昨年の10月に長年使っていたお風呂の蓋をやめて、抗菌仕様の “東プレ ミューファン Ag折りたたみ風呂ふた” を購入しました。
新しい風呂蓋に交換したことで今まで感じていたストレスが軽減して大満足しているので、この記事で “東プレ ミューファン Ag折りたたみ風呂ふた” を半年以上使用して感じたレビューをまとめていきます。
今まで使っていた風呂の蓋に感じていたストレス
今まで使用していたものは6年前に引っ越した時に購入したプラスチックでできたロール式の安価な風呂蓋でした。
購入当時によく調べずホームセンターで抗菌処理されていない安い商品を購入したことで後悔することになりました。
ストレス① カビが生えやすく、落としにくい構造
見た目は真っ白で気に入っていたんですが、抗菌処理をされていないのでパーツごとのつなぎ目のシリコンのような部分や、蓋の裏側の滑り止めの部分、蓋のパーツの淵のパーツとの隙間などに次第にカビが生えはじめました。
はじめの頃はカビが生えてしまっても “カビキラー” で掃除すれば簡単に綺麗になったのでそこまで気にしていはいませんでしたが、だんだん落ちにくくなり、6年近く使用した頃には “カビキラー” でも落ちなくなってしまいました。
特につなぎ目のシリコンの様な部分や風呂の蓋の裏に付いてい滑り止めの部分は表面ではなく本体との隙間にカビが浸食しているらしく、落ちないカビで汚い見た目になってしまいました。
ロール式の風呂蓋なのでつなぎ目の数が多く、その全てがカビで黒ずんでしまいました。
本体自体のプラスチックは白くキレイなので、カビの生えている部分の汚さが余計に目立ち、毎日風呂に入る度にストレスを感じていました。
ストレス② 気をつけても鳴るうるさい開閉音
ロール式の風呂蓋は蓋の開け閉めの時にパタパタパタッと大きな音がします。
蓋が中空構造で軽く、それに加えて音の反響しやすい風呂場での使用なので想像以上に音が大きく、集合住宅に住んでいるので開け閉めの時には気を使いました。
ゆっくり開け閉めしようとしてもちょっと手が離れただけでパタパタパタッ！
掃除しようとおもい立てかけていたら勝手に広がってパタパタパタッ！その音が毎回大きいのでロールタイプの風呂蓋の出す音には本当に気を使いました。
ストレスを感じていたのに長年買い替えなかった理由
“安いから” とよく調べずに安い商品を購入したことで “カビ汚れ” と “音” で長年ストレスを感じることとなりました。
ストレスを感じていながら6年近くも買い替えずに使い続けていたのはズバリ “金額” でした。
ホームセンターに用事があった時にロールタイプではない風呂の蓋を見てみましたが、2分割の板状のものだと1.5万円～2万円近くして、折りたたみ式の安いものでも7千円近くしました。
長く使うものなのでトータルで見ればたいした金額ではありませんが、用途が “風呂の蓋” なので自分しか使わず、誰にも見せないのでついつい後回しにしてしまいました。
高いものだと思い込んでいたのと、優先度を低く考えていたことでネットショップで探すこともしていませんでした。
そんな時、ヤフーからPayPayモールのクーポンを貰い、おすすめ商品を眺めていたらこの商品を見つけて、値段の安さに驚きました。
“東プレ ミューファン Ag折りたたみ風呂ふた” の商品説明と購入した理由
製造しているのは “東プレ株式会社” で、安心の国産の商品です。
本体はポリプロピレン樹脂製で、滑り止めの素材はオレフィン系エラストマという素材でできています。
“ミューファンR・パウダー” と言う素材が使われていて、そのおかげで抗菌・防臭・防カビの機能を持つ折りたたみ式の風呂ふたです。
風呂蓋の形状はシンプルなフラットなデザインで、加えて “ミューファンR・パウダー” の抗菌機能があるので掃除がし易いのが売のようです。
ボクが購入したサイトでは幅70cmタイプと幅75cmタイプが売られていて、長さは10cm単位で数種類売られていました。
購入時は70cm×110cmのモデルが送料・手数料無料で税込み3250円で、持っていたクーポンを適用して2750円で購入しました。
商品の開封と品質の確認
商品は厚手の透明ビニールに包まれて、緩衝剤と一緒に段ボールで梱包されて届きました。
しっかりした梱包のおかげで傷や汚れ、破損はありませんでした。
表面はつるっとしているけど若干つや消しのような仕上げで、バリやジョイント部のつなぎ目の不良も無く、仕上がりは丁寧だと感じました。
つなぎ目はラメのようなものが入っていてキラキラしていています。
板状のパーツは厚での素材が使われているのか、たわみも出にくく想像よりも強度がありそうです。
しかし、決して重いわけではなく、開け閉めの折りたたみの作業も片手でパタンパタンッとこなすことができます。
蓋の裏の滑り止めがシート状ではなくちょっとした突起のような形状（赤枠内）の為か、実際に風呂に設置してみるとしっかりとグリップしてくれています。
“東プレ ミューファン Ag折りたたみ風呂ふた” を使用して感じたメリット
① カビやヌメリが本当に抑制されている
抗菌の効果を実感してみたかったので使用しはじめてから二週間近く蓋を擦り洗いせずに使用してみました。
風呂掃除をする時も、こすり洗いは浴槽のみで蓋は洗い流すだけにしてみました。
結果、二週間程度ではヌメリも出ませんでした。
そこで今度は今まで使っていた古い蓋と同じような掃除頻度で実験してみることにしました。
蓋の掃除は一週間に一度程度の頻度で丸洗いし、それ以外の時はシャワーで洗い流すだけという状況で使ってみることにしました。
1ヶ月では違いがわからなかったので3ヶ月試してみたところ、やっと少しだけヌメリが出ていましたがカビは全く生えていませんでした。
抗菌効果がどれほどのものは疑っていましたが、実験してみてその効果をしっかりと感じることができました。
② 開閉時の音が小さい（※ロールタイプに比べて）
それまで使っていたロールタイプと違って開閉音が非常に小さくなりました。
パーツの頑丈さも関係しているかもしれませんが、一番の違いは勝手に開いてしまわないので不意に大きな音が出てしまう心配がありません。
風呂をあける時も閉める時もパタパタ音が小さくて済むので階下の部屋などに気をつけながら入る必要がなくなって気が楽になりました。
③ 折りたたみ式なので乾かしやすい
それまで使っていたロールタイプは広げておくか、丸めて立てかけておくしか選択肢がありませんでした。
しかし今回購入した “” は降りたたみ式なので開いた蛇腹状にすることで早く乾かすことができます。
“抗菌処理” に加えてこの置き方ができるので、空気の通り道ができてヌメリやカビの発生を抑制できているのかもしれません。
この置き方は高い2分割や3分割の板状の商品でもできないので、折りたたみ式の風呂蓋のみの利点だとおもいます。
この置き方は風呂桶も乾燥させやすいのですごく気に入っています。
“東プレ ミューファン Ag折りたたみ風呂ふた” を使用して感じた残念な点
① 浴槽にピッタリのサイズは難しい
ボクが購入した “70×110” の風呂蓋は正確には “700mm×1092mm” で、幅約97mmの板状のパーツ11枚で構成されています。
奥行き方向は5cm刻みで70タイプと75タイプが用意されているので問題ありませんが、幅方向は板の幅が関係してくるのでなかなかピッタリとはいきませんでした。
我が家の浴槽のお湯を溜める部分のサイズが104cm×58cm、壁から壁が119cmなので、110cmだと少し短めで、その上の120cmだと壁に当たってしまいます。
110cmでも湯を貯める部分が隠れない訳ではありませんが、どちらか片方にズレると隙間が出てしまいます。
板幅が狭いとロールタイプと似たデメリットが出てしまうので仕方が無いことなのですが、設置する風呂によってはフィット感があまり良くない場合があります。
② カラーにホワイトが欲しかった
これは商品に対する残念なポイントではなくボクの都合での後悔です。
クーポンを使用して安く購入したかったのでヤフーショップで購入する必要があり、カラーの選択肢が “シルバー” しかありませんでした。
しかし、後々調べてみると楽天などではよく似た商品の “ホワイト” や “ブラウン” が売られていました。
購入時は「シルバーでもいいや！」とおもって購入しましたが、他の風呂グッズがホワイトや乳白色のものばかりなのでやはり白にしておけばと良かったとおもっています。
まとめ
2021年の11月にクーポンを使用してヤフーショプで購入しました。
クーポン適用前でもホームセンターの商品に比べて半値以下で購入できて、作りもしっかりしていて抗菌の効果をしっかり感じられる良い商品でした。
「人目につく場所ではないから」と後回しにしていましたが、もっと早くに調べて買い替えれば毎回風呂に入る度にストレスを感じずに済んだかとおもうと残念です。
この記事を読んでいただけたということはお風呂の蓋の買い替えを検討されている状態だとおもいます。
ネットショップで購入するとホームセンターの安い商品と同じくらいの金額で “抗菌タイプ” の “折りたたみ式” のモノが買えるのでおすすめです。
ボクのようにカラーで後悔しないように複数のショップをチェックしてみることをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。 にわけもの
