とそうでない場合

私にとって【楽天でんき】への乗換えは大正解だったといえます。

しかし、どの空き家も楽天でんきに乗り替えれば電気代を安く抑えられるという訳ではありません。

一番の判断基準は電気をどの程度使用するかです。

楽天でんきへの乗換えをおすすめできる空き家の状況

楽天でんきに乗り替える事で電気代を安く抑えられる “空き家” は

・たまにしか使用しない

・留守中はブレーカーをあげている

など、電力の使用量が少ない場合に限るとおもいます。

と言うのも、楽天でんきは基本使用料が無い代わりに1Kwhあたりの単価は他社より高く設定されています。

そのため使用量が多いと割高になってしまいます。

「倉庫代わりにしている」「換気に行って少し滞在する」的な使い方をしていて、留守中は電気を一切使わないという状況におすすめなんです。

楽天でんきへの乗換えをおすすめできない空き家の状況

“空き家” という状態でも頻繁に出入りをしていて

・冷蔵庫

・エアコン

・テレビ

などの大量の電力を消費する家電を使っている場合にはあまりおすすめできません。

その理由も “1kwあたりの単価” です。

「作業場」「自宅以外の遊び場」などに利用していて、頻繁に長時間滞在している場合には他社よりも高くなってしまう可能性が非常に高いです。

楽天でんきに乗り換えた方がお得かの判断方法

自分のもっている空き家は乗り換えた方がお得かどうかの判断も “検針票” でできます。

検針票に書かれている “電気使用量” に楽天でんきの1Kwhあたりの単価を掛けるだけです。

※単価は御住まいの地域によって違います。

その金額が現在契約している電力会社よりも安いかどうかで判断ができます。

とはいえ季節によっても使用量は変化します。

正確に判断するには各季節のデータでチェックしてみると安心です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

私の祖父母の “空き家” は乗換えによって年間で 

約9,600円(最低800円×12ヶ月)→約3,100円(2022年の月平均255円×12ヶ月)

で【6,500円】も節約できました。

大した金額ではないと思われる方もいるかもしれませんが、無駄な出費が減って大満足です。

スマートメーターになった事で、ネット上で正確な金額も確認んできるし、前年度との比較もグラフも確認できます。

電気代も安くなって管理も楽になる。全てにおいて満足しています。

もし管理している空き家であまり電気を使用していなかったら是非一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

もしかしたら私の様に安さに驚くかもしれませんよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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