【レビュー】業務用強力エアコン洗浄剤”エアリセッター”

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エアコンの掃除用にAmazonで高評価の”エアリセッター”という業務用の強力エアコン洗浄剤を購入しました。

この記事では購入した”エアリセッター”を使用してみての結果や使い心地などの商品レビューをまとめています。

“エアリセッター” を購入した理由

揚げ物をよくするからか我が家のリビングのエアコンの本体カバーには油汚れが目立ちました。

去年のエアコン掃除の時にはホームセンターで購入した市販のエアコンクリーナーを使用しましたが、カビ汚れは落とせたものの油汚れは落としきることは出来ませんでした。

仕方が無いので本体のカバーを外して、食器用の中性洗剤で丸洗いしてなんとか油のぬめりは落とせましたが、エアコン内部の油汚れはそのままの状態になっていました。

そこで、今年は市販の洗浄剤ではなく、洗浄力の強い業務用洗剤を使用しようとおもい “Amazon” や “楽天市場” でエアコン掃除用の洗剤を探しました。

たくさんあるエアコン洗浄剤の中で “エアリセッター” という業務用の洗浄剤の商品名の “油落としクリーナー” の文字に目がとまりました。

商品説明には汚れに応じて希釈倍率を変えて使用することが出来ると書いてあり、リンス剤(すすぎ専用の洗浄剤)を使用しなくても大丈夫という点と、購入者のレビューが “Amazon” で星4、 “楽天市場” では星4.76という非常に高い評価だったので購入を決意しました。

※評価は僕の購入時のものです

アマゾンと楽天でのエアリセッターの評価

Amazonで目にした低評価について

アマゾンの商品ページのレビューには当然ながらどんな商品にも低評価があります。

当然、”エアリセッター” にも低い評価のレビューはあって、購入時には低評価の内容は非常に気になりました。

しかし、商品が “業務用” という点と、”エアコン掃除” というあまりなじみの無い使用目的から、”エアリセッター” に対しての低評価は商品の性能とは関係ないものがほとんどでした。

特に星1つ(★☆☆☆☆)と星2つ(★★☆☆☆)の評価はこの商品の性能というよりは、掃除に必要な道具や準備に関することなので、液体タイプの洗浄剤ほぼ全般に当てはまるものに感じます。

“エアリセッター” にも低い評価はついていますが、特に気にする必要は無いと判断して購入しました。

エアコン掃除に使用した道具

今回エアコン掃除をするにあたって使用した道具についてまとめていきます。

壁や床が汚れないようにする養生資材

エアコン掃除をする時には壁や床に洗剤や汚れが飛んでしまうことも多いのできちんと養生(保護)する必要があります。

ボクは塗装に使用する保護用のビニールとマスキングテープ、ビニール袋でやってしまいますが、エアコンをすっぽり囲うことができるエアコン掃除専用のカバーも売っているので購入を検討してみてはいかがでしょうか。

ビニールやテープを使用して養生する場合には剥がす時に壁紙を痛めないものを選びましょう。

養生資材

洗浄剤の吹き付けとすすぎに使用する噴霧器

エアコンに洗浄剤を吹き付ける時と、洗浄剤を洗い流す時には噴霧器が必要です。

今回の掃除にはダイソーで購入した100円の噴霧器を炭酸飲料のペットボイトルに装着して使用しました。

ダイソーの噴霧器
ダイソーの噴霧器のセット

100円の商品ですが、先端のノズルを調整することで吹き出し方を霧状にもビーム状にも変えることが出来るので非常に便利です。

タンク式の商品に比べると噴出時間が短く、タンクの容量もペットボトルのサイズによるので2L程度しかないので、より快適に作業するならきちんとした噴霧器の購入を検討してみてください。

エアコン洗浄剤 “エアリセッター”

掃除に使用する洗浄剤です。

希釈倍率が20倍になるように水道水で希釈した “エアリセッター” を1L用意しました。

噴霧器にエアリセッターをセットした状態

説明書に20倍に希釈する場合の水と洗浄剤の重さの例が載っているので、秤を使用して簡単に希釈することが出来ました。

エアリセッター

頑固な汚れを擦り洗いするナイロンブラシ

説明書にも汚れはナイロンブラシで擦って落とすように書かれています。

ナイロンブラシといっても特別なものは必要なく、歯ブラシを使用すれば大丈夫です。

アルミフィンは簡単に変形してしまうので、ボクは柔らかい歯ブラシを使用して掃除しました。

“エアリセッター” を使用して実際にエアコン洗浄をしてみた

購入した “エアリセッター” を使用して自宅のエアコン掃除をしてみました。

まずはエアコンのフロントパネルやフィルターなどの部品を可能な限り外します。

エアコンの外装を外した状態

使用しているモデルや、掃除する人の技術でどこまで分解するかは違ってきます。フィルターを外すだけでも掃除は出来るので無理して分解するのはやめましょう。

ボクはフィルター、フロントパネル、フラップバーを外して作業に取りかかりました。

次に、壁やエアコンの水分がかかってはいけない電子部品をビニールで養生していきます。

特に機械部分は水が掛かるとショートして故障に繋がります。

表面を覆うというよりは “包む” イメージで水分が回り込まないように丁寧に養生しましょう。

エアコン掃除のために壁を養生した状態

壁の養生も出来たら汚水を受けるビニールを取り付けます。

専用の商品が出ているので購入すると便利だと思いますが、ついついケチってビニール袋で済ませてしまいました。

皆さんは専用の商品の購入をお勧めします。

養生が全て完了したらいよいよ洗浄液を吹き付けていきます。

洗浄剤の吹き付けやすすぎ作業では予想以上に跳ね返りがあります。目の保護とマスクは忘れずに装着しましょう。

コーラのペットボトルに20倍に希釈した “エアリセッター” を入れて、ダイソーの噴霧器を取り付けてポンピングしてアルミフィンや送風ファンに吹き付けていきます。

ノズルを霧状にしすぎるとまわりに飛び散ってしまうし、ストレートに絞り過ぎると跳ね返ってびちゃびちゃになってしまうのでちょうどいい状態に調節してから吹き付けましょう。

“エアリセッター” は泡状ではないので流れてしまうので少し工夫がいります。

全体にまんべんなく吹き付けることが出来たら汚れを落とす為に少し時間をおいてからナイロンブラシで擦ります。

カビをブラシでこする

ボクは一回全体にまんべんなく吹き付けて放置した後、もう一度残った洗浄剤を全体に吹き付けてまた放置しました。

洗浄が済んだら噴霧器の中に水道水を入れてエアコンに付いている洗浄剤を洗い流していきます。

洗浄剤が残っているとカビの原因になるらしいのでたっぷりの水でしっかりすすぎ洗いします。

汚れは汚水受けに溜まった水と室外機のドレンホースから出た水で確認できます。

エアコン掃除で出た汚水

ボクは合計3回水を足したので、3Lぐらいの水ですすぎ洗いしました。

写真だとわかりにくいですが、アルミフィンのカビ汚れもかなり奇麗になりました。

掃除前と後のアルミフィン

あとははじめに外した本体カバーを全て取り付けたらエアコン内部を乾燥させる為にエアコンを起動して、運転をを “送風” 、風量を “最強” にして3時間動かしました。

この乾燥作業でも送風ファンから水分が飛んでくるので注意が必要です。

以上で洗浄作業は完了です。

“エアリセッター”を使って感じた”良い点”

①コストパフォーマンスが高すぎてびっくりする

販売会社の公式の説明書には1000g入りの “エアリセッター” を一般家庭用の20倍希釈使用した場合に約20台のエアコンの洗浄が出来ると書かれています。

ボクが購入した時の商品価格が約2000円だったので、20台洗浄したとして、一台あたりにかかる洗浄剤のコストはわずか100円です。

それまでホームセンターで購入していたスプレータイプのエアコン洗浄剤が一回分で1500円~2000円近くしていたので15分の1から20分の1の金額でエアコンを掃除できるようになりました。

専門業者に洗浄を依頼すると1台約10000円近くかかります。

当然専門業者の洗浄に比べれば仕上がりに大きな差がありますが、金額の面では比べ物にならないほどの魅力があります。

②希釈倍率を自分で決めることが出来る

“エアリセッター” の魅力には希釈倍率の自由度もあります。

販売会社の “純閃堂” さんの説明書には洗剤の希釈倍率は10倍~20倍の範囲で選ぶことが出来ると書いてあります。

一般家庭のエアコンには20倍の希釈を推奨していますが、汚れがひどく落ちにくい場合には少し濃いめに希釈して使用することが出来るようです。

今回の掃除では説明書通り20倍希釈で使用していましが、十分満足できる洗浄力でした。

市販の洗浄剤では汚れに応じて洗浄剤の濃さを変えることは難しいので非常に満足しています。

③洗浄剤のすすぎ作業が非常に簡単

メリットであると同時にデメリットでもありますが、洗浄液がさらさらした液状なので “すすぎ” の作業が非常に簡単です。

洗浄液を吹き付けた時と同じスプレー式の噴霧器に水道水を入れてアルミフィンに吹き付けて洗浄剤をすすぎます。

泡でっている訳ではないのでどのくらい濯げば洗浄剤を完全に流せるかは判断が難しいのですが、一回で十分洗い流せているような印象でした。

ボクは送風ファンなどからカビのカスのような小さな黒いゴミが出なくなるまで1Lの水道水で3回すすぎました。

ドレインからも濁った水は出なくなったのできちんとすすげていると思います。

“エアリセッター” を使って感じた”気になった点”

①薬剤が泡状ではないので汚れに対しての密着力が低く感じる

洗浄剤が泡状ではないので汚れている部分に吹き付けても密着しているのかがわかりづらく、密着せずに流れ落ちてしまっているのでは?と感じました。

過去に他社商品のスプレータイプで泡状の洗浄液の使用した経験があるので、洗浄剤は泡状の方がその場にとどまって使いやすく感じました。

自分で希釈するタイプで、泡状の洗浄剤は難しいとおもうので仕方がありませんし、粘度があっては薬剤の洗い流しが大変になってしまうので仕方がありませんが、洗浄剤の流れやすさは気になりました。

②カビ汚れは擦らないと落ちにくい

油汚れは吹き付けてしばらく置くだけで簡単に落ちましたが、アルミフィンや送風ファンのくろいカビ汚れは吹き付けただけでは落とすことが出来ませんでした。

説明書にもナイロンブラシで擦るように書いてあったので問題ありませんが、送風ファンのカビ汚れはブラシで擦っても1回では落ちず、何回か “洗浄剤の吹き付け→ブラシで擦る” を繰り返す必要がありました。

これも①と同様に汚れに対しての密着力が低いからかもしれません。

泡のように隙間まで入り密着するタイプの洗浄剤ではないので、浸け置きのように放置しても洗浄剤が流れ落ちてしまい、結果何度か作業を繰り返す必要があったのでは?と考えています。

しかし、繰り返すことでカビ汚れは流れ落ちなくなったので、洗浄力が低いという訳では無いとおもいます。

過去に使用した他の商品と比べての感想

“エアリセッター” を購入する前はホームセンターで購入できるスプレー式の洗浄剤を使用していました。

泡状の洗浄剤が出るスプレーと、 “洗浄剤” を流す “すすぎ用 “のスプレーになっている2本セットの商品や、すすぎ不要の薬剤が噴出されるそれ1本で掃除が完了する商品などさまざまなタイプの商品を利用してきました。

ホームセンターで購入する商品は、一回の掃除にそこそこの値段がかかるわりに薬剤の量が少なく、毎回物足りなさを感じていました。

今回購入した “エアリセッター” は業務用ということもあり薬剤は1000gと大容量で、かつ薄めて使うタイプなので一般家庭用の20倍希釈で1台のエアコンに約1L使用したとしても20台分の量があります。

希釈率さえ守れば洗浄剤の量も自分の好きに作れるので、ホームセンターで購入していたスプレータイプの商品に感じていた物足りなさも解消されました。

まとめ

今回はじめて業務用のエアコン洗浄剤を使用しました。

“業務用” という言葉で使用方法が難しいかもと身構えていましたが、道具さえ準備できれば非常に簡単でした。

道具も近所の100円ショップで購入したもので十分使えました。

今まで買っていた市販の洗浄剤では落とせていなかった、蓄積された汚れもきちんと落とせたようで洗浄力にも非常に満足しています。

値段も安く、洗浄力も高く、”エアリセッター” を購入してよかったです。

自分でエアコンの掃除をしてみようと考えている方へ、業務用強力エアコン洗浄剤 “エアリセッター” おすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。  にわけもの

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